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<メジャー>歴史に残る名勝負、ギャリー対バーニー

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2016.11.20 Sun.

超一流のダーツを見せてくれた!

http://www.pdc.tv/news/articl…

SINGHA Beerグランドスラムオブダーツ
11月19日(土)
<準々決勝(2/2)結果>
クリス・ドービー      5-16 ジェームス・ウェード
ギャリー・アンダーソン  16-13 レイモンド・バーナベルト

11月20日(日)
<準決勝組合せ>
マイケル・バンガーウェン  vs  ピーター・ライト
ギャリー・アンダーソン    vs  ジェームス・ウェード

<決勝組合せ>
バンガーウェン/ライト  vs  アンダーソン/ウェード

フォーマット: 全試合ベストオブ31レッグズ

ギャリー・アンダーソンが土曜夜SINGHA Beerグランドスラムオブダーツの準々決勝でレイモンド・バーナベルトを16-13で退けた。ジェームス・ウェードもウォルバーハンプトン、シビックホールでの準決勝進出を確保した。

ワールドチャンピオンのアンダーソンは語り継がれるバーナベルトとの闘いで超一流のプレーを見せた。この2012年のグランドスラムチャンピオンは今週素晴らしいパーフォーマンスを続け、この試合でも6回もリードが行き交った。

アンダーソンは序盤、5レッグのうち2つのブレークを含め4レッグを取って突き放し、プレッシャーを掛けた。バーナベルトは素晴らしいダーツでこれをイーブンに戻した。

このオランダ人は第11レッグを164チェックアウトし初めてリードしたが、アンダーソンも反撃し121チェックアウト、バーニーは68フィニッシュで7-6リードとなった。

その後ワールドチャンピオンが8-7リード、バーニーが2レッグを奪い9-8リード、アンダーソンが10ダブルで取ってさらに2連続の180得点から11ダーツで10-9とリードした。

ここでバーナベルトは恐るべき126をインブルフィニッシュしイーブンへ戻すと78をフィニッシュして11-10とリード、続く5レッグは互いに取り合い13-13イーブンを迎えた。

アンダーソンは96をフィニッシュ、12ダーツで相手先攻をブレークして14-13とリード、さらに11個目の180得点から100チェックアウトの11ダーツで勝利まであと1レッグと迫った。

バーナベルトの戦いはまだ終わらず第29レッグを180得点、177得点と続けた。しかし、9ダーツ失敗の後、84フィニッシュのインブルが外れ、アンダーソンが2つの180得点から20ダブルを決め11ダーツで歴史に残る名勝負を決着した。

アンダーソンは後半の追い上げで、13-12ダウンから16-13となるまで13ダーツ、12ダーツ、11ダーツ、11ダーツとたった47ダーツしか使わずベスト4へなだれ込んだ。

「僕はとても楽しめた。万一敗れていても楽しかったと思う。バーニーは偉大で凄かったからね。」とアンダーソン。「彼はいくつか素晴らしいフィニッシュを見せたが、僕も踏ん張りついていった。」

「レイモンドはトーナメント中ずっといい試合をしていた。元のいいダーツが戻ってきたようだ。彼はいくつかダブルミスがあったけど僕もそうだったし何度か取られてしまった。だから勝てて嬉しい。」

「今は僕のダーツの飛びにとても満足しておりどんどん良くなるスタートポイントだ。これは僕が大好きなトーナメントで決勝まで行ければ素晴らしいね。でもその前にもいっぱい投げなきゃね。」

一方、ウェードはクリス・ドービーに16-5で勝利し2010年以来初めての準決勝進出を決めた。彼は1-1から6-1まで5連続レッグを全てダブル20で決め、この若手のテレビ放映初めての準々決勝で厳しい教訓を与えていた。

ドービーも続く3レッグのうち2つ目の13ダーツを含む2レッグを取り7-3と戻したが、第11レッグでは16ダブルをミス、ここからウェードは素晴らしいフィニッシュの76、112、68チェックアウトなど6連続奪取で襲い掛かり13-3リードとした。

第17レッグでのうっかりで、ウェードが3ターンで5本のダブルをミス、ドービーは4ダブルを決め、さらにこの26歳が放った最大のフィニッシュで満員の観客を沸かせた152チェックアウトを決めた。

しかし次レッグでドービーは16ダブルをミス、ウェードが自信のある20ダブルを決めて14-5とリードし、さらにこの左利きは10ダブル、20ダブルと決めてベスト4進出となった。

「勝つためにごちゃごちゃしたけど、スコア自身はこのゲームを反映しているとは思えない。」とウェード。「クリスは多くダブルをミスしていたし僕は多くのそれをものにしていた。」

「自分のプレーには凄く満足している。得点はそれほど良くなかったけどフィニッシュはとても良く、相手にダメージを与えた。僕にダブルを打たせると危険だよ。」

「僕はいくつかクリスのダブルミスに頼ったけど僕の方が経験者なことを示すことができた。二人ともいいところはあった。彼の得点力は素晴らしい、ただ今はダブルがちょっと弱い。今回の彼はまだ経験を積み重ねる時だからね。」

「クリスがどこまで出来るかが判った一週間だ。彼は少々神経質になってたのが僕には良かった。彼にとっては経験だ。彼は特別なプレーヤーで数年でどんどん伸びてくるだろう。」

この400,000ポンドのトーナメントは日曜午後に準決勝が、夕刻に決勝が行われ完結する。準々決勝では現チャンピオンのマイケル・バンガーウェン対ピーター・ライト、その後アンダーソン対ウェードが予定されている。

バンガーウェンはSUN Betによると4/9の一番人気、アンダーソンは3/1、ライトは9/1、ウェードは12/1となっている。

バンガーウェンがライトに勝つオッズは4/9、ライトが勝つオッズは9/2、アンダーソンがウェードに勝つオッズは1/3、ウェードが勝つオッズは9/4となっている。

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