<メジャー>プレミアリーグ(第7/9夜)
ロッテルダムはオレンジ色の渦!
http://www.pdc.tv/news/articl…
Betwayプレミアリーグ
<3月16日(木)第7夜結果>
ロッテルダム、アホイアリーナ
ジェームス・ウェード 7-3 イェル・クラーセン
ピーター・ライト 7-4 デーブ・チズナル
レイモンド・バン・バーナベルト 7-2 ギャリー・アンダーソン
エイドリアン・ルイス 7-3 キム・ハイブレクト
マイケル・バン・ガーウェン 7-4 フィル・テーラー
(リーグテーブル)
第7夜終了時
ピーターライト:11ポイント、レッグ差+11
マイケル・バン・ガーウェン:10ポイント、レッグ差+12
ジェームス・ウェード:8ポイント、レッグ差+5
レイモンド・バン・バーナベルト:8ポイント、レッグ差+1
エイドリアン・ルイス:7ポイント、レッグ差+2
ギャリー・アンダーソン:7ポイント、レッグ差+1
フィル・テーラー:7ポイント、レッグ差+1
デーブ・チズナル:6ポイント、レッグ差ー10
キム・ハイブレクト:3ポイント、レッグ差ー11
イェル・クラーセン:3ポイント、レッグ差ー12
レイモンド・バン・バーナベルトとマイケル・バン・ガーウェンがこの木曜、Betwayプレミアリーグのロッテルダム訪問時に勝利し、強烈な一万人の観客を熱狂させた。ピーター・ライトはリーグテーブルトップを維持した。
5度のワールドチャンピオン、バン・バーナベルトはロッテルダムのアホイに集まった観客から信じられない熱烈な歓迎受けて拍車がかかり、ギャリー・アンダーソンを7-2で破った。
バン・バーナベルトはオープニングからの3レッグで180得点を繰り出し、3-0とリード、さらに衝撃的な156チェックアウト、10ダーツと見せて、今シーズン3つ目となる勝利を収めた。
この勝利で2014年プレミアリーグチャンピオンはアンダーソンを抜きリーグテーブルの4番目に上昇、アンダーソンは108フィニッシュで頑張ったが足らなかった。
「この勝利はでかい、素晴らしい夜だ。」とバン・バーナベルト。彼はそのあとロッテルダムの観客に感激していた。「ギャリーはこれまでの11戦たてつづけに僕に勝っていたけど僕は自分を信じてた。今夜は全てがうまく行った。」
「フィニッシュがとても良かったし、最後に世界No.2に7-2という結果は大きな努力の成果だ。ギャリーを打ち負かすのはとても難しいしタフな対戦相手だけど、僕も誰をも倒す可能性を判っている。」
「母国の大観衆の前でプレーするのは凄いことで、彼等をがっかりさせたくなかった。僕はこの勝ちがとても嬉しいし、プレーオフ進出出来るだろうと信じている。」
ワールドチャンピオン、バン・ガーウェンも英雄凱旋の歓待をうけ、スロースタートだったものの、フィル・テーラーを7-3で退けた。
テーラーは96、73と上がり3-0とリードしたが、バン・ガーウェンはよじ登るように反撃しイーブンとすると82、78と上がり全体を支配した。
第9レッグをテーラーが取り返したが、このオランダ人は崩れず今シーズン4つ目の勝利をものにし、テーブル第2位を維持し、来週マンチェスターでのダブルヘッダーに向った。
「難しい試合だったし今夜はまた違ったプレッシャーを感じた。」とバン・ガーウェン。「ファンのみなさんに何か恩返しがしたいし、僕ら二人とも本来のプレーが出来なかった。」
「僕は仕事が出来、勝利した。これが一番大事なこと。」
世界No.3のライトはデーブ・チズナアルに7-4で勝利して、リーグテーブルで引き続きバン・ガーウェンに1ポイントをリードしている。
ライトはこの夜オレンジ色のモホークの姿で、アホイアリーナを満員札止めとした1万人の熱狂的観客の殆どが着たオレンジ色と調和し、2-0から5-2と進みチズナルの反撃を封じ込めた。
ライトは「僕の出来はそんなに良くなかったけど2ポイントをチズナルから貰えた。デーブは高得点力があり難しい相手だった。」
「ここの観客は素晴らしい。こんな観客の前で戦えるのはファンタスティックだ、僕は大好きだ。みんな僕の名前を呼んでくれたのには驚いた。彼等に余り見せ場を出せなくてちょっと残念。でも勝った。」
ジェームス・ウェードがオープニングゲームでテーブルの最下位にいるイェル・クラーセンを7-3で破り、この夜のオランダ人観客を一時シーンとさせた。クラーセンは2夜のちの審判の夜での脱落に瀕している。
ウェードは序盤に2-0とリードし主導権をとり、中盤も76、82,64、71とダブルの切れを見せ、この左利きはプレーオフ進出の可能性を膨らませた。
「イェルは彼のプレーができなかった。僕は少しあしらわれたら大きく反応する。」とウェード。「イングランド人がオランダでプレーし勝利できて嬉しい。」
クラーセンはキム・ハイブレクトと共に3ポイントでリーグテーブル最下位に留まった。このベルギー人はエイドリアン・ルイスに7-3で敗退した。エイドリアン・ルイスは2連続勝利となり、脱落の争いから一歩抜け出せる状況となった。
Betwayプレミアリーグは来週木曜はマンチェスターへ引き継がれ、バン・ガーウェンは二週間前、背中の負傷で欠場した振り替えで、2つの試合に出場する。
世界No.1はウェードとバン・バーナベルトとマンチェスターで対戦する。一方、アンダーソンはハイブレクトと、ライトはテーラーと、クラーセンはルイスと対戦、チズナルはエクセターで2戦していたので今回は欠場する。