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<メジャー>プレミアリーグ(第1/9夜)

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2017.02.04 Sat.

両雄相並ぶ

http://www.pdc.tv/news/articl…

Betwayプレミアリーグ
<2月2日(木)第1夜結果>
ニューキャッスル、メトロラジオアリーナ

ジェームス・ウェード 7-5 キム・ハイブレクト
レイモンド・バン・バーナベルト 7-5 エイドリアン・ルイス
フィル・テーラー 7-3 デーブ・チズナル
ギャリー・アンダーソン 6-6 マイケル・バン・ガーウェン
ピーター・ライト 7-4 イェル・クラーセン

(リーグテーブル)
第1夜終了時

フィルテーラー:2ポイント、レッグ差+4
ピーターライト:2ポイント、レッグ差+3
レイモンドバンバーナベルト:2ポイント、レッグ差+2
ジェームスウェード:2ポイント、レッグ差+2
マイケルバンガーウェン:1ポイント、レッグ差±0
ギャリーアンダーソン:1ポイント、レッグ差±0
キムハイブレクト:0ポイント、レッグ差ー2
エイドリアンルイス:0ポイント、レッグ差ー2
イェルクラーセン:0ポイント、レッグ差ー3
デーブチズナル:0ポイント、レッグ差ー4

2017年のBetwayプレミアリーグがニューキャッスルで開幕、マイケル・バン・ガーウェンとギャリー・アンダーソンがスリリングな試合の中、引き分けた。フィル・テーラー、レイモンド・バン・バーナベルト、ジェームス・ウェード、ピーター・ライトが勝ち星を拾った。

現プレミアリーグチャンピオンのバン・ガーウェンは32試合連勝中だったが、満員札止めの7,000人の観客が詰め掛けるメトロラジオアリーナの前で、アンダーソンが0-2、1-3ダウンからの爆発的な反撃にあい引き分け、連勝は途絶えてしまった。

バン・ガーウェンは爆発的なスタートで12ダーツ、13ダーツ、11ダーツと並べ試合の主導権を掴むかに見えたが、アンダーソンも素晴らしい130チェックアウトから4-4とし、さらに13ダーツで5-4とリードした。

バン・ガーウェンも第10レッグを14ダーツで反撃するとアンダーソンは114チェックアウトしレッグ差が残っても最少とすると、最終レッグでワールドチャンピオンが68を上がり引分けた。

「ポイントを獲得できてうれしい、多分公正な結果だと思う。」とアンダーソン、彼のアベレージは103、相手方のアベレージは107.94に達した。「彼に序盤でブレークされたが、彼もミスをし出したし僕がいくつかいいチェックアウトを見せた。」

「ステージでの緊張感は長く経験しているが、今夜初めてどきどきと鼓動を打つのが判った。これから16週にわたってこうなるんだね。みんな優勝したいからね。」

バン・ガーウェンは前回敗退したのが昨年10月だったが、「勿論引き分けにはがっかりだけど、僕の方がちょっと良かったと思う。」

「ギャリーのフィニッシュは欲しい時に出てとても良かった。これはすごく尊敬する。でも僕ならもっと出来るし今回見せられなかっただけ。いいゲームだった。来週は2ポイントを取りに行く。」

6度のプレミアリーグチャンピオン、フィル・テーラーはこのトーナメント最期の年をデーブ・チズナルに7-3で勝利して始まった。チズナルはスロースタートで、この56歳が4-1とリードしたのに反撃もままならなかった。

チズナルの最初のレッグは11ダーツで、その後160チェックアウト、134チェックアウトなどでようやく5-3としたものの、テーラーもインブルフィニッシュの121チェックアウト、118チェックアウト、最期は75チェックアウトで勝利を決めた。

「ちょっとゴチャゴチャしたけど勝ちは勝ち2ポイントを獲得できた。」とテーラー。「二人ともいいフィニッシュをした。121はラブリーだ。118も凄かった。」「僕にとって大きな勝ちだ。今年はどのポイントも凄くきつい。これが僕の最期のプレミアリーグなので楽しむことを決めた。」

レイモンド・バン・バーナベルトは3年前のプレミアリーグチャンピオンだが、1-4のダウンから最終レッグへもつれ込みエイドリアン・ルイスを破った。

相手の2度のワールドチャンピオンは引き分けに持ち込む3本のダブルをミス、劇的な敗退を喫した。

ルイスは序盤の2レッグを、このオランダ人の8本のダブルミスに乗じ奪うと、バーナベルトも14ダーツで一矢を報いたものの、14ダブル、17ダブルを決めルイスが3レッグリードとした。

しかしルイスも続く2レッグでダブルをミス、5度のワールドチャンピオンが81を上がり、さらに18ダブルを決めて5-4リードと逆転した。

ルイスは14ダーツで5-5に戻すと第11レッグでは両者180得点からバン・バーナベルトが84を上がり、最終レッグでは170の残りをインブルトライを外した。しかしここで残り36のルイスが3本外し上がれなかった。

「1-4ダウンの時、普通なら引き下がるだろうけどエイドリアンも決められず僕にチャンスが回ってきた。」とバン・バーナベルト。彼のアベレージはほぼ100だった。「僕が170チェックアウトをミスった時負けたかと思ったけど奇妙なことが起こるものだ。」

「2ポイントは大きい、2ポイント以上のことはないのでとても嬉しい。」

2009年のプレミアリーグチャンピオン、ジェームス・ウェードは強いダーツを見せキム・ハイブレクトを7-5で打ち負かし、勝利のスタートとなった。

このベルギー人は二度目のプレミアリーグ返り咲きで、0-2、1-3ダウンから反撃しイーブンとした。しかし第7レッグでのミスでリードすることができなかった。

2つ目の96フィニッシュでウェードが再びリードを取ると、ハイブレクトも134を上がり頑張ったが、この左利きは最終レッグで180得点から優位に展開し勝利をもぎ取った。

「地道だったけど仕事は出来た。」とウェード。「僕のレッグでは積極的になれるけど、相手先攻になると僕は怠けてしまう。でも今夜は上手くいった。」

「プレミアリーグのステージに戻ってこれるのは素晴らしい。観客も素晴らしかった。」

ピーター・ライトもこの夜の勝者だった。彼はイェル・クラーセンに7-4とした。このオランダ人も2009年以来の2度目のお目見えとなる。

120チェックアウトで早々とライトは2-1とリードし、クラーセンも76、68と上がり逆に3-2とリード、接戦の中4-4と拮抗を保った。

しかしライトはこの元レイクサイドチャンピオンが2レッグでのダブルミスに乗じリード、2ポイントを獲得した。

「僕は余りにもダブルミスを犯し、また思うように得点できなかった。でも勝利できたしこれが目的だった。」とライト。

「イェルもここ2年間で凄く良くなったしプレミアリーグ出場にふさわしい。今夜は二人ともダブルミスのゲームだったけど今後二人ともこれよりは良くなるだろう。」

ライトは来週木曜今シーズンの第2夜、ノッティンガムのモーターポイントアリーナでは現チャンピオンのバン・ガーウェンと対戦する。またテーラーはウェードと対戦、2年前のプレミアリーグ決勝の再現となる。

2度のチャンピオン、アンダーソンはクラーセンと、ルイスはチズナルとバン・バーナベルトはハイブレクトと対戦する。

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