＜メジャー＞Unibetマスターズ一回戦（２/２）
２０１７年PDCが始動、ベスト８出揃う
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２０１７Unibetマスターズ
＜１月２８日（土）一回戦結果＞
メンサー・スルホビック １０－４ イェル・クラーセン
ロバート・ソーントン １０－９ ジェームス・ウェード
マイケル・バン・ガーウェン １０－６ サイモン・ウィットロック
エイドリアン・ルイス １０－６ キム・ハイブレクト
＜１月２９日（日）午後 準々決勝組合せ＞
フィル・テーラー ｖｓ ピーター・ライト
ギャリー・アンダーソン ｖｓ レイモンド・バン・バーナベルト
ロバート・ソーントン ｖｓ エイドリアン・ルイス
マイケル・バン・ガーウェン ｖｓ メンサー・スルホビック
＜１月２９日（日）夕刻 準決勝組合せ＞
アンダーソン/バン・バーナベルト ｖｓ テーラー/ライト
バン・ガーウェン/スルホビック ｖｓ ソーントン/ルイス
フォーマット：
一回戦＝ベストオブ１９レッグ
準々決勝＝ベストオブ１９レッグ
準決勝＝ベストオブ２１レッグ
決勝＝ベストオブ２１レッグ
マイケル・バン・ガーウェンが土曜のミルトンキーンズでサイモン・ウィットロックを王者の風格で倒し３連続のUnibetマスターズタイトル奪取へ向け漕ぎ出した。メンサー・スルホビック、ロバート・ソーントン、エイドリアン・ルイスも準々決勝進出を決めた。
この世界No.１は４週間前のワールドチャンピオンシップタイトル奪取以来となる登場でオーストラリアのエース、ウィットロックに１０－６で勝利した。
ウィットロックはバン・ガーウェンからの１０個の１８０得点という重々しい得点力の試合に対応したものの、このオランダ人が１レッグダウンから４－１、７－２、９－４とするのを眺めることになり、最後はアベレージ１０５．４０で試合を決められてしまった。
バン・ガーウェンは日曜午後のアリーナMKでの準々決勝でスルホビックと対戦するが、彼は信じられない勝ち星街道を続けるつもりで、ここで勝てば６トーナメント連続優勝となる。
「サイモンにプレッシャーをかけ続けた、彼が１８０得点するたびに僕も直ぐに１８０得点をお返しした。いつでもコントロールできると思えている。」とバン・ガーウェン。
「僕はいっぱいダブルミスしたのはリラックスしすぎたためかも知れない。リズムを取り戻す必要があるけどそれでもいいプレーが出来ている。アベレージも１０５あるし勝利できたし嬉しい。」
「ワールドチャンピオンシップの後ゆっくりして休暇もとったけど今は再び集中している。勝ち続けたいので明日も楽しみにしている。調子もよく期待して欲しい。」
スルホビックはイェル・クラーセンに素晴らしい１０－４で勝利、自信を持って試合に復帰した。クラーセンも１６７チェックアウトなどで、序盤の６レッグを分け合ったものの、そこからオーストリア人が引き離した。
この２０１６年のヨーロピアンチャンピオンシップ準優勝者はアベレージを１００まで高め、１７回のダブルトライで１０本を成功、記念すべきマスターズへのデビューを楽しんだ。
「凄くうれしい。いい出来栄えだった。」とスルホビック。「フィニッシュが良く決まりそれが嬉しかった。今日はとても楽しむことができたけど毎日が異なるだろうし、準々決勝に向けて準備しなければならない。」
スコットランドのエース、ソーントンは２０１４年マスターズのチャンピオン、ジェームス・ウェードに最終のサドンデスレッグを征し激戦の１０－９で勝利、準々決勝へ進出した。
ウェードは０－３ダウンから反撃し、７－５、８－７とリードしたが、２０１５年のワールドグランプリチャンピオンが逆転９－８とリードした。
この左利きはここで衝撃的な１６１チェックアウトを見せ、試合は最終レッグへ持ち込まれた。しかしここで、ソーントンは７つ目の１８０得点で開始、６ダブルを決めて１４ダーツで勝利した。
「凄く気合が入った。滅茶苦茶素晴らしい。」とソーントン。「長く調子が上がらなかったので最近は少しダーツから離れ練習もそんなにしなかった。」
「僕は一時拠り所を失ったけど、戻ってきてみるとどう変化したかが判った。僕は対戦が好きだし凄くいい経験だ。出来ればこれが僕のフォーム回復のきっかけになって欲しい。」
ソーントンは次に準々決勝でルイスと対戦する。この２度のワールドチャンピオンは５レッグ連取をたぐり寄せ、キム・ハイブレクトに１０－６で勝利していた。
このベルギー人は２－０から５－３とリードしたが、ルイスは素晴らしい１３６チェックアウトを見せブレークし５－５で追いついた。ハイブレクトも第１１レッグを取ったものの、この世界No.４は１２１チェックアウト、２個の１８０得点、１７４得点などで差を拡げ、最期は９６を２つのダブルでフィニッシュ、勝利した。
「いい試合だった。」とルイス。「キムはスコアリングでは秀でたプレーヤーで、一度ゲームを取られたらブレークバックが難しい。だから１３６チェックアウトで５－５となったのがターニングポイントだった。」
「去年というかおよそ１８ヶ月間、僕はベストではなかった。でも今年はいい年だと思うしいいスタートができた。」
この２０万ポンドのUnibetマスターズはITV４でライブ放映され日曜の午後に準々決勝が、夕刻に準決勝と決勝が行われて完結する。
ITV４かPDCの国際放送網でライブをお楽しみください。
