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<メジャー>UKオープン第1日

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2017.03.04 Sat.

ギャリーアンダーソンがアマチュアに敗退

http://www.pdc.tv/news/articl…

2017年Coral UKオープンの熱戦が金曜にマインヘッドで開幕しエイドリアン・ルイスが元Coral UKオープンチャンピオンのジェームス・ウェードを10-8で押し切った。アマチュアの予選通過者、ポール・ホーガンがこの日ギャリー・アンダーソンを打ち破った。

現チャンピオンで世界No.1のマイケル・バン・ガーウェンが背中負傷のため金曜に出場辞退を表明、残る127名のプレーヤーがバトリンズ、マインヘッドリゾートでオープニングから三回戦まで挑戦を開始した。

試合は8ステージに分散して行われプロフェッショナルと32名のRileysからのアマチュア予選通過者が土曜の四回戦進出を目指して戦いを繰り広げた。組合せはオープンドロー方式だったため、2人の元チャンピオンが三回戦でぶつかることとなった。

この衝突では2014年のマインヘッド優勝のルイスが2度のチャンピオン、ジェームス・ウェードに10-8の勝利をあげた。ウェードは前半3-0とリードしたものの、ストークのエースが最後121をインブルフィニッシュで決めた。

「ジェームスの最近の試合は世界の誰よりも調子がいいので、彼との試合に勝てて嬉しい。」とルイス。

「ランキングでは互いに近いし今週末はジェームスにやられることも想定していた。だから組合せが判明した時、僕の頑張り次第だなと思った。」

「プレッシャーも感じ僕は仕事ができた。本当にいいプレーをしたと思う。特にスコアの取り方。もう一度このトーナメントで優勝したいし僕は必ずできると思う。」

この日はベージンストークのアマチュア、53歳の配達会社運転手のホーガンの劇的な勝利で幕を閉じた。彼は1月にサウスベンフリートのRileysアマチュア予選を通過、4年連続してUKオープン出場となっていた。

ホーガンはまず、若手で有能なキーガン・ブラウンとジャーミー・ルイスを倒して三回戦進出を果した。そこで2度のワールドチャンピオン、アンダーソンを激戦の末討ち果たした。

ホーガンは序盤で0-2とダウンするも反撃で7-5とリード、アンダーソンも136チェックアウトなどでイーブンにもどしたが、このアマチュアのエースは最終レッグでスコットランド人の勝利を決めるインブルフィニッシュのミスを突き最終的に金星をあげた。

ホーガンは土曜午後のマインヘッドの四回戦では、ルイスと注目の対戦となった。ホーガンは「凄く厳しい勝利だった。ギャリーは2度のワールドチャンピオンだし、世界の超一流なので勝てるとは思っていなかった。」

「僕の生涯で一番の勝利だ。すごく嬉しい。エイドリアンにも自然体で向かい、僕のダーツをするだけだ。」

世界No.3のピーター・ライトは過去2年間バン・バーウェンに次ぐ準優勝だったが、この木曜のBetwayプレミアリーグでの素晴らしい調子を引き継いでジェームス・リチャードソンに10-3で勝利した。

リチャードソンはこの午後にスペインのアントニオ・アルシナス、アマチュアの希望あふれるネイル・スミスに勝ったが、足首を捻挫しびっこを引くこのスコットランド人を倒すことが出来なかった。

「足でスローするわけでもなし、足首の捻挫は問題ない。」とライト。ライトは先月UKオープン予選で3つ優勝し、プロのランキングトップで本選入りしていた。

「エイドリアン・ルイス戦でひねってしまったが、今週末は影響させないようにしている。僕のベストショットは出せている。」

ライトは次に世界No.6のデーブ・チズナル戦だ。チズナルはジャーミー・ケイブンに10-4で勝利した。ダービーのエース、ケイブンはダン・リードとベン・グリーンを倒し三回戦進出していた。

2度のUKオープンチャンピオン、レイモンド・バン・バーナベルトは2006年決勝の再現となるバリー・ベイトと対戦、10-6で下した。このウェールズ人は二回戦でジェフリー・デ・グラーフを倒していた。

バン・バーナベルトは四回戦で同じオランダ同士のロン・ミューレンカンプと対戦する。ミューレンカンプは香港のロイデン・ラム、アマチュアのリー・エバンス、ケッタリングのリッキー・エバンスに勝ち四回戦進出となった。

2007年UKオープンの準優勝者、ビンセント・バン・デ・ブートはジェームス・ウィルソン、ロニー・ハイブレクトを下しベスト32進出を決めた。彼は四回戦で世界No.9のイェル・クラーセンと対戦する。このプレミアリーグのエースはジョニー・クレイトンに反撃による10-7で勝利した。

2012年UKオープンチャンピオン、ロバート・ソーントンは初戦をアマチュアのケビン・バンブリックに6-0のホワイトウォッシュで勝利したものの、三回戦でジョー・カレンに10-2で敗退した。

カレンは12ヶ月前のベスト8だが、四回戦ではクリスト・レイズと対戦する。このスペインのNo.1はバン・ガーウェンの欠場で三回戦不戦勝となった。

オーストラリアのスター、サイモン・ウィットロックは先月UKオープン予選の2つで優勝していたが、ヨーク出身のクリス・クァントクに10-2で勝利した。この若手左利きは今回がマインヘッドのメインステージでテレビデビューを果した。

ウィットロックは次にダーク・バン・デュイベンボーデと対戦する。このオランダ人はスチュワート・ケレットとクリスチャン・キストを退けて四回戦進出を果している。

アマチュアの予選通過者、アレックス・ロイはUKオープン連続出場を継続、ケビン・エドワード、デーブ・パーレッティに勝ち三回戦進出したが、ダリル・ガーニーに10-2で敗退した。

北アイルランドのエースは次にマーク・ウェブスターと対戦する。この元レイクサイドチャンピオンはステファン・バンティングに勝ち、ロス・トゥエルに7-9でダウンしていたが反撃して10-9で勝利している。

アラン・ノリスはヨーディ・メーウビッセに10-2で勝利、四回戦では同じくオランダのベニト・バン・デ・パスと対戦する。バン・デ・パスはマシュー・デナントを10-6で下していた。

シュロップシャーのデービッド・パレットはスティーブ・ビートンに10-6の嬉しい勝利となり、四回戦ではウェールズのガーウィン・プライスと対戦する。プライスはジャスティン・パイプに10-5で勝利していた。

十代のテッド・エベットはUKオープンデビュー戦だが、ポール・ミルフォードと元ベスト4のアンドリュー・ギルディングを破り四回戦進出、プレミアリーグのスター、キム・ハイブレクトと対戦する。このベルギー人は金曜、ブライアン・ウッズを10-8で退けていた。

ベテランのスター、ロニー・バクスターはポール・ローリー、リチャード・ノース、ダレン・ウェブスターに勝ち元気を見せ、このブラックプールのエースは次にアイルランドのウィリアム・オコーナーと対戦する。オコーナーは同国のスティーブ・レノン、ミック・トッドに勝利していた。

元ワールドチャンピオンシップ準優勝のカーク・シェファードはスコットランドのマーク・バリリ、ウォルバーハンプトンのウェイン・ジョーンズを破り、四回戦でイアン・ホワイトと対戦する。ホワイトはRileysのアマチュア、ポール・バーハムを10-2で下していた。

ロブ・クロスは12ヶ月前のPDC参戦前に自身もアマチュアとしてベスト32入りしていたが、彼はジョニー・ヘインズ、ダレン・ジョンソンを倒した今年のRileysからのスター、ジョニー・ヘインズの夢を三回戦で潰した。

クロスは次にライアン・シアーレと対戦する。シアーレは昨年のUnicornチャレンジツアーの賞金ランキングによりPDCツアーカードを勝ち取ったところであり、このウェリントン出身のプレーヤーは三回戦でミック・マクゴーワンを倒していた。

元ワールドユースチャンピオン、マイケル・スミスはジョン・ヘンダーソンとの対戦で3-3オールから10-4で勝利、次はオランダのジャーメイン・ワッティメナと対戦する。ワッティメナは香港のカイ・ファン・レオン、南アフリカのデボン・ピーターセン、オーストラリアのカイル・アンダーソンに勝利していた。

2006年のベスト4、アラン・タバーンはスコット・ロバートソン、ジェームス・キャロル、マービン・キングに勝ち昔を彷彿とさせ、四回戦進出を決めた。彼は次にギリシャのジョン・ミッチェルと対戦する。ミッチェルはこの日ピーター・ハドソンに、ブレンダン・ドランには最終レッグで勝利していた。

新進気鋭のスター、クリス・ドービーはケビン・ペインターを激戦の末10-8で下し、四回戦ではマーティン・ルークマンと対戦する。このワットフォードのプレーヤーはロブ・ヒューソンとの試合で3-7ダウンから最終レッグまでもつれ込み勝利していた。

土曜は午後セッションと夕刻セッションがバトリンズ、マインヘッドリゾートで行われ、五回戦まで行われる。準々決勝、準決勝、決勝は日曜の最終日に予定されている。

Coral UKオープン※(A)はアマチュア
3月3日(金)
(メインステージ)
<一回戦結果>
ジャーミー・ケイブン 6-3 ダン・リード(A)
ジェームス・リチャードソン 6-4 アントニオ・アルシナス
ロン・ミューレンカンプ 6-1 ロイデン・ラム
ポール・ホーガン(A) 6-3 キーガン・ブラウン
<二回戦結果>
ダリル・ガーニー 6-3 ライアン・パーマー
マーク・ウェブスター 6-2 ステファン・バンティング
ロバート・ソーントン 6-0 ケビン・バンブリック(A)

(第2ステージ)
<一回戦結果>
マーク・フロスト 6-4 ジャーミー・ベイン
ウェイン・ジョーンズ 6-5 リー・ブライアント
アレックス・ロイ(A) 6-1 ケビン・エドワード(A)
ディーン・レイノルズ(A) 6-2 アンディ・ロバート(A)
<二回戦結果>
カーク・シェファード 6-3 マーク・バリリ
ダーク・バン・デュイベンボーデ  6-4 スチュワート・ケレット
テッド・エベット 6-3 ポール・ミルフォード
ジャスティン・パイプ 6-0 ライアン・マイクル

(第3ステージ)
<一回戦結果>
ライアン・マレー 6-5 ジョン・フェレル(A)
アラン・タバーン 6-4 スコット・ロバートソン(A)
ジョニー・ヘインズ(A) 6-0 ウェイン・モリス(A)
ロブ・フューソン 6-4 リッチー・エドハウス
<二回戦結果>
デービッド・パレット 6-4 アンディ・ジェンキンス
ジョン・ミッチェル 6-5 ピーター・ハドソン
マシュー・デナント 6-4 ゾラン・レイクバッハ
ポール・ホーガン(A) 6-4 ジャーミー・ルイス

(第4ステージ)
<一回戦結果>
ジョー・デービス 6-2 ポール・ハービー
ヨーディ・メーウビッセ 6-4 マーティン・ビッグス(A)
ジェームス・キャロル(A) 6-3 ブランドン・ウォルシュ(A)
ポール・バーハム(A) 6-4 ブレット・クレイドン(A)
<二回戦結果>
バリー・ベイト 6-3 ジェフリー・デ・グラーフ
ジョニー・ヘインズ(A) 6-3 ダレン・ジョンソン
ウェイン・ジョーンズ 6-2 テリー・ジェンキンス
ロニー・バクスター 6-3 リチャード・ノース

(第5ステージ)
<一回戦結果>
ジェームス・ウィルソン 6-4 ギャリー・イーストウッド(A)
ダレン・ジョンソン 6-5 ジェフリー・デ・ズワーン
ポール・ミルフォード 6-3 ブライアン・ドーソン(A)
トニー・ニューウェル 6-4 マーク・レイトン(A)
<二回戦結果>
ウィリアム・オコーナー 6-2 スティーブ・レノン
アンドリュー・ギルディング 6-4 ライアン・マレー
ポール・バーハム(A) 6-5 スコット・テーラー
ミック・マクゴーワン 6-4 ディーン・レイノルズ(A)

(第6ステージ)
<一回戦結果>
マット・パジェット 6-2 ポール・カートライト(A)
ロニー・バクスター 6-5 ポール・ローリー
ジョニー・クレイトン 6-1 ジミー・マッカーディ(A)
ジャーメイン・ワッティメナ 6-1 カイ・ファン・レオン
<二回戦結果>
ロス・トウェル 6-4 ジョー・デービス
ジェームス・リチャードソン 6-1 ネイル・スミス(A)
ロン・ミューレンカンプ 6-4 リー・エバンス(A)
ロブ・ホーソン 6-5 イアン・デッカー

(第7ステージ)
<一回戦結果>
ケビン・バンブリック(A) 6-5 ニッキー・ベル(A)
ベン・グリーン(A) 6-4 ダリル・ピルグリム(A)
リー・エバンス(A) 6-5 アンドリュー・デービッドソン(A)
ジョナサン・ウォースリー 6-4 デーブ・プリンス(A)
<二回戦結果>
マーティン・ルークマン 6-5 マット・パジェット
ジョニー・クレイトン 6-3 マーク・フロスト
ブライアン・ウッズ 6-4 トニー・ニューウェル
アレックス・ロイ(A) 6-4 デーブ・パーレッティ(A)

(第8ステージ)
<一回戦結果>
ブライアン・ウッズ 6-3 ダミアン・スミス(A)
ネイル・スミス(A) 6-4 スティーブ・メイシュ(A)
ライアン・マイクル 6-3 ビンセント・カンフュイス
デーブ・パーレッティ(A) 6-2 ガレス・パス(A)
<二回戦結果>
ジャーミー・ケイブン 6-0 ベン・グリーン(A)
アラン・タバーン 6-3 ジェームス・キャロル(A)
ジャーメイン・ワッティメナ 6-2 デボン・ピーターセン
ヨーディ・メーウビッセ 6-4 ジョナサン・ウォースリー

(メインステージ)
<三回戦結果>
サイモン・ウィットロック 10-2 クリス・クァントク
ピーター・ライト 10-3 ジェームス・リチャードソン
エイドリアン・ルイス 10-8 ジェームス・ウェード
ポール・ホーガン(A) 10-9 ギャリー・アンダーソン

(第2ステージ)
<三回戦結果>
ダリル・ガーニー 10-2 アレックス・ロイ(A)
クリス・ドービー 10-8 ケビン・ペインター
ジョー・カレン 10-2 ロバート・ソーントン
デーブ・チズナル 10-4 ジャーミー・ケイブン
レイモンド・バン・バーナベルト 10-6 バリー・ベイト

(第3ステージ)
<三回戦結果>
ウィリアム・オコーナー 10-3 ミックトッド
ジャーメイン・ワッティメナ 10-7 カイル・アンダーソン
ライアン・シアーレ 10-7 ミック・マクゴーワン
ダーク・バン・デュイベンボーデ 10-5 クリスチャン・キスト

(第4ステージ)
<三回戦結果>
ロニー・バクスター 10-8 ダレン・ウェブスター
イェル・クラーセン 10-7 ジョニー・クレイトン
ビンセント・バンデ・ブート 10-4 ロニー・ハイブレクト
イアン・ホワイト 10-2 ポール・バーハム(A)

(第5ステージ)
<三回戦結果>
アラン・ノリス 10-2 ヨーディ・メーウビッセ
マーティン・ルークマン 10-9 ロブ・ヒューソン
デービッド・パレット 10-6 スティーブ・ビートン
マイケル・スミス 10-4 ジョン・ヘンダーソン

(第6ステージ)
<三回戦結果>
キム・ハイブレクト 10-8 ブライアン・ウッズ
ジョン・ミッチェル 10-9 ブレンダン・ドラン
カーク・シェファード 10-8 ウェイン・ジョーンズ
ロブ・クロス 10-5 ジョニー・ヘインズ(A)

(第7ステージ)
<三回戦結果>
アラン・タバーン 10-7 マービン・キング
ベニト・バン・デ・パス 10-6 マシュー・デナント
テッド・エベット 10-5 アンドリュー・ギルディング

(第8ステージ)
<三回戦結果>
マーク・ウェブスター 10-9 ロス・トゥエル
ガーウィン・プライス 10-5 ジャスティン・パイプ
ロン・ミューレンカンプ 10-7 リッキー・エバンス
クリスト・レイズ Bye

3月4日(土)
<四回戦組合せ>
(メインステージ)
マーク・ウェブスター vs ダリル・ガーニー
ベニト・バン・デ・パス vs アラン・ノリス
レイモンド・バン・バーナベルト vs ロン・ミューレンカンプ
デーブ・チズナル vs ピーター・ライト

(第2ステージ)
ガーウィン・プライス vs デービッド・パレット
キム・ハイブレクト vs テッド・エベット
イェル・クラーセン vs ビンセント・バン・デ・ブート
ポール・ホーガン(A) vs エイドリアン・ルイス

(第3ステージ)
ロニー・バクスター vs ウィリアム・オコーナー
クリス・ドービー vs マーティン・ルークマン
ジョー・カレン vs クリスト・レイズ
サイモン・ウィットロック vs ダーク・バン・デュイベンボーデ

(第4ステージ)
アラン・タバーン vs ジョン・ミッチェル
ライアン・シアーレ vs ロブ・クロス
カーク・シェファード vs イアン・ホワイト
ジャーメイン・ワッティメナ vs  マイケル・スミス

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