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<メジャー>グランドスラム準々決勝、MVG/ライトが勝ち進む

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2016.11.19 Sat.

長丁場はテーラーに負担だったか?

http://www.pdc.tv/news/articl…

SINGHA Beerグランドスラムオブダーツ
11月18日(金)
<準々決勝(1)結果>
マイケル・バンガーウェン 16-3 ブレンダン・ドラン
ピーター・ライト     16-10 フィル・テーラー

11月19日(土)
<準々決勝(2)組合せ>
クリス・ドービー     vs  ジェームス・ウェード
ギャリー・アンダーソン vs  レイモンド・バーナベルト

11月20日(日)
<準決勝組合せ>
マイケル・バンガーウェン vs  ピーター・ライト
アンダーソン/バーナベルト vs ドービー/ウェード

<フォーマット>
準々決勝: ベストオブ31レッグズ
準決勝:   ベストオブ31レッグズ
決勝:    ベストオブ31レッグズ

ピーター・ライトが金曜夜、自身の歴史の中で目立ったパーフォーマンスを見せてフィル・テーラーを16-10で下し、テーラーの7度目のSINGHA Beerグランドスラムオブダーツのタイトル挑戦を阻んだ。マイケル・バンガーウェンはウォルバーハンプトンのシビックホールで危なげなく準決勝へ進んだ。

第5シードのライトは今大会以前のグランドスラムではベスト16以上に勝ち進んだことがなかったが、今回は10個の180得点、4個の100越えのチェックアウトなど強いダーツを続け、未だかつてないダーツ界の巨人を打ち負かした。

ライトは序盤の素晴らしい戦いで5-0とリードすると6度のウォルバーハンプトンシビックのチャンピオンであるテーラーもようやく焦点が定まり、続く5レッグのうち4レッグを奪って6-4とした。

ここでライトは9ダーツトライしたものの12ダブルをミス、しかし7-4リードとするとテーラーも反撃しその差を1レッグと迫った。しかしここでこのスコットランド人は素晴らしい152チェックアウト、101チェックアウトと連続し再び差を拡げた。

テーラーはスリリングな143フィニッシュの14ダーツなどで反撃し9-8と迫ったが、ライトは141チェックアウト、121チェックアウトと2つの殺人的フィニッシュで再三突き放し13-8とリードした。

テーラーは62フィニッシュ、64フィニッシュで14-10と近づいたものの、ライトは10個目の180得点から8ダブルを決め14ダーツで記念すべき勝利を収めた。

「すごく冷静なままゲームを楽しむことができた。凄くリラックスしナイスゲームができた。」とライト。このイベントでベスト8へ進んだ結果、ライトはテーラーとルイスも抜き去り、PDC賞金ランキングで3位に躍り出た。

「この試合は後ろでは少々騒がしかったが、あたかも僕の家でフィルと対戦しているようだった。以前ならフィルも反撃して僕を倒してきたので、今回もそれを待ち構えていた。でも多くを学んでいたので狙いをつけていた。」

「ダブル上がりはこのゲームの大きく重要な部分で、厳しい練習が今夜は実った。凄く嬉しい。」

この前に、現チャンピオンのバンガーウェンが16-3でブレンダン・ドランを粉砕しベスト4へ名乗りを上げた。ドランは初めてウォルブズシビックで準々決勝へ進出したがこの世界No.1の得点力の前になす術がなかった。

バンガーウェンは序盤から特段の反撃も受けず104チェックアウト、121チェックアウトなどから5レッグを連取して主導権を握り、ようやくドランは第6レッグを一矢を報いた。

しかしこのオランダのスターは90をフィニッシュ再びブレークし8レッグを連取して13-1とリードした。ここでドランはようやく20ダブルを決めて2レッグ目を確保した。

この北アイルランドのエースはしかし反撃を続けるチャンスをミス、バンガーウェンが3レッグを連取して準決勝進出を果した。

「16-3はもちろんいい勝ち方だ。ブレンダンは僕にプレッシャーを与えられなかった。」とバンガーウェン。「ベスト4へ進出できてうれしいけど、望むダーツは出来なかった。ダブルがだらしなかったけど何とか勝てた。」

「もう少しアクションが必要だ。でもこういう勝ち方もありだ。ブレンダンは僕にちゃんとしたゲームをさせずに悪かったと言っていた。たぶん僕はリラックスし過ぎていたけどもっと接近戦だったら彼もあれほどではなかったろう。」

「気分はいいし、自信もありこれから準決勝の準備をしていく。」

ライトは2015年のジャパンダーツマスターズ以来バンガーウェンに勝っていない。というか、このオランダ人は今年のUKオープン決勝、ワールドシリーズオブダーツ・ファイナルズ、3つのヨーロピアンツアーイベントを含め15連続でライトに勝利している。

しかしライトは言う。「僕は決勝で彼と戦わないことにした。こういう試合を待ち望んでいた。次の段階に入ったと思っており、どう展開するか見てみよう。」

準々決勝は残る2試合で土曜に完了し、ここでは2010年のグランドスラム準優勝者、ジェームス・ウェードが新進気鋭のクリス・ドービーと対戦、またワールドチャンピオンのギャリー・アンダーソンが2012年のウォルバーハンプトン勝者、レイモンド・バーナベルトと対戦する。

バンガーウェンは現在4/9の賭け率で一番人気にある。

アンダーソンが4/1で二番人気、ライトが6/1、ウェードが12/1、バーナベルトが16/1、ドービーが 100/1となっている。

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