<メジャー>UKオープン第2日
エイドリアン・ルイスもホーガン(A)に敗退
http://www.pdc.tv/news/articl…
Coral UKオープン※(A)はアマチュア
3月4日(土)
<四回戦結果>
(メインステージ)
ダリル・ガーニー 10-3 マーク・ウェブスター
アラン・ノリス 10-5 ベニト・バン・デ・パス
レイモンド・バン・バーナベルト 10-3 ロン・ミューレンカンプ
ピーター・ライト 10-5 デーブ・チズナル
(第2ステージ)
ガーウィン・プライス 10-4 デービッド・パレット
キム・ハイブレクト 10-1 テッド・エベット
ビンセント・バン・デ・ブート 10-9 イェル・クラーセン
ポール・ホーガン(A) 10-6 エイドリアン・ルイス
(第3ステージ)
ウィリアム・オコーナー 10-6 ロニー・バクスター
マーティン・ルークマン 10-5 クリス・ドービー
ジョー・カレン 10-5 クリスト・レイズ
サイモン・ウィットロック 10-6 ダーク・バン・デュイベンボーデ
(第4ステージ)
アラン・タバーン 10-6 ジョン・ミッチェル
ロブ・クロス 10-5 ライアン・シアーレ
イアン・ホワイト 10-7 カーク・シェファード
マイケル・スミス 10-8 ジャーメイン・ワッティメナ
<五回戦結果>
(メインステージ)
ガーウィン・プライス 10-6 ポール・ホーガン(A)
アラン・ノリス 10-6 マイケル・スミス
キム・ハイブレクト 10-9 ジョー・カレン
ピーター・ライト 10-6 ロブ・クロス
(第2ステージ)
イアン・ホワイト 10-3 マーティン・ルークマン
サイモン・ウィットロック 10-7 ウィリアム・オコーナー
レイモンド・バン・バーナベルト 10-7 アラン・タバーン
ダリル・ガーニー 10-5 ビンセント・バン・デ・ブート
3月5日(日)
<準々決勝組合せ>
キム・ハイブレクト vs アラン・ノリス
イアン・ホワイト vs ガーウィン・プライス
サイモン・ウィットロック vs ダリル・ガーニー
ピーター・ライト vs レイモンド・バン・バーナベルト
ピーター・ライトとレイモンド・バン・バーナベルトがマインヘッドでのCoral UKオープン第2日に勝ち上がり日曜午後の準々決勝でぶつかり合う。
世界No.3のライトは過去2年ともマイケル・バン・ガーウェンの後塵を拝し準優勝に留まっていたが、この土曜も2勝して、オランダ人が背中負傷で欠場した機会に、初めてのテレビ放映でのメジャータイトル獲得を狙っている。
彼はまずデーブ・チズナルを10-5で下し新進気鋭のスター、ロブ・クロスを10-6で退けてベスト8進出を決めた。
ライトはスポンサーのCoralの賭け率では6/4と一番人気となり、日曜のバトリンズ、マインヘッドリゾートで行われる最終ステージで初のテレビ放映タイトルと7万ポンドの優勝賞金獲得を目指している。
「ロブとの対戦では絶好調という訳ではなく、彼はすごく危険なプレーヤーなのでかなりもがいたが、何とか逃げ切って勝利できた。」とライト。「今晩は良く寝てレイモンドとはフレッシュに気持ちよく対戦したい。」
「ここまで来れて嬉しいしバーニーとは観客にとっても素晴らしいゲームとなるに違いない。」
2006年、2007年のチャンピオン、バン・バーナベルトは午後セッションでミューレンカンプに10-3で勝利したのに続き、夕刻セッションではアラン・タバーンに10-7で勝利した。
セントヘレンズ出身で左利きのタバーンは2006年にベスト4入りしているが、彼にとって記念すべき2日間となった。彼は4試合に勝ちベスト16入り、バン・バーナベルト戦でも一時7-6とリードしていた。
しかし、相手のオランダ人は11ダーツでブレークしてイーブンとすると続く3レッグを連取してあっさり勝利をきめてしまった。
サイモン・ウィットロックは2度目のテレビ放映でのタイトル獲得に向け進軍を続け、ウィリアム・オコーナーに0-2ダウンから158チェックアウトを機に反撃し10-7で勝利、初めてUKオープンの準々決勝へ進出した。
「すごく嬉しい」とウィットロック。「まだ僕のベストプレーではないけど、明日の準備は出来ている。僕は優勝戦線の噂にもなっていないけど、トーナメントにもまた勝つようになってきたし、ちょっと過小評価されているかな?」
「僕は長らくがっかりするダーツからようやく脱してきており、ここ2年は凄く練習を積んできた。だから正直ここのところは良くなってきている。」
「このトーナメントには優勝するだろうと確信している。調子はいいし失うものはなにもない。」
ウィットロックは次にダリル・ガーニーと対戦する。ガーニーはマーク・ウェブスターを10-3で、ビンセント・バン・デ・ブートを10-5で下し、6ヶ月間で3度目となるテレビ放映での準々決勝進出となった。
この北アイルランドのエースはバン・デ・ブートと4-5の時、オランダ人が4本のダブルをミス、ガーニーがイーブンとした後、続く5レッグを連取した。
「僕はサイモンとはいつもとびきりいいゲームをしている。」とガーニー。「僕達は良く組合せで当たる。できればまた彼といいゲームを展開したい。」
ベルギーのキム・ハイブレクトはジョー・カレンをスリリングな19レッグのフルレッグで下し初めてのUKオープン準々決勝進出となった。カレンは最終レッグで勝ちを決める1本のダブルをミスした。
カレンは140チェックアウト、160チェックアウトと繰り出したものの、ハイブレクトは130、167、126、100、100と5つのハイオフでカレンを上回り、最終レッグはややもたつき後塵を拝したものの最後に10ダブルを決めて超接戦を勝利した。
「ジョーは序盤ですごくいいフィニッシュをみせていた。僕も真剣に深堀りする必要に迫られた。」とハイブレクト。「140チェックアウト、160チェックアウトが試合の流れを作っていたので僕は勝ててほっとした。」
「トーナメントに出場していればチャンスは巡ってくる。だから明日もどうなるか見てみないと判らないし誰でもチャンスがある。」
ハイブレクトの準々決勝での対戦はアラン・ノリスで、このサマーセット生まれのこのプレーヤーは、若手で有能なマイケル・スミスとベニト・バン・デ・パスを破り、自身ベストとなるUKオープンでの進出を続けた。
イアン・ホワイトは4年で2度目となるUKオープン準々決勝進出となった。彼はワットフォードのマーティン・ルークマンに10-3で勝利した。ルークマンはUKオープンデビュー戦でベスト16入りした。
しかしホワイトは熟練を見せ7-0とリード、104、101、109とハイオフを繰り出した。ルークマンも106チェックアウトで返したものの、このストークのエースは160をチェックアウトしベスト8進出を決めた。
ホワイトは準々決勝でガーウィン・プライスと対戦する。このウェールズ人は四回戦でデービッド・パレットを下し、五回戦では最後まで残ったRileysのアマチュア予選通過者、ポール・ホーガンの望みも砕いた。
ホーガンは元ワールドチャンピオン、ギャリー・アンダーソンとエイドリアン・ルイスの両者をノックアウトし素晴らしいベスト16入りを果したがプライスの2度目のテレビ放映準々決勝進出の前に敗退した。
Coral UKオープンはITV4でライブ放映され、日曜は12:45から開始する。