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ギャリー・アンダーソンが集中してきた

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2016.10.05 Wed.

ワールドグランプリ 第3日

低層建物の魅力、ダブリン市街

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キム・ハイブレクトがUnibetワールドグランプリの二回戦に勝利し、世界チャンピオンのギャリー・アンダーソンとの対戦に照準を合わせた。レイモンド・バーナベルトとベニト・バン・デ・パスのオランダの2人もダブリンの準々決勝へ進出した。

ベルギーのハイブレクトは今年のダブルスタートトーナメントで現在のところ大会ベストアベレージ98.47を記録した。彼は火曜にこの調子でステファン・バンティングを素晴らしい3-0のホワイトウォッシュで退けた。

ハイブレクトはこの試合11レッグでのスタートダブルを全部入れ、大きな反撃もなく5レッグ連続で勝ち取り2セットアップとする。第3セットは1レッグダウンから14ダーツを3連続し勝利した。

このアントワープ出身の30歳は水曜の準々決勝で世界No.2のアンダーソンと対戦し、この400,000ポンドのイベントで初めてのメジャータイトルを狙い続ける。

「きょうの出来には本当に満足している。」とハイブレクト。彼は2014年ベスト4のバンティングを倒すのに22分しか必要なかった。

「僕はスタートのダブルを3本以上外していない。これがこのフォーマットで凄く大事なことで、本当にいいプレーができた。僕はダブルが好調で180得点や140得点も良く出る。」

「メジャートーナメントでいいダーツをすること、僕等みんながやろうとしてることだ。最近僕は調子がでなかったけど、感触はいいし自信もありこのまま頑張ろう。」

アンダーソンも素晴らしいダーツで同姓のカイル・アンダーソンとの二回戦を行った。彼は第3レッグを落としたところから反撃し第4セットをすんなりものにして3-1の勝利、アベレージはほぼ97に達した。

このスコットランド人はすぐさま木曜のハイブレクトとの対戦に目をやり、「彼は最近2,3の試合で僕に勝っており、僕はそれを取り戻したい。」

「キムは今晩いい試合をしていた、本当に素敵だった。だから彼との試合はタフなものになる。キムは勝利を楽しんでいるので僕は彼との対戦に準備する。僕はちょっといらいらしてるけど彼はそれも知っている。」

他の素晴らしいダーツは2度のワールドグランプリ準優勝者、レイモンド・バーナベルトだ。彼はエイドリアン・ルイスをストレートで下し準々決勝へ進出した。

きっかけは第1セットの最終レッグで、ルイスが5本のダブルミスにこのオランダ人がセットを取り、さらにこの5度の世界チャンピオンは続く7レッグのうち6レッグを取り試合を決め、バン・デ・パスとの対戦に進んだ。

「気分はいいし、ちっとも神経質にならなかった。今晩は僕の夜だ。」とバーナベルト。彼のアベレージも97.90に達した。「しっかりしたゲームになり、結果に満足している。」

「スタートはエイドリアンも素晴らしく試合をリードしていたけど、最終レッグで僕が刻み込んだ。あれは第1セットで一番大事なレッグだった。その後は僕は彼にプレッシャーをかけ続けたかった。それが僕がやった事だ。」

バン・デ・パスがメジャー大会でベスト8に残ったのはようやく2度目となるが、バーナベルトは、「オランダにとってとてもいい事だし今晩のような展開になるよう準備するつもりだ。」

「ベニトは尋常な状況で準々決勝に進出できている訳ではない。彼は素晴らしいプレーヤーでここ2~3年はいい成績を残しているし、僕は誰も過小評価していない。」

「僕は今年1つか2つ優勝したいと思っている。それは可能だと思う。ずっと信じ続ければ、絶対何でも達成できる。でも準々決勝ではベニトとの対戦なので、今はそれ以降のことは何も考えていない。」

バン・デ・パスは2度のダブリンでの準優勝者、テリー・ジェンキンスに1セットダウンから反発、強いダーツを見せ続けた。

「凄く嬉しい。」とこの23歳。「これが僕にとってメジャーで2回目の準々決勝だ。満足している。」

「僕にとって大きな勝利だ。僕の今年の目標はトップ16に入ることだけど、次のゲームも頑張る。この調子が続けばいいと思う。感触もいいし楽しみにしている。」

ダブルスタートのトーナメント二回戦は水曜日に完了、世界No.1のマイケル・バンガーウェンがジェームス・ウィルソンとの対戦で出場する。

元準優勝のブレンダン・ドランとデーブ・チズナルが対戦、アラン・ノリス対サイモン・ウィットロック、11度のチャンピオン、フィル・テーラーを破ったスティーブ・ウェストが北アイルランドのダリル・ガーニーと対戦する。

2016Unibetワールドグランプリ
10月4日(火)
<二回戦結果>
テリー・ジェンキンス     1-3  ベニト・バン・デ・パス
ステファン・バンティング   0-3  キム・ハイブレクト
ギャリー・アンダーソン    3-1  カイル・アンダーソン
エイドリアン・ルイス     0-3  レイモンド・バーナベルト

10月5日(水)
<二回戦組合せ>
アラン・ノリス       vs  サイモン・ウィットロック
ブレンダン・ドラン     vs  デーブ・チズナル
スティーブ・ウェスト    vs ダリル・ガーニー 
マイケル・バンガーウェン  vs  ジェームス・ウィルソン

フォーマット
一回戦=ベストオブ3セット
二回戦=ベストオブ5セット
準々決勝=ベストオブ5セット
準決勝=ベストオブ7セット
決勝=ベストオブ9セット
一セット=ベストオブ5レッグ
ビギンダブル、エンドダブル

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