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<メジャー>プレミアリーグ(第11/15夜)

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2017.04.14 Fri.

ルイス、リーグ歴代8個目の9ダーツでボーナス獲得

http://www.pdc.tv/news/articl…

Betwayプレミアリーグ
<4月13日(木)第11夜結果>
リバプール、エコーアリーナ
ギャリー・アンダーソン 6-6 デーブ・チズナル
マイケル・バン・ガーウェン 6-6 ピーター・ライト
エイドリアン・ルイス 7-4 レイモンド・バン・バーナベルト
ジェームス・ウェード 7-5 フィル・テーラー
ギャリー・アンダーソン 7-2 ピーター・ライト

(リーグテーブル)
第11夜終了時
1.→1.マイケル・バン・ガーウェン:17ポイント、レッグ差+21
2.→2.ピーターライト:15ポイント、レッグ差+11
5.→3.ギャリー・アンダーソン:14ポイント、レッグ差+11
3.→4.レイモンド・バン・バーナベルト:14ポイント、レッグ差+6
4.→5.フィル・テーラー:13ポイント、レッグ差+7
5.→5.エイドリアン・ルイス:13ポイント、レッグ差+7
7.→7.ジェームス・ウェード:10ポイント、レッグ差-8
8.→8.デーブ・チズナル:8ポイント、レッグ差ー16
イェル・クラーセン:3ポイント、レッグ差ー16 (脱落)
キム・ハイブレクト:3ポイント、レッグ差ー23 (脱落)

エイドリアン・ルイスが木曜、リバプールのエコーアリーナでレイモンド・バン・バーナベルトを7-4で破った際、自身5回目となるテレビ放映での9ダーツを達成した。

このストークのスーパースターは5回目のテレビ放映での9ダーツ達成で15,000ポンドのボーナスを獲得したが、エコーアリーナでマジックの瞬間を披露、ビッグステージでのバン・バーナベルトとの対戦では3回目の9ダーツだ。

そこまでルイスは140フィニッシュなどで2-0とリードしたが、バン・バーナベルトは128チェックアウトで反撃し、第4レッグも180得点でスタートした。

ルイスは同じ得点で反撃し更に180得点を重ねた。その後残る141を上がりプレミアリーグの歴史の中では8度目、自身では昨年4月のジェームス・ウェード戦以来の達成だ。

バン・バーナベルトは1-4ダウンから3-5ダウンへ引き戻したものの、ルイスが81をインブルフィニッシュ、今期ベストのアベレージ111.52で6勝目となる試合を封じた。

「これは本当に特別で素晴らしい気分だ。」とルイス。「ここまで2~3週間フロアトーナメントで何度か9ダーツの可能性があったが、今夜はミスしないぞと誓っていた。」

「9ダーツも凄いけど勝つことも凄い大事だ。いいダーツをしなきゃだめだと判ってたが今夜はチャンピオンになった。」

レイはずっと調子が良く、僕が9ダーツをやった後でもどんどんやって来て僕にプレッシャーを掛け続けてきた。これでプレーオフの中に入るチャンスも芽生えてきたし、6戦して5勝できたのは素晴らしいことだ。」

2度のプレミアリーグチャンピオン、ギャリー・アンダーソンはリバプールで2試合を行いデーブ・チズナルに引き分け、ピーター・ライトに衝撃的な7-2勝利で3ポイントを獲得、リーグテーブルで3位に浮上した。

この夜のオープニング試合、アンダーソンは劇的な最終レッグでチズナルから引き分けを拾った。マーシーサイド出身のチズナルが勝利できる7本のマッチダーツをミスしたのだ。

アンダーソンは1-3ダウンから4レッグを連取し5-3とリード、これに対しチズナルは2つの180得点から11ダーツで、74を20ダブルで決めて6-5とひっくり返した。

さらにチズナルは最終レッグでも180得点、121得点、180得点で20を残したが、7本のダブルをミス、アンダーソンが10ダブルを決めて引分けとされてしまった。

「引き分け試合となるべくしてなった。」とチズナル。「序盤、ギャリーにダブルミスが目立った。僕も終盤ダブルミスばかりだ。僕が奪うことが出来たかも知れないけどこれがダーツだ。」

「試合はスイングし巡り巡った。ダブルを打てなきゃ勝てない。最後のたった1レッグだけどどうにも高くついた。」

「ポイントを取れたことは嬉しいしまだ残れると信じてやっている。まだ5試合が残っており、それを全部勝って僕の思うような試合なるかも。誰も予想はできない。」

しかし、アンダーソンは素晴らしいフォームで今期ベストとなるアベレージ113.44で良く飛んでいたライトを容赦なく打倒した。

ライトはオープニングレッグを116チェックアウトの12ダーツで取りさらに2-1とすると、アンダーソンも2連続の12ダーツで返し、さらに14ダーツ10ダーツと続けスコアを5-2とした。

アンダーソンは126をインブルで上がり負けなしとすると、最後は6個目となる180得点から13ダーツで上がり素晴らしいパーフォーマンスを完了、順位も3位まで上げライトとの差は1ポイントのみとなった。

「いい夜だった。」とアンダーソン。「デーブからは1ポイントをもぎ取ったが、ピーターとはとてもいいプレーが出来た。」

「チジーとは最後がラッキーだった。5-3とリードしたけど壁にぶつかった。でも彼がミスを続けポイントを拾った。あれは嬉しかった。」

「最後の試合ではいいプレーができた。時々がんがん行けることがあり、その時はとても気分がいい。ああいう感じなら思った通りのダーツになる。」

この夜序盤に、マイケル・バン・ガーウェンがライトとの試合で0-3、1-5、3-6ダウンから闘いの劇的な終幕を迎えた。UKチャンピオンが終盤3レッグにわたって致命的な2本のマッチとなるダーツをミスした。

ライトは序盤、このオランダ人のダブルミスを突きオープニングから3レッグを連取0-4、1-5とリードして、さらに3-6となり最少ポイントを確保した。

第10レッグではライトは160フィニッシュでの20ダブルを外し、バン・ガーウェンに望みをつながせてしまい、さらに現チャンピオンに11ダーツで最終レッグへもつれこまれた。

両者はスリリングな最終レッグで取っ組み合い、残り62で16ダブルを外したライトに対しバン・ガーウェンは68を上がりポイントを分け合った。

「2ポイントを取らなくちゃいけなかった。」とバン・ガーウェン。「1ポイントでは不十分で、もし勝たなければ常にフラストレーションが出てくるのが判っている。」

「序盤で2-1か3-0でもおかしくなかったけどダブルミスを多く出してしまった。でも結末でポイントを取れたのは嬉しい。自分に腹が立つだけだ。ひどい試合だった。」

ジェームス・ウェードはフィル・テーラーに7-5で勝利しプレーオフ進出の望みをつないだ。彼は伝説の16度のワールドチャンピオンに終盤3レッグを連取し、ここまでの4試合連敗を食い止めた。

テーラーは2度2-0、5-3と2レッグリードしたが、大事な第9レッグで5本のダブルミスを犯しウェードにまくられ、6ダブルで追いつかれると次は120チェックアウト、最後は87フィニッシュの連続12ダーツで敗北した。

「もがき出すと難しくなる。試合の8割で自分を苦しめていた。」とウェード。「プレーが良くないので何試合か落としてきたし、だから居るべきところにいる。」

「フィルもひどかったし、それを拾ってきた。一生懸命練習しているので終盤2,3レッグで効果があった。」

Betwayプレミアリーグは来週木曜も続き、ベルファーストのSSEアリーナで開催される。テーラーは2試合、アンダーソンとチズナルと当たる。チズナルはルイスとも対戦する。

バン・ガーウェンはベルファーストの当日50歳の誕生日となるバン・バーナベルトと対戦する。ライトはウェードと対戦。

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