HappyBetジャーマンダーツマスターズ第2日
絶対勝つぞと鬼の形相、MVG
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HappyBetジャーマンダーツチャンピオンシップ
4月16日(日)
<午後セッション二回戦結果>
ジェフリー・デ・グラーフ(58) 6-5 イアン・ホワイト(13)
ステファン・バンディング(22) 6-4 テッド・エベット(71)
カイル・アンダーソン(29) 6-4 スティーブ・ウェスト(40)
マイケル・スミス(11) 6-1 ドラグティン・ホーバット(-)
キム・ハイブレクト(12) 6-2 ダニエル・ラーソン(-)
サイモン・ウィットロック(16) 6-4 ジョニー・クレイトン(51)
ガーウィン・プライス(17) 6-1 マックス・ホップ(42)
ジョン・ロドリゲス(43) 6-4 ベニト・バン・デ・パス(15)
<夕刻セッション二回戦組合せ>
ジェームス・ウェード(5) 6-3 ロバート・ソーントン(14)
ステファン・シープマン(-) 6-5 ジョー・カレン(24)
メンサー・スルホビック(9) 6-5 ジャーミー・ルイス(33)
イェル・クラーセン(10) 6-4 ダリル・ガーニー(19)
ピーター・ライト(3) 6-4 マーク・ウェブスター(23)
レイモンド・バン・バーナベルト(8) 6-4 アラン・ノリス(18)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-1 ジョン・ミッチェル(67)
クリスト・レイズ(32) 6-5 マービン・キング(21)
4月17日(イースターマンデー)
<午後セッション三回戦>
<夕刻セッション>
準々決勝
準決勝
決勝
全試合ベストオブ11レッグズ
マイケル・バン・ガーウェンはイエナで終盤を迎えたHappyBetジャーマンダーツマスターズの二回戦で、ただただ素晴らしいディスプレーでジョン・ミッチェルを破った。
このオランダ人は3年連続での優勝を目指しており、アベレージ110.12でさっさとギリシャのミッチェルを退けた。
80、88のチェックアウトえバン・ガーウェンは納得のスタート、彼は3-0とリードした。ミッチェルはここでようやく41を上がり1レッグを獲得する。
バン・ガーウェンは容赦なく、素早く3レッグのリード体制を作り上げ勝利に接近した。彼は素晴らしいフィニッシュと高得点力をまざまざとミッチェルに見せつけ素晴らしい136チェックアウトで勝利、三回戦へ進出した。
ピーター・ライトは2017年の初勝利をヒルデスハイムであげていたが、堅実なスタートでマーク・ウェブスターを6-3で破り2つ目のヨーロピアンツアータイトル獲得に漕ぎ出した。
両者はオープニングからの数レッグを様子見したが、ライトは素晴らしい121をチェックアウトして試合を支配下に置き、60を上がって3レッグ連取、スコアを4-2リードとした。
ウェブスターもレッグを返したものの、ライトは残る2レッグでの攻撃を防ぎ、106チェックアウトで勝利を決めた。
第8シードのアラン・ノリスはノーシードとなっていたレイモンド・バン・バーナベルトとの厳しい組合せとなり、玉砕した。
ぐずぐずした状況から5度のワールドチャンピオン、バン・バーナベルトが4-2と2レッグをリード、勝利も堅いと思わせたが相手のスコットランド人も引き戻す。しかしこのオランダ人は更に深く攻め込み三回戦進出を確かにした。
ホスト国が応援するステファン・シープマンは3つの100越えのチェックアウトで劣勢から反撃し、ジョー・カレンに6-5で勝利した。
カレンは今月初旬にPDCプロツアーイベントで優勝し、素晴らしいスタートで2-0とリードした。シープマンは105チェックアウトを含めイーブンに戻した。
彼はさらに100チェックアウトでレッグを奪ったが、カレンもうまいところを見せ5-4と勝利まであと一歩と詰め寄った。
カレンはマッチとなるダブルをミス、シープマンが再びイーブンとし、試合は最終レッグへ、ここでシープマンは再度100をチェックアウトし、イエナでの進出を続けた。
オーストリアのメンサー・スルホビックもジャーミー・ルイスと対戦、6-5の最終レッグで三回戦進出が決まった。
このウェールズ人は第3シードのスルホビックを5-3とリードし、打倒するかと思われたが、3本のマッチとなるダーツを痛恨のミス、スルホビックが104を上がり、さらに3レッグを連取して勝利してしまった
クリストはマービン・キングと対戦した夕刻セッションに、最終レッグで勝利を決めた3人目となった。緊張した状況の中、二人に優劣をつけることが難しかったが、2つの大きいチェックアウトがレイズにダメージを与えた。
113チェックアウトでスペイン人が2-1とリードするとキングも104チェックアウトで応答。この試合で最大のチェックアウトはその後レイズから繰り出され120チェックアウトで5-4とリードし、最後は65を上がって勝利した。
その他、ジェームス・ウェードが6-3と心地よくロバート・ソーントンを下し、イェル・クラーセンが6-4でダリル・ガーニーを退け最終日進出を果した。
午後のセッションでは、ガーウィン・プライスが素晴らしいダーツで地元期待のマックス・ホップを破りがっくりさせた。
UKオープンの準優勝者は元気のいいスタートを切り、うまさを見せる121チェックアウトなどで早々と3-0リードした。ホップも16ダブルで足固めをしたが、慰めにもならずウェールズ人が勝利へなだれ込んだ。
調子のいいサイモン・ウィットロックはジョニー・クレイトンに6-4の勝利。このウェールズ人は素晴らしいスタートで序盤にはアベレージも110近くあり、136チェックアウトなどで3-1とリードした。
しかしクレイトンはダブルミスからスコアを4-1から4-2とし、さらにウィットロックが調子を整えイーブンとすると一気に6-4勝利とした。
マイケル・スミスは誰が見ても午後一番と思われる素晴らしいパーフォーマンスでドラグティン・ホーバットに6-1で勝利した。
この26歳はアベレージ98.51でダブル率54.55%に達しクロアチア人を吹き飛ばした。スミスは殆ど抵抗なく5レッグをリード、ホーバットが10ダブルを1つ入れホワイトウォッシュを免れたものの、がっかりする午後だった。
ジョン・ロドリゲスがイエナでの戦いで第5シードのベニト・バン・デ・パスを下す衝撃的な午後を演出した。
素敵な117チェックアウトでこのオーストリア人がキックオフ、素晴らしい出来栄えで心地よく5-2リードと進んだ。
バン・デ・パスも気合を込めた反応で5-4とその差を1レッグまで縮めたが、ロドリゲスがきらきら輝く123チェックアウトで素晴らしい勝利を収めた。
その他シード選手ではイアン・ホワイトが二回戦負け。ジェフリー・デ・グラーフがプロの意地を見せこの日のオープニング試合で46歳の熟練を下した。
オープニングレッグを打ち合って、ホワイトが5-3とリードほぼ勝利するかに思われたが、デ・グラーフは3レッグを連続で取り返し三回戦進出を決めた。
ダニエル・ラーソンはヨーロピアンツアーデビューだが、堅実なキム・ハイブレクトを相手に厳しい終焉となった。
このスウェーデン人は1日目にジャスティン・パイプをホワイトウォッシュ、序盤の4レッグを分け合ったものの、ダブルが入らずずるずると後退した。
ベルギーのハイブレクトはゲーム支配を強め145チェックアウトで6-2の勝利を収めた。
カイル・アンダーソンはシード選手のスティーブ・ウェストを6-4で破り三回戦進出を果した。
アンダーソンは序盤が良くするすると4-1リードとした。ここからウェストも立ち直りを見せたがオーストラリア人を止めることができなかった。
HappyBetジャーマンダーツマスターズは4月17日(月)も続き、午後セッションに三回戦、夕刻セッションに準々決勝、準決勝、決勝が行われる。