最高の役者が揃った、いざ!
2016ワールドグランプリ 準決勝
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2016Unibetワールドグランプリ
10月7日(金)
<準決勝結果>
マイケル・バンガーウェン 4-2 デーブ・チズナル
ギャリー・アンダーソン 4-1 レイモンド・バーナベルト
10月8日(土)
<決勝組合せ>
マイケル・バンガーウェン vs ギャリー・アンダーソン
フォーマット
準決勝=ベストオブ7セット
決勝=ベストオブ9セット
一セット=ベストオブ5レッグ
ビギンダブル、エンドダブル
世界ランキング1位と2位のマイケル・バンガーウェンとギャリー・アンダーソンが土曜夕刻のUnibetワールドグランプリ決勝で対戦する。彼等はダブリン、シティウェストホテルでの準決勝で素晴らしい勝利を収めた。
2度のワールドグランプリチャンピオン、バンガーウェンはベスト4の戦いでデーブ・チズナルを激戦の末4-2で下しタイトル奪還の道をひた走った。彼は優勝賞金100,000ポンドの待つ決勝へ名乗り出た。
開始早々、爆発的な最上級の準決勝となり、バンガーウェンが106チェックアウト、101チェックアウトなど、チズナルも10ダーツで反応するなどで第1セットはバンガーウェンが3-1で勝利。
2013年の準優勝者、チズナルは続く2セットをそれぞれ3-1で取り闘いをリードするが、バンガーウェンも第4セットを10ダーツなどで取ると、試合は2-2の振り出しに戻った。
バンガーウェンはここから第5セットを取り主導権を取り戻すと第6レッグは0-2ダウンから大反撃し勝利、5年で4度目のダブリン決勝へと進んだ。
「デーブは素敵な奴でこんなびっくりするいい試合が出来て嬉しい。」とバンガーウェン。アベレージはダブルスタートにも関わらず驚きの99となった。
「デーブは素晴らしい試合をした。だから僕も真剣に戦わなければならなかった。彼は試合をすごく深いものにした。相手がこのように戦ってくるとプレッシャーを感じるものだ。でも僕もいいプレーができたし、とても満足している。」
「僕のアベレージはダブルスタート方式としてはびっくりする位いいけどまだ改善できる。必要な時に必要なことが出来ていた。これが自信につながっている。みんな僕相手だと素晴らしいプレーをしてくるので、僕もAクラスの試合をしなければならない。」
バンガーウェンは昨年の決勝でロバート・ソーントンに敗れる前は2012年と2014年のチャンピオンだった。この世界No.1は「決勝進出できてとてもうれしい。こういう風にプレー出来れば優勝すると思う。」
「言うのは簡単だが。こういう風にプレッシャーを掛け続けられるとすごく苦しくなるけど、僕は凄いダーツをしてるのでこんなプレッシャーの中でもどう戦うか判ってる。」
金曜のその他の準決勝は世界チャンピオンのアンダーソンが2度のダブリン準優勝者、レイモンド・バーナベルトを4-1で下し、ダブルスタート方式で初めて決勝進出を果した。
このスコットランド人は第1セットを素晴らしい148フィニッシュで3-1とするとバーナベルトも第2セットは1レッグダウンから反撃し最終レッグにもつれ込んだ。
アンダーソンは第3セットで104をチェックアウト、13ダーツで上がり2レッグダウンからこのセットを奪い返し、第4レッグも3-1で取り、第5セットは最終レッグでの攻防となった。
このスコットランド人は彼にとって今週ベストのパーフォーマンスとなるほぼ99アベレージとし、待望の決勝へ勢い良く進出した。
「レイモンドは今夜は凄くいいプレーをしていた。」とアンダーソン。「彼は終盤にいくつかスタートのダブルをミスしていたが、スタートした後得点力が強く、180得点も多かった。」
「難しい試合だったけど今夜は僕のスタートとフィニッシュがすごく良かった。いい試合だったと思う。」
「マイケルとの決勝が楽しみだ。彼は早投げで僕のスピード感だ。いいゲームになると思う。このトーナメントは2012年からの彼の経歴の始まりだが、今彼は目標とされる人間になった、とスカイTVが言っていた。」
土曜の決勝は、その前に現チャンピオンのミック・マクゴーワンとコーク出身のラディック・スザガンスキーとの間で戦われるカービーメモリアルアイリッシュマッチプレーチャンピオンシップ決勝が行われる。
アイリッシュマッチプレー決勝は土曜夜pm7:30からベストオブ11レッグで行われ、ワールドグランプリ決勝はpm8:30から行われる。両方ともスカイスポーツでライブ放映される。