<メジャー>2017年プレミアリーグ出場選手決まる
ソーントン+スミスに代わりクラーセン+ハイブレクトが参加
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イェル・クラーセンとキム・ハイブレクトが2017年のBetwayプレミアリーグに戻ってくる。この10名のトッププレーヤーを集め賞金総額82万5千ポンドを争うトーナメントには、元チャンピオンのマイケル・バンガーウェン、フィル・テーラー、ギャリー・アンダーソン、ジェームス・ウェード、レイモンド・バーナベルトも出場する。
オランダのスター、クラーセン2016年にワールドチャンピオンシップでのベスト4入り、UKオープンでのベスト4入り、さらにヨーロピアンチャンピオンシップでのベスト8入りなどで世界ランキングトップ10の地位を固めてきた。
クラーセンは以前2009年にもプレミアリーグで活躍した経緯があり、来るべきシーズンに2度目のチャンスを得た。このリーグは2月2日(木)にニューキャッスルのメトロラジオアリーナからスタートする。
ベルギーのスター、ハイブレクトも2015年に次ぎ2度目のプレミアリーグ出場となり、2016年には3度テレビ放映でのトーナメントでベスト8入りし、また兄のロニーと共にワールドカップでも活躍、ベスト4入りした。
世界トップ4プレーヤーのバンガーウェン、アンダーソン、ピーター・ライト、エイドリアン・ルイスは権利を有する中での選出であり、クラーセンとハイブレクトは残る6人のワイルドカードからの2名だ。
6度のプレミアリーグチャンピオン、フィル・テーラーはPDC賞金ランキングで6位に陥落し、初めてワイルドカードからの出場である。元チャンピオンのジェームス・ウェード、レイモンド・バーナベルトもデーブ・チズナルと共に出場する。
「素晴らしい偉大なプレーヤーが沢山いるのでこの選出決定は毎回大変苦労する。」とPDCチェアマンのバリー・ハーン。「プレミアリーグは最も偉大なプレーヤーを選出することで最大のエンターテインメントが引き出せると考えている。」
「今年のプレミアリーグでは、最高レベルの選出だと信じており、180得点も絶対的多数となるのも確実で9ダーツ達成も複数期待している。ダーツは世界最高の技術だけでなく、世界最高のエンターテインメントであるべきだ。」
「過去の試合のアベレージは毎週毎週期待以上のもので、ギャリー・アンダーソンやマイケル・バンガーウェンだけに頼ったものではない。」
「プロフェッショナルなダーツを通じ、これらプレーヤーに提供される十分な褒賞が彼らの生活を向上させることが出来、ファン、観客が世界最高のダーツスポーツエンターテインメントを楽しむという一番の利益を受ける。」
「ダーツゲームはどんどん拡大しており、この運営に関係できることは大変栄誉に思う。」
ハーンはこのBetwayプレミアリーグの選出に漏れた何名か優秀なプレーヤーは2017年のワールドシリーズオブダーツツアーに推挙することも発表している。
「4、5名の今回選出できなかったプレーヤーはワールドシリーズイベントでのワイルドカードとして参加頂き、次世代のスーパースターの育成を確かなものにしていく。」とハーンは付け加えた。
「ダリル・ガーニーはほぼ合格ラインにいたので、我々としてはここ一年幾つかワールドシリーズイベントで頑張りを見てみたい。ベニト・バン・デ・パスも偉大な若手でありこのように対象となる有能なプレーヤーが本当に数多いものの、全員が参加できるものではない。」
Betwayプレミアリーグシーズンは10名のプレーヤーが当初から9週間をかけて総当りし、3月30日の審判の夜に下位2名が脱落する。
残る8名が更に6日間のリーグナイトを戦い、トップ4名が5月18日のロンドン、O2でのプレーオフ戦へ進む。準決勝、決勝を経て2017年のチャンピオンが誕生する。
2017年Betwayプレミアリーグのチャンピオンには記録的な25万ポンドの優勝賞金が授与され、リーグトップ抜けには25,000ポンドのリーダーボーナスが用意されている。
2017年Betwayプレミアリーグ
マイケル・バンガーウェン=現プレミアリーグチャンピオン
ギャリー・アンダーソン=2011/2015年プレミアリーグチャンピオン
ピーター・ライト=2014年ワールドチャンピオンシップ準優勝
エイドリアン・ルイス=2011年プレミアリーグ準優勝
ジェームス・ウェード=2009年プレミアリーグチャンピオン
フィル・テーラー=6度のプレミアリーグチャンピオン
デーブ・チズナル=2015年プレミアリーグベスト4
イェル・クラーセン=2009年プレミアリーグ参加
レイモンド・バーナベルト=2014年プレミアリーグチャンピオン
キム・ハイブレクト=2015年プレミアリーグ参加
賞金
優勝=25万ポンド
準優勝=12万ポンド
ベスト4=8万ポンド
5位=6.5万ポンド
6位=5.5万ポンド
7位=5万ポンド
8位=4.5万ポンド
9位=3万ポンド
10位=2.5万ポンド
リーグリーダーボーナス=2.5万ポンド