<メジャー>プレミアリーグ(第6/9夜)
スコットランドの観客は凄い、素晴らしいと評判!
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Betwayプレミアリーグ
<3月9日(木)第6夜結果>
グラスゴー、SSEハイドロ
エイドリアン・ルイス 7-4 フィル・テーラー
ピーター・ライト 7-5 ジェームス・ウェード
マイケル・バン・ガーウェン 7-5 キム・ハイブレクト
レイモンド・バン・バーナベルト 7-5 イェル・クラーセン
ギャリー・アンダーソン 7-3 デーブ・チズナル
(リーグテーブル)
第6夜終了時
ピーターライト:9ポイント、レッグ差+8
マイケルバンガーウェン:8ポイント、レッグ差+9
ギャリーアンダーソン:7ポイント、レッグ差+6
フィルテーラー:7ポイント、レッグ差+4
ジェームスウェード:6ポイント、レッグ差+1
レイモンドバンバーナベルト:6ポイント、レッグ差-4
デーブチズナル:6ポイント、レッグ差ー7
エイドリアンルイス:5ポイント、レッグ差-2
キムハイブレクト:3ポイント、レッグ差ー7
イェルクラーセン:3ポイント、レッグ差ー8
Betwayプレミアリーグがこの木曜、スコットランドのグラスゴーを訪問、ギャリー・アンダーソンとピーター・ライトが勝利し、SSEハイドロ満員の観客を沸かせた。
グラスゴーでの1万人の満員の観客は、ギャリー・アンダーソンの俊足スタートから素晴らしい今シーズン2つめのプレミアリーグ勝利に酔いしれた。
この世界No.2はきらめくダーツでまずオープニングを13ダーツ、第3レッグは147チェックアウト、第5レッグは残り88をインブルフィニッシュなど一挙に5-0とリードした。チズナルも第6レッグで2つの180得点からレッグを奪取した。
この2015年の準決勝進出者は3レッグを取り5-3と戻したが、このスコットランド人は6ダブルをチェックアウト、リードを拡げると最期は1ダブルを決めてポイント獲得した。
「今日は特別な夜だった。」とアンダーソン、テーブルでは3位に上昇した。「緊張と興奮の複雑な気分だった。スコットランドへ戻り勝てたことは本当に素晴らしい。」
「デーブあ物凄いプレーヤーなので絶対反撃があると思っていた。だからうまく出来ていいフィニッシュになって嬉しい。」
「今シーズンは素晴らしいとはいえないのでここに来れたこと勝てたことはいいことだ。」
一方、スコットランド生まれのライトはジェームス・ウェードの挑戦を7-5で退け、テーブルで1ポイントリードのトップに立った。
ライトは先週のUKオープン優勝やエクセターでのプレミアリーグのエイドリアン・ルイス戦で見せたアベレージ119.50という絶好調を受け継ぎ、今シーズン4つ目の勝利を得た。
ライトは序盤に相手にダメージを与え、キーとなる115フィニッシュなどで5-1とリードしたが、相手の左利きも100チェックアウトや13ダーツで5-4と引き戻された。
第10レッグではライトは2つの180得点で9ダーツの可能性を見せダブル2を決めてポイント獲得を確保、ウェードも76を上がり最終レッグに入ったがこの世界No.3が16ダブルを決めて勝利した。
「観客が助けてくれた。歓迎が凄かった、とてもいい気分だった。」とライト。「ジェームスももう少しダブルが入れば勝てた試合だ。でも僕が2ポイント取れるよう頑張った。」
「も少しいいダーツもできるけど、勝てたし実利が大事で来週も一生懸命練習する。」
マイケル・バン・ガーウェンは背中の負傷でエクセターでの第5夜とUKオープン欠場から復帰、ベルギーのキム・ハイブレクトに7-5で勝利した。キムは引き続きテーブルの同率最下位に沈んでいる。
高レベルのオープニングでハイブレクトは171得点からレッグを取るとバン・ガーウェンも第2レッグを109チェックアウトで取り返し相手先攻もブレークしてバン・ガーウェンが4-3とリードした。
しかしハイブレクトは76フィニッシュで反撃さらに96フィニッシュで5-4と逆転したが、現チャンピオンはイーブンに戻し、ベルギー人の4本のダブルミスに80をチェックアウト、6-5とすると最後は14ダーツで勝利をものにした。
「気分はいいし今晩復帰できて素晴らしい。」とバン・ガーウェン。「いつでも2ポイントの獲得は素敵だ。キムもいいプレーだったし相手がミスした時に付込まないと勝てない。今日は僕がそれをできた。」
「また新たな2ポイントを獲得できたし観客も素晴らしかった。来週はロッテルダムだし僕にとってとても特別なものになる。」
レイモンド・バン・バーナベルトは彼の今シーズンに火を付け、1-4ダウンからの大反撃でイェル・クラーセンに7-5で勝利、今シーズン2勝目をあげた。
クラーセンはオープニングレッグを11レッグ、さらに111チェックアウトで4-1とリードしたが、ライバルは104フィニッシュ、さらに第6レッグで12ダブルを2本ミスした時バン・バーナベルトは素晴らしい154フィニッシュで試合をひっくり返した。
この2014年プレミアリーグチャンピオンは続く4レッグを3つ目の100越えとなる106チェックアウトなどで取り、まず最少ポイントを確保した。
クラーセンも10ダブルを決めて最終レッグとなったが、バン・バーナベルトが20ダブルを決め両ポイントを獲得、ライバルのクラーセンに3ポイントの差をつけた。
「今夜は楽しむためにやってきた。いづれにしろスコットランドの観客は凄い。」とバン・バーナベルト。「思ったよりリラックスできたし、楽しみたい。僕はポジティブ思考にしている。」
「154チェックアウトは本当に大きかったしゲームの流れを変えた。イェルはプレッシャーを感じていたしそこからダブルミスが始まった。僕にチャンスが回るようになった。」
2度のワールドチャンピオン、エイドリアン・ルイスはストークのライバル、フィル・テーラーを7-4で破り今シーズン2つ目の勝利をあげた。テーラーは今シーズン初めての敗退を喫した。
両者はオープニングから6レッグを分け合ったが、ルイスは爆発的な5つの180得点で勝利をたぐり寄せた。6度のプレミアリーグチャンピオンのテーラーは2本のダブルミスを付込まれた。
Betwayプレミアリーグは来週木曜も続き、トーナメントは2年目となるロッテルダム、アホイアリーナを訪問する。入場券は完売、3人のオランダのスターは母国で熱狂的な歓迎を受けることだろう。