プレーヤーズチャンピオンシップ第7回/22回
村松プロ、日本人初の初戦突破で賞金獲得
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プレーヤーズチャンピオンシップ(7)
バーンスリー、メトロドーム
(カッコ内は賞金ランキング)
<一回戦結果>
ピーター・ライト(3) 6-3 イアン・デッカー(56)
ピーター・ハドソン(102) 6-4 テッド・エベット(71)
アンディ・ボールトン(61) 6-5 ジョン・ヘンダーソン(34)
カーク・シェファード(97) 6-4 ロバート・オーエン(82)
スティーブ・ウェスト(39) 6-3 リー・ブライアント(127)
ジョン・ボウルズ(78) 6-2 ブライアン・ウッズ(96)
スティーブ・ビートン(25) 6-3 リッチー・バーネット(120)
マーク・バリリ(81) 6-4 ウェス・ニュートン(63)
キム・ハイブレクト(12) 6-3 ジム・ブラウン(143)
ジェームス・リチャードソン(65) 6-4 クリス・クァントク(93)
マイク・デ・デッカー(74) 6-3 ダレン・ウェブスター(32)
スコット・ダービシャー(155) 6-3 マット・クラーク(76)
ジェームス・ウェード(5) 6-1 ジャーミー・ルイス(31)
ビンセント・バン・デ・ブート(26) 6-2 テリー・ローチ(143)
クリスチャン・キスト(38) 6-3 ジム・ウォーカー(-)
マイク・ランゲンドルフ(127) 6-4 リッチー・コーナー(80)
ベニト・バン・デ・パス(15) 6-4 ジェフリー・デ・ズワーン(62)
ジョン・ミッチェル(67) 6-3 テリー・テンプル(102)
ブレンダン・ドラン(24) 6-2 ジョシュ・ペイン(49)
ジョナサン・ウォースリー(85) 6-0 リチャード・ノース(102)
マイケル・スミス(11) 6-3 ヨーディ・メーウビッセ(73)
アンディ・ジェンキンス(64) 6-4 ピーター・ジャッケス(93)
ジョニー・クレイトン(51) 6-4 ジェームス・ウィルソン(35)
ウィリアム・オコーナー(58) 6-4 アダム・ハント(143)
デーブ・チズナル(6) 6-2 リッチー・エドハウス(111)
ジャーメイン・ワッティメナ(45) 6-0 ミック・トッド(91)
ロバート・ソーントン(13) 6-1 ジャーミー・ケイブン(30)
マーク・ウォルシュ(72) 6-2 アンディ・パーソンズ(124)
ミッキー・マンセル(143) 6-3 ジョー・カレン(27)
キーガン・ブラウン(45) 6-3 アントニオ・アルシナス(122)
カイル・アンダーソン(29) 6-4 ロス・トウェル(108)
ジャーミー・ベイン(122) 6-4 デボン・ピーターセン(52)
メンサー・スルホビック(10) 6-1 ジョン・Jnr・ノーマン
マーク・ウェブスター(23) 6-3 スティーブ・ハイン(106)
ハリー・ロビンソン(116) 6-2 ロビー・グリーン(40)
ポール・ニコルソン(108) 6-3 メーダーズ・ラズマ(154)
ジミー・ヘンドリクス(116) 6-3 ステファン・バンティング(22)
村松治樹(-) 6-4 ライアン・パーマー(93)
マービン・キング(21) 6-5 スベン・グロエン(-)
スチュワート・ケレット(106) 6-3 ディオゴ・ポルテラ(112)
アラン・ノリス(18) 6-3 コリン・ローロフス(136)
エイデン・カーク(122) 6-2 プラカシュ・ジーワ(143)
ロニー・ハイブレクト(44) 6-4 ロブ・クロス(66)
アンディ・ハミルトン(55) 6-0 クレイグ・ギルクリスト
ガーウィン・プライス(17) 6-4 ワリック・シェファー(132)
ロン・ミューレンカンプ(60) 6-5 ダロン・ブラウン(90)
エイドリアン・ルイス(4) 6-2 ステファン・バートン(127)
ゾラン・レイクバッハ(101) 6-2 リッキー・ウィリアムズ(99)
イアン・ホワイト(14) 6-4 ブライアン・デ・ホーグ(148)
スティーブ・レノン(112) 6-5 マシュー・デナント(84)
ライアン・マイクル(78) 6-4 レイモンド・バン・バーナベルト(8)
ケビン・ペインター(46) 6-4 サイモン・プレストン(116)
スコット・テーラー(112) 6-1 イェル・クラーセン(9)
ベリー・バン・ピアー(69) 6-5 ダレン・ジョンソン(82)
ジェフリー・デ・グラーフ(59) 6-3 クリス・ドービー(37)
ディミトリ・バン・デン・バーグ(50) 6-3 ダーク・バン・デュイベンボーデ(54)
サイモン・ウィットロック(16) 6-3 レイ・キャンベル(122)
ミック・マクゴーワン(57) 6-2 トニー・ニューウェル(75)
ジャスティン・パイプ(28) 6-4 ジョン・ロドリゲス(43)
リッキー・エバンス(48) 6-3 デニス・スミス(85)
クリスト・レイズ(33) 6-4 ジョー・マーナン(41)
デービッド・パレット(53) 6-3 ポール・ローリー(126)
ダリル・ガーニー(19) 6-3 マーティン・シンドラー(119)
ビンセント・カンフュイス(70) 6-4 ロニー・バクスター(99)
<二回戦結果>敗退=500ポンド
ピーター・ライト(3) 6-5 ピーター・ハドソン(102)
アンディ・ボールトン(61) 6-3 カーク・シェファード(97)
スティーブ・ウェスト(39) 6-5 ジョン・ボウルズ(78)
マーク・バリリ(81) 6-3 スティーブ・ビートン(25)
キム・ハイブレクト(12) 6-5 ジェームス・リチャードソン(65)
マイク・デ・デッカー(74) 6-4 スコット・ダービシャー(155)
ジェームス・ウェード(5) 6-4 ビンセント・バン・デ・ブート(26)
マイク・ランゲンドルフ(127) 6-2 クリスチャン・キスト(38)
ベニト・バン・デ・パス(15) 6-2 ジョン・ミッチェル(67)
ブレンダン・ドラン(24) 6-3 ジョナサン・ウォースリー(85)
マイケル・スミス(11) 6-2 アンディ・ジェンキンス(64)
ジョニー・クレイトン(51) 6-5 ウィリアム・オコーナー(58)
ジャーメイン・ワッティメナ(45) 6-4 デーブ・チズナル(6)
ロバート・ソーントン(13) 6-1 マーク・ウォルシュ(72)
キーガン・ブラウン(45) 6-0 ミッキー・マンセル(143)
カイル・アンダーソン(29) 6-2 ジャーミー・ベイン(122)
メンサー・スルホビック(10) 6-2 マーク・ウェブスター(23)
ポール・ニコルソン(108) 6-2 ハリー・ロビンソン(116)
ジミー・ヘンドリクス(116) 6-2 村松治樹(-)
マービン・キング(21) 6-2 スチュワート・ケレット(106)
エイデン・カーク(122) 6-4 アラン・ノリス(18)
アンディ・ハミルトン(55) 6-0 ロニー・ハイブレクト(44)
ガーウィン・プライス(17) 6-1 ロン・ミューレンカンプ(60)
ゾラン・レイクバッハ(101) 6-4 エイドリアン・ルイス(4)
スティーブ・レノン(112) 6-5 イアン・ホワイト(14)
ケビン・ペインター(46) 6-2 ライアン・マイクル(78)
スコット・テーラー(112) 6-2 ベリー・バン・ピアー(69)
ジェフリー・デ・グラーフ(59) 6-5 ディミトリ・バン・デン・バーグ(50)
サイモン・ウィットロック(16) 6-3 ミック・マクゴーワン(57)
ジャスティン・パイプ(28) 6-4 リッキー・エバンス(48)
クリスト・レイズ(33) 6-1 デービッド・パレット(53)
ダリル・ガーニー(19) 6-4 ビンセント・カンフュイス(70)
<三回戦結果>敗退=1,000ポンド
ピーター・ライト(3) 6-3 アンディ・ボールトン(61)
スティーブ・ウェスト(39) 6-3 マーク・バリリ(81)
キム・ハイブレクト(12) 6-2 マイク・デ・デッカー(74)
ジェームス・ウェード(5) 6-5 マイク・ランゲンドルフ(127)
ベニト・バン・デ・パス(15) 6-3 ブレンダン・ドラン(24)
マイケル・スミス(11) 6-2 ジョニー・クレイトン(51)
ジャーメイン・ワッティメナ(45) 6-5 ロバート・ソーントン(13)
カイル・アンダーソン(29) 6-5 キーガン・ブラウン(45)
メンサー・スルホビック(10) 6-5 ポール・ニコルソン(108)
ジミー・ヘンドリクス(116) 6-4 マービン・キング(21)
アンディ・ハミルトン(55) 6-2 エイデン・カーク(122)
ガーウィン・プライス(17) 6-4 ゾラン・レイクバッハ(101)
スティーブ・レノン(112) 6-1 ケビン・ペインター(46)
スコット・テーラー(112) 6-3 ジェフリー・デ・グラーフ(59)
サイモン・ウィットロック(16) 6-4 ジャスティン・パイプ(28)
ダリル・ガーニー(19) 6-5 クリスト・レイズ(33)
<四回戦結果>敗退=1,500ポンド
ピーター・ライト(3) 6-3 スティーブ・ウェスト(39)
キム・ハイブレクト(12) 6-0 ジェームス・ウェード(5)
ベニト・バン・デ・パス(15) 6-4 マイケル・スミス(11)
ジャーメイン・ワッティメナ(45) 6-2 カイル・アンダーソン(29)
メンサー・スルホビック(10) 6-2 ジミー・ヘンドリクス(116)
ガーウィン・プライス(17) 6-3 アンディ・ハミルトン(55)
スティーブ・レノン(112) 6-2 スコット・テーラー(112)
ダリル・ガーニー(19) 6-3 サイモン・ウィットロック(16)
<準々決勝結果>敗退=2,250ポンド
キム・ハイブレクト(12) 6-4 ピーター・ライト(3)
ジャーメイン・ワッティメナ(45) 6-3 ベニト・バン・デ・パス(15)
ガーウィン・プライス(17) 6-4 メンサー・スルホビック(10)
ダリル・ガーニー(19) 6-5 スティーブ・レノン(112)
<準決勝結果>敗退=3,000ポンド
キム・ハイブレクト(12) 6-4 ジャーメイン・ワッティメナ(45)
ダリル・ガーニー(19) 6-4 ガーウィン・プライス(17)
<決勝結果>敗退=6,000ポンド、優勝=10,000ポンド
ダリル・ガーニー(19) 6-3 キム・ハイブレクト(12)
ダリル・ガーニーがバーンスリーでのプレーヤーズチャンピオンシップ(7)でキム・ハイブレクトを6-3で下し初めてランキングのタイトルを勝ち取った。
この北アイルランドのエースの進出は続き、先月のCoral UKオープン準決勝進出の勢いを持続、自身初となるプレーヤーズチャンピオンシップ決勝で10,000ポンドのタイトルを獲得した。
彼はドイツのマーティン・シンドラー、オランダのビンセント・カンフュイス、スペインのクリスト・レイズを下しベスト16入り、そこではオーストラリアのサイモン・ウィットロックを素晴らしいダーツでノックアウトした。
ガーニーは準々決勝でアイルランドの若手スティーブ・レノンを6-5で退け、ベスト4ではガーウィン・プライスを10レッグで下して決勝へ進出。
決勝ではガーニーはハイブレクトに対し1レッグダウンから4-1とリード、2つのブレークのうち1つでは112をチェックアウトしていた。相手のベルギー人も2レッグを返したが、ガーニーは76チェックアウト、最後は5ダブルを決めてタイトルを獲得した。
この31歳はその前の決勝進出としては2016年のオランダダーツマスターズで、その時はマイケル・バン・ガーウェンに敗退した。彼はこの7月のワールドシリーズ、PDC UKマスターズに出場が決まった数週間後に、大きな優勝を掲げた。
「言葉が見つからない。」とガーニー。「準決勝や準々決勝は山ほど経験したけど、決勝へ出てその最初のチャンスで優勝してしまった。信じられない。」
「今日は6-5の試合をいくつか勝ってたが負ける気はしなかった。僕はいいプレーが出来てたし本当信じられない。」
「いつか優勝できると信じるプレーヤーは沢山いるが、優勝者と呼ばれる土台を踏まない限り、どこかで優勝したとは言えない。」
「僕はたぶん今年に入ってから調子が上向いてきていた。僕の目標にひとつ足らなかった事といえば決勝進出というものだった。決勝進出しそこで勝つというのを全体の目標とした。」
ハイブレクトの決勝進出は最近のBetwayプレミアリーグからの脱落に対し、強い反発を見せたものだった。だがこのベルギー人の5個目のPDCランキングタイトル獲得には1試合足らなかった。
彼はジム・ブラウン、ジェームス・リチャードソン、マイク・デ・デッカーを破り、ベスト16では大金星となる世界No.5のジェームス・ウェードをホワイトウォッシュした。
さらにハイブレクトは準々決勝で現UKオープンチャンピオン、ピーター・ライトをノックアウトし、準決勝ではジャーメイン・ワッティメナの挑戦を跳ね返し、2017年一番のフィニッシュで6,000ポンドを獲得。
オランダのワッティメナはいくつか素晴らしいダーツを見せ、自身2度目となるPDC準決勝へ進出、デーブ・チズナル、ロバート・ソーントン、カイル・アンダーソン、ベニト・バン・デ・パスを打ち破りベスト4進出した。
ウェールズのエース、プライスもベスト4進出、彼は先月UKオープンファイナルズでも決勝進出しており改めて強いところを見せた。彼は準々決勝で第2シードのメンサー・スルホビックをも倒していた。
ライトはバン・デ・パスやスルホビックと共に準々決勝止まり、新進気鋭のアイルランドの若手、レノンもベスト8入りした。彼はPDC Unicornデベロプメントツアーで2勝しており、初めてプロツアーでベストへ進出した。
レノンはマシュー・デナント、イアン・ホワイト、ケビン・ペインター、スコット・テーラーを破りベスト8へ到達、金曜にはHappyBetジャーマンダーツオープンの出場資格も獲得している。
アンディ・ハミルトンの再進撃も続き、金曜の予選会通過も果し、土曜はオープニングからの対クレグ・ギルクリスト戦、ロニー・ハイブレクト戦の2試合をホワイトウォッシュ勝ち、さらにエイデン・カークを倒しベスト16入りを果した。
オランダの盟友2人、イェル・クラーセンとレイモンド・バン・バーナベルトは共にシード選手だが一回戦敗退、それぞれ若手スコット・テーラーとライアン・マイクルに敗れた。
日曜も75,000ポンドのプレーヤーズチャンピオンシップが開催され128名が参加し優勝賞金10,000ポンドを目指す。
試合は2面同時にストリーム放送されpdctv-HDで全世界に流される。