テーラー、ライト、スルホビックが一回戦敗退
ワールドグランプリ 第2日
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スティーブ・ウェストがUnibetワールドグランプリの一回戦に、人生で最高のダーツでフィル・テーラーを下し夢のようなデビューを果した。マイケル・バンガーウェンもダブリンで才能あるバナナ皮色のスティーブ・ビートンを倒した。
ウォルサムアビーズウェストのプレーヤーはたった一週間前の予選通過資格締め切りぎりぎりで、プレーヤーズチャンピオンシップの決勝へ進出し、ようやくワールドグランプリへの切符を手にいれたところだった。しかし彼は多くの世界最高プレーヤーの中で、驚異のダーツを見せた。
テーラーは11度ワールドグランプリで優勝しているが、1レッグダウンから反撃しオープニングセットを3-1で取り、2セット目も4レッグを分け合い、勝利まであと1レッグとした。
しかし、ウェストは2度目の101チェックアウトで上がると第2セットを奪い、第3セットも3-1で取り彼の経歴の中で最大の勝利を収めた。
「越を抜かしたよ。」とウェスト。彼は水曜の二回戦でダリル・ガーニーと対戦する。
北アイルランドのガーニーは利き手の指骨折による1ヶ月離脱から復帰したところだが、オーストリアのメンサー・スルホビックを最終レッグで下し初めてベスト16へ進出した。
世界No.1のバンガーウェンはスティーブ・ビートンに1セットダウンから挽回し二回戦進出、初出場のジェームス・ウィルソンとの対戦となる。
ビートンは素晴らしい135チェックアウトなどで1レッグダウンを覆しオープニングセットを3-1で取ったが、バンガーウェンは6レッグを連取、118チェックアウトであっさり勝利してしまった。
フッダーズフィールドのウィルソンもアイルランドのミック・マクゴーワンに対し1セットダウンから反撃、このダブルスタート方式で最終レッグを3-0で取って彼のデビュー戦を勝利した。
世界No.5のピーター・ライトもテーラー同様、2011年n準優勝者、ブレンダン・ドランにストレートセットで敗退、ドランは次に2013年の準優勝者、デーブ・チズナルと対戦する。
一方、チズナルは電力障害で試合が20分遅れ、ロビー・グリーンに1セットを落としたが、最後はベスト16へ進出した。
アラン・ノリスは第8シードのマイケル・スミスに2-1としワールドグランプリ初勝利を飾った。スミスは第1セットを3-1で取ったものの、ライバルは156チェックアウト、136チェックアウトなどで勝利した。
ウィットロックはジョー・カレンを相手に1セットダウンから続く7レッグのうち6レッグを取り勝利、生き残った。彼は先週土曜に2年ぶりのランキングトーナメント優勝を飾ったばかりだ。
ダブルスタート方式のトーナメントは火曜に二回戦を開始し、世界チャンピオンのギャリー・アンダーソン対オーストラリアの新進気鋭カイル・アンダーソンの対戦を含め4試合が予定されている。
世界No.3のエイドリアン・ルイスは2度のダブリン準優勝者、レイモンド・バーナベルトと対戦、2度の準優勝者、テリー・ジェンキンスは若手オランダのスター、ベニト・バン・デ・パスと対戦、ステファン・バンティングはキム・ハイブレクトと対戦する。
2016Unibetワールドグランプリ (カッコ内はランキング)
10月3日(月)
<一回戦結果>
デーブ・チズナル(9) 2-1 ロビー・グリーン(48)
ミック・マクゴーワン(96) 1-2 ジェームス・ウィルソン(50)
メンサー・スルホビック(14) 1-2 ダリル・ガーニー(28)
マイケル・スミス(8) 1-2 アラン・ノリス(27)
ジョー・カレン(33) 1-2 サイモン・ウィットロック(20)
フィル・テーラー(4) 1-2 スティーブ・ウェスト(61)
マイケル・バンガーウェン(1) 2-1 スティーブ・ビートン(25)
ピーター・ライト(5) 0-2 ブレンダン・ドラン(21)
10月4日(火)
<二回戦組合せ>
テリー・ジェンキンス vs ベニト・バン・デ・パス
ステファン・バンティング vs キム・ハイブレクト
ギャリー・アンダーソン vs カイル・アンダーソン
エイドリアン・ルイス vs レイモンド・バーナベルト
10月5日(水)
<二回戦組合せ>
アラン・ノリス vs サイモン・ウィットロック
ブレンダン・ドラン vs デーブ・チズナル
スティーブ・ウェスト vs ダリル・ガーニー
マイケル・バンガーウェン vs ジェームス・ウィルソン
フォーマット
一回戦=ベストオブ3セット
二回戦=ベストオブ5セット
準々決勝=ベストオブ5セット
準決勝=ベストオブ7セット
決勝=ベストオブ9セット
一セット=ベストオブ5レッグ
ビギンダブル、エンドダブル