<メジャー>ワールドチャンピオンシップ12月17日

知野プロ、素晴らしいダーツながら惜敗
http://www.pdc.tv/news/articl…
2016/2017William Hillワールドダーツチャンピオンシップ
<(1)=一回戦、(P)=プレリミナリーラウンド組合せ>
<[ ]内はシード、カッコ内は賞金ランキング>
<12月17日結果>
午後セッション(1pm)
(P) テンクー・シャー(-) 2-1 知野真澄(-)
(1) [18]テリー・ジェンキンス(18) 3-1 ジョシュ・ペイン(48)
(1) [31]ジョン・ヘンダーソン(32) 2-3 アンドリュー・ギルディング(34)
(1) [15]ベニト・バン・デ・パス(15) 3-1 テンクー・シャー(-)
夕刻セッション(7pm)
(P) ロス・スヌーク(-) 0-2 キム・ビラネン(154)
(1) [32]クリスト・レイズ(33) 3-2 ディミトリ・バン・デン・バーグ(53)
(1) [16]ステファン・バンティング(16) 2-3 ダレン・ウェブスター(35)
(1) [1]マイケル・バンガーウェン(1) 3-0 キム・ビラネン(154)
<12月18日(日)組合せ>
午後セッション(1pm)
(P) ケビン・シム(-) vs ギルバート・ウラング(-)
(1) [26]ジャスティン・パイプ(26) vs クリス・ドービー(47)
(1) [25]マーク・ウェブスター(25) vs ジョー・マーナン(40)
(1) [14]イアン・ホワイト(14) vs シム/ウラング
夕刻セッション(7pm)
(P) ジョン・ボウルズ(115) vs デービッド・プラット(-)
(1) [24]ダリル・ガーニー(24) vs ジャーメイン・ワッティメナ(50)
(1) [21]アラン・ノリス(21) vs ジョン・ミッチェル(123)
(1) [4]フィル・テーラー(4) vs ボウルズ/プラット
<12月19日(月)組合せ>
(P) シャン・サン(-) vs コーリー・カドビー(-)
(1) [22]マービン・キング(22) vs スティーブ・ウェスト(45)
(1) [5]エイドリアン・ルイス(5) vs マグナス・カリス(80)
(1) [28]ジョー・カレン(29) vs サン/カドビー
フォーマット:
プレリミナリーラウンド=ベストオブ3セット
一回戦= ベストオブ5セット
マイケル・バンガーウェンがロンドン、アレキサンドラパレスで開催中のWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップで順当に二回戦へ進出、このトーナメントのレベルの高さを見せ付けた。
この世界No.1は土曜、今回トーナメントで最高となるパーフォーマンスを繰り出し、簡単にスカンジナビア予選からのキム・ビラネンにストレート勝ちした。
このオランダのエースはアベレージ104、5つの180得点で1レッグを取られたのみ、2016年に25優勝という記録を彷彿とさせる初戦の出来栄えだった。
「1つ終えたところで後5つ勝たなくちゃ」とバンガーウェン。3年前初めて優勝した後、初めてシドワデル杯を掲げるための挑戦が続く。
「プレーは大丈夫で心地よく一回戦をくぐり抜けたのは良かった。リラックスのまま、本当のトーナメントの気分になってくるのが楽しみだ。」
「一回戦はいつも難しいので今日の結果に満足している。」
フィンランドのビラネンはプレリミナリーラウンドでロス・スヌークを2-0で破ったものの、この世界No.1相手では試合ができなかった。
バンガーウェンはベスト32でクリスト・レイズと対戦する。このスペイン人はハイレベルの試合でディミトリ・バン・デン・バーグを退けていた。
レイズは将来を嘱望されるベルギーの若手に対し、第1セットを落としたが、目を見張るインブルフィニッシュの124チェックアウトなどで反撃し3-2で勝利した。
「難しい試合だった。」とレイズ。彼はダブル率が60%を超え9つの180得点を見せた相手を押し切った。
「ディミトリは本当に調子がよかった。得点力を駆使してどんどん仕掛けてきたけど僕のフィニッシュが素晴らしく一回戦を切り抜けた。」
第16シードのステファン・バンティングは7本のマッチとなるダーツを失敗、ダレン・ウェブスターは8個の180得点などでタイブレークの末バンティングを押しつぶした。
先月、プレーヤーズチャンピオンシップでベスト4となったウェブスターは衝撃的な140、147、157チェックアウトを繰り出し勝利、3年連続となる二回戦進出を果した。
テリー・ジェンキンスは土曜午後の早い試合でジョシュ・ペインを退け二回戦進出を果した。アンドリュー・ギルディング、ベニト・バン・デ・パスも二回戦進出を決めた。
ベテランのスター、ジェンキンスは13回目のPDCワールドチャンピオンシップお目見えとなるが、1セットダウンからベスト32入りを果した。
この53歳のハイライトは素晴らしい140チェックアウトなどで、将来嘱望される30歳も年下のスター、ペインを退けた。
「本当にいいプレーができた。リラックス出来ていたのが理由かな。」とジェンキンス。彼は2017年には試合数を減らす考えを示している。
「僕が参加資格を得るテレビ放映の試合だけに出場するつもりだ。もうこれ以上これらの若手に対抗し続けることは無理だ。ここでいい試合をすればもっと多くのイベントに出ることになるだろうけど、焦点を集中することで僕の気に入ったスタイルになるだろう。」
ジェンキンスは二回戦でバン・デ・パスと対戦する。この23歳あマレーシアのテンクー・シャーを退けた。シャーもプレリミナリーラウンドで日本の知野真澄に勝利したがこの第15シードに打ち負かされた。
シャーは第3セットを奪ったが、このオランダ人は2016年に3つのランキングタイトルで優勝しており、その大きな強すぎる能力を発揮して圧倒的な打撃を与えた。
ギルディングは今回のトーナメント初となるサドンデスを生き残った。彼はスコットランドのジョン・ヘンダーソンに2セットダウンしていたが、ヘンダーソンのマッチとなるインブルフィニッシュのミスをきっかけに大反撃した。
元UKオープンベスト4のギルディングは8個の180得点などで勝利をたぐり寄せた。彼は二回戦で現チャンピオンのギャリー・アンダーソンと対戦する。
日曜のアレキサンドラパレスでは2セッションが行われ、ジャスティン・パイプ対クリス・ドービー、マーク・ウェブスター対ジョー・マーナン、イアン・ホワイト対(ケビン・シムとギルバート・ウラングの勝者)が予定されている。
夕刻セッションではフィル・テーラーが17度目のワールドチャンピオンを目指し出場し、プレリミナリーラウンドでのジョン・ボウルズ対デービッド・プラットの勝者と対戦する。アラン・ノリスはギリシャのジョン・ミッチェルと、ダリル・ガーニーはジャーメイン・ワッティメナと対戦する。