HappyBetジャーマンダーツチャンピオンシップ最終日
ピーター・ライトが強くなってきた
http://www.pdc.tv/news/articl…
HappyBetジャーマンダーツチャンピオンシップ
(カッコ内は賞金ランキング)
3月26日(日)
(午後セッション)
<三回戦結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-3 クリスト・レイズ(33)
イアン・ホワイト(14) 6-2 ダレン・ジョンソン(82)
イェル・クラーセン(9) 6-3 デーブ・チズナル(6)
ベニト・バン・デ・パス(15) 6-0 イアン・デッカー(56)
ピーター・ライト(3) 6-2 ステファン・バンティング(22)
キム・ハイブレクト(12) 6-4 アラン・ノリス(18)
ガーウィン・プライス(17) 6-4 ケビン・ペインター(46)
メンサー・スルホビック(10) 6-2 ジョー・カレン(27)
(夕刻セッション)
<準々決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-3 イアン・ホワイト(14)
イェル・クラーセン(9) 6-4 ベニト・バン・デ・パス(15)
ピーター・ライト(3) 6-2 キム・ハイブレクト(12)
ガーウィン・プライス(17) 6-2 メンサー・スルホビック(10)
<準決勝結果>
マイケル・ガン・ガーウェン(1) 6-1 イェル・クラーセン(9)
ピーター・ライト(3) 6-5 ガーウィン・プライス(17)
<決勝結果>
ピーター・ライト(3) 6-3 マイケル・バン・ガーウェン(1)
ピーター・ライトが日曜夕刻、ヒルデスハイムのハレ39でのHappyBetジャーマンダーツチャンピオンシップ決勝でマイケル・バン・ガーウェンを6-3で破り自身2度目のヨーロピアンツアー優勝を果した。
世界No.3は3週間前のUKオープンでの勢いを保ち、熱狂的なドイツの観客の目前でワールドチャンピオンのバン・ガーウェンに記念すべき勝利を収めた。
ライトは土曜のオープニングで、もう一人のオランダ人クリスチャン・キストと最終レッグまでもつれ込んだが、日曜からはステファン・バンティングとキム・ハイブレクトにそれぞれ2レッグしか落とさず準決勝へ進出した。
準決勝では彼はUKオープン決勝の再現で、ガーウィン・プライスと最終レッグまでの激闘となり、ウェールズ人がマッチとなる20ダブルを外した時にライトが勝利を決めた。
バン・ガーウェンは2016年には6個のヨーロピアンツアーイベントに優勝していたが、二回戦のジャーメイン・ワッティメナに対する快勝をひっさげ、クリスト・レイズ、イアン・ホワイト、イェル・クラーセンを下し決勝へ進出した。
昨年は3つの決勝でライトを破っており、バン・ガーウェンはしっかりしたスタートを切り続いて11ダーツでブレーク、リードを二倍にした。
ライトも反撃でイーブンとし、バン・ガーウェンが20ダブルを決めて3-2とすると、スコットランド人が13ダーツ、14ダーツ、120フィニッシュで5-3とリードし、最後は集中して60をチェックアウト、復帰を果した。
「僕のダーツ部屋は昨年準優勝トロフィーばかりだった。クリスマス明けに全部捨てて、優勝トロフィーで一杯にしようと言った。今のところ2つだ。」とライト。
「ファンは素晴らしかったし凄く応援してもらった。マイケルは彼の出来る最高ではなかった。彼はスタートは良かったので僕は彼について行こうとした。」
バン・ガーウェンは準優勝の10,000ポンドを手にしたが、「僕は優勝だけが嬉しい、自分に文句を言うしかない。ピーターはいいプレーだった。でも僕はダブルを外し、ダブルを外すならちゃんとした対応が必要だ。」
プライスは日曜、ケビン・ペインター、メンサー・スルホビックに勝ち、自身初めてとなるヨーロピアンツアー準決勝進出だった。一方、クラーセンはプレミアリーグのライバル、デーブ・チズナルと同じオランダのベニト・バン・デ・パスを下しベスト4入りした。
ホワイトは午後セッションの三回戦でパーフォーマンスを見せ、アベレージ104.68、60%のダブル率でダレン・ジョンソンを6-2で下した。しかし、バン・ガーウェンにはそれを出し切ることが出来なかった。
バン・デ・パスは同じオランダ人、イアン・デッカーをベスト16でホワイトウォッシュ、一方スルホビックはジョー・カレンを下し、ハイブレクトはアラン・ノリスのジャーマンダーツチャンピオンシップタイトルの防衛を潰えた。
次回PDCヨーロピアンツアーイベントは4月15日~17日、イエナで行われるHappyBetジャーマンダーツマスターズで48プレーヤーが参加、賞金総額は135,000ポンドとなっている。