<メジャー>スミス、マスターズをジャンプ台に
マスターズ組合せ
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マイケル・スミスは2017年を記念すべき年とするため、Unibetマスターズを飛躍のジャンプ台にしたいところだ。彼はこの金曜にミルトンキーンズでフィルテーラーと対戦する。
元ワールドユースチャンピオンのスミスは2016年の試練の年を、デビューしたプレミアリーグでは審判の夜に脱落、年後半はフォーム作り上げに苦労した。
アレキサンドラパレスでのワールドチャンピオンシップ三回戦進出には、リッキー・エバンス、マービン・キングを倒しベスト16でジェームス・ウェードに敗退した。それまで10試合で負け続けた。
スミスはフォームを取り戻しつつあり、今週末のMKアリーナでそれを発揮して、世界トップ10になだれ込む勢いである。
「僕は練習では物凄くいい」とスミス。「去年は全くひどい年だったけど、何とかワールドチャンピオンシップまで維持し、全力で集中して最終的に少し良くなった。」
「もし誰かがベスト16に残れて良かったねと言ってたなら、僕は彼の手を振リ払っていたところだ。僕はテレビ放映の試合では2つしか勝っていなかったからね。ひとつはプレミアリーグ、ひとつはワールドマッチプレーだった。だから本当に気が滅入ってたんだ。」
「本当にゴミ山の年だった。フロアトーナメントで一度決勝に出たきりだ。だからテレビで優勝したい気持ちがみなぎっている。」
「毎日練習してるし毎日どんどん良くなってきている。できれば今年はこの調子を続けて行きたい。」
スミスは残念ながら今年のプレミアリーグには出られないものの、定期的にビッグネームと対戦を続けたことで学ぶものが多かったと言う。
「僕は対戦の練習はしてきたけど、自信のつけ方とか悪いところを直すという訓練はしていなかった。」とスミス。
「もうひとつ、プレミアリーグに参加した時、同じプレーヤーと行う違ったトーナメントと思ってたけど、全然違うものだった。」
「難しくないけど簡単ではない。前はいくつかネガティブな要因が支配しだした。僕は今年はそれをポジティブに変え今年はトップ10かトップ8に入って行きたい。」
スミスのテーラーとの対戦は2014年のワールドチャンピオンシップでの対戦を思い起こさせる。その時は彼は正にワールドユースチャンピオンであり、彼は二回戦を勝ち抜きビッグステージに名乗りをあげていた。
「フィルはもう一つタイトルを取りたいと思ってた矢先、二回戦で僕に敗退したので、彼は思い出したくない筈だ。」とスミス。
「僕は彼と対戦する時、彼はいつもあの時のことを根にもっていると感じている。ワールドマッチプレーの時そのことを言ってたし、だから僕に対して9ダーツを出した。」
「彼がすごいいい調子だとしても、もし僕がベストなゲームが出来れば誰でも倒せるから、彼との対戦が面白いものになることを期待している。」
「彼の日にはフィルはいまだ世界でベストなプレーヤーであり続けている。彼との対戦は名誉だし、それは今も変わらない。」
UnibetマスターズはアリーナMKで1月27日(金)からはじまりオープニングで一回戦の4ゲーム、土曜も一回戦の4ゲームと続き、日曜に2セッションで完結する。
2017 Unibetマスターズ
1月27日(金)
一回戦組合せ
デーブ・チズナル vs レイモンド・バーナベルト
フィル・テーラー vs マイケル・スミス
ギャリー・アンダーソン vs ベニト・バン・デ・パス
ピーター・ライト vs イアン・ホワイト
1月28日(土)
一回戦組合せ
メンサー・スルホビック vs イェル・クラーセン
ジェームス・ウェード vs ロバート・ソーントン
マイケル・バンガーウェン vs サイモン・ウィットロック
エイドリアン・ルイス vs キム・ハイブレクト
1月29日(日)
午後セッション
準々決勝組合せ
テーラー/スミス vs ライト/ホワイト
アンダーソン/バン・デ・パス vs チズナル/バーナベルト
ウェード/ソーントン vs ルイス/ハイブレクト
バンガーウェン/ウィットロック vs スルホビック/クラーセン
夕刻セッション
準決勝
決勝