<メジャー>ワールドチャンピオンシップ12月29日
三回戦最終日、明日は準々決勝
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2016/2017William Hillワールドダーツチャンピオンシップ
<(3)=三回戦>
<カッコ内は賞金ランキング>
<12月29日(木)結果>
午後セッション(1pm)
(3)マーク・ウェブスター(25) 3-4 ダリル・ガーニー(24)
(3)デーブ・チズナル(7) 4-2 イェル・クラーセン(10)
(3)ジェームス・ウェード(6) 4-3 マイケル・スミス(11)
夕刻セッション(7pm)
(3)ピーター・ライト(3) 4-1 イアン・ホワイト(14)
(3)フィル・テーラー(4) 4-2 キム・ハイブレクト(13)
(3)マイケル・バンガーウェン(1) 4-1 vs ダレン・ウェブスター(35)
<12月30日(金)組合せ>
午後セッション(1pm)
ピーター・ライト(3) vs ジェームス・ウェード(6)
ギャリー・アンダーソン(2) vs デーブ・チズナル(7)
夕刻セッション(7pm)
ダリル・ガーニー(24) vs マイケル・バンガーウェン(1)
フィル・テーラー(4) vs レイモンド・バーナベルト(12)
<1月1日(日)組合せ>
準決勝
<1月2日(月)組合せ>
決勝
フォーマット:
三回戦=ベストオブ7セット
準々決勝=ベストオブ9セット
準決勝=ベストオブ11セット
決勝=ベストオブ13セット
マイケル・バンガーウェン、フィル・テーラー、ピーター・ライトなどトップシード先取が木曜、ロンドン、アレキサンドラパレスで素晴らしいダーツを披露しWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップのベスト8へ楽々と進出した。
この165万ポンドトーナメントで残る三回戦の6試合も完結し、ジェームス・ウェード、デーブ・チズナル、ダリル・ガーニーが勝利を享受して金曜の準々決勝のラインアップが出揃った。
第1シードのバンガーウェンは輝く170フィニッシュも見せアベレージは104で粘り強いダレン・ウェブスターを4-1で下した。ウェブスターも後半踏ん張りを見せて第6セットまでもつれ込みそうな場面もあった。
この世界No.1でWilliam Hillでのオッズ一番人気はここまで3試合全てでアベレージ100を越え、準々決勝でガーニーと対戦する。
「やる気は十分」と2014年ワールドチャンピオンのバンガーウェン、彼は対ウェブスター戦で8個の180得点を出していた。
「僕は一時ちょっと苦戦したしダレンが本当にいいダーツをしていた。でも僕はプレッシャーの中でもプレー出来るし大事な時に何でも出来ることを見せた。」
「僕は勝つためのプレーヤーでそれが大事だ。僕にとって心にあるのはこのトーナメントに優勝することだけだ。それに一歩ずつ近づいている。」
一方、テーラーもアベレージ100越えでキム・ハイブレクトに4-2で勝利し魅惑のベスト8入り。長年のライバル、バーナベルトと対戦する。
この第4シードはホワイトウォッシュでの勝利を逃したもののベルギーの相手を6セットで下し、信じられない17度目のワールドチャンピオンのタイトルに向けて進軍を続けた。
「僕はキムに凄いプレッシャーをかけ続けた。それが有効だった。」とテーラー。彼等は両者で14個の180得点を出していた。
「レイモンドに対する僕の試合はこのトーナメント一番の試合になると思う。アレキサンドラパレスが唸りに包まれるだろう。」
「気分良く楽しむつもりだ。もし抜けられたら、もう一度ワールドチャンピオンのタイトルが取れると思う。」
2014年の準優勝者、ライトも3試合連続の100越えアベレージで大進撃を続け、前半2セットで3レッグを落としたのみのストレートセットで勝利した。
第3シードのライトは6個の180得点などで10レッグのうち9レッグを奪い3セットをリード、ホワイトに4-1で勝利した。
「嬉しい」とライト。金曜の準々決勝ではウェードと対戦する。
「イアンは後半いいところを見せ始めたけど、僕は心を強く持ち勝ちきった。」
「ずっと調子がいいしアベレージは100を越えている。でもこれがどの試合にも必要な標準で、当然ワールドチャンピオンになるための条件だ。」
ウェードはマイケル・スミスと対戦、大反撃で下した。彼は1-3ダウンから7レッグを連取試合をひっくり返し初めてのワールドチャンピオンの栄冠に向け進撃した。
この3度ベスト4の経験者は大反撃で2つの121フィニッシュを出し。「勝てて嬉しい。」
「奇妙な試合だった。僕ら2人とも十分な内容ではなかったけど、観客が素晴らしく、僕に+2割の力を与えてくれた。」
第7シードのチズナルは12個の180得点で2016年ベスト4のイェル・クラーセンの脅威を防御した。彼のアレキサンドラパレスでのベスト8進出は初めてだ。
チズナルは2016年に3度テレビ放映での決勝進出を果たしていたが、2セットダウンから反撃、クラーセンを第6セットで押し切った。
「めちゃくちゃ頑張ったので勝てて嬉しい。」とチズナル。彼は金曜の準々決勝で現チャンピオンのギャリー・アンダーソンと対戦する。
「いいプレーまあまあでいい結果を得られたので、天にも昇る気分だ。もっといいプレーにしたいし出来ると思っている。ギャリーに対しては一段上のダーツをしなければいけないけど出来るだろう。」
ガーニーは2度のベスト4経験者、マーク・ウェブスターとの緊張した対戦を征し、北アイルランド出身プレーヤーで初めてワールドチャンピオンシップ準々決勝進出を果した。
この第24シードは10月のワールドグランプリでも準々決勝へ進出していたが、マッチとなるダブルミスを6本も撒き散らした。そのうち5本は4-2で勝てたところだったが最終セットでようやく決着できた。
「本当に救われた。」とガーニー。彼はバンガーウェンを最後に倒した男で、25試合前の10月に行われたヨーリピアンツアーイベントに遡る。
「もっと早めに勝たなければならなかったが、僕のマッチを決めるダブルがひどすぎた。結果的には勝った。勝つことが一番大事だ。」
金曜は2セッションに分かれた準々決勝が開催され、午後セッションはライト対ウェードで始まり現William Hillワールドチャンピオンのギャリー・アンダーソンがチズナルと対戦する。
夕刻セッションにはバンガーウェンが再登場しガーニーと対戦、続いてテーラーとバーナベルトの対決が行われ、最後の4プレーヤーに絞られる。