<メジャー>プレミアリーグ第12/15夜
CHIZZYは2勝、MVGはバーニーの誕生日を台無しに
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Betwayプレミアリーグ
<4月20日(木)第12夜結果>
ベルファースト、 SSEアリーナ
デーブ・チズナル 7-3 エイドリアン・ルイス
フィル・テーラー 7-4 ギャリー・アンダーソン
ピーター・ライト 7-3 ジェームス・ウェード
マイケル・バン・ガーウェン 7-2 レイモンド・バン・バーナベルト
デーブ・チズナル 7-2 フィル・テーラー
(リーグテーブル)
第12夜終了時
1.→1.マイケル・バン・ガーウェン:19ポイント、レッグ差+26
2.→2.ピーターライト:17ポイント、レッグ差+15
5.→3.フィル・テーラー:15ポイント、レッグ差+5
3.→4.ギャリー・アンダーソン:14ポイント、レッグ差+8
4.→5.レイモンド・バン・バーナベルト:14ポイント、レッグ差+1
5.→6.エイドリアン・ルイス:13ポイント、レッグ差+3
8.→7.デーブ・チズナル:12ポイント、レッグ差ー7
7.→8.ジェームス・ウェード:10ポイント、レッグ差-12
イェル・クラーセン:3ポイント、レッグ差ー16 (脱落)
キム・ハイブレクト:3ポイント、レッグ差ー23 (脱落)
マイケル・バン・ガーウェンが木曜夜、SSEアリーナでのBetwayプレミアリーグの対戦でレイモンド・バン・バーナベルトに7-2で勝利し彼の50歳の誕生日を台無しにした。デーブ・チズナルはベルファーストで2勝した。
バン・バーナベルトはこの日キリのいい記念日を迎え、オランダ人同士でワールドチャンピオン同士の対戦となったが、バン・ガーウェンが先月のマンチェスターでの敗北を報復、素晴らしいダーツを見せた。
バン・バーナベルトは第2レッグで140チェックアウト、第3レッグではバン・ガーウェンが11ダーツなど力を見せ合い、両者はオープニングの4レッグを分けたが、ここから世界No.1が試合を動かした。
バン・ガーウェンは8ダブルでリードしさらに10ダブルで初めて相手先攻をブレーク、次に14ダーツでリードを5-2とする。続いて92フィニッシュを18ダブルに2本放り込み負けなしとすると最後は8ダブルで勝利を決めた。
「いい勝ち方だった。いい仕事ができた。」とバン・ガーウェン。「誕生日なのでレイモンドがもっとやってくると思っていた。でも今夜の勝者は一人だけだった。」
「彼本来の様子ではなかった。誕生日なので彼は何かしなくちゃいけないと思ったのだろう。相手が僕だしちょっとプレッシャーを感じたのかな。集中できていなかったようだ。」
「レイモンドには難しかったろうけど、僕はやるべき仕事をした。僕は再びリーグテーブルのトップに居たかったし、ぼくの義務を果すべきだった。」
「いいプレーをするのが大好きでそれがモチベーションになっている。ここ3年僕はトップに君臨してきており、これを維持したい。」
バン・ガーウェンは引き続きピーター・ライトに2ポイント水を開けている。ライトのプレーオフ進出のチャレンジも続きジェームス・ウェードに7-3で勝利していた。
ライトはステージで新しいダーツセットを使用、オープニングから4レッグを分けたがここから3レッグを連取リードを明らかにし、ウェードも81を上がって反撃を見せたもののUKオープンチャンピオンが続く2レッグを取り勝利した。
「僕の一番のパーフォーマンスじゃなかったけど勝ちは勝ち。2ポイントゲットでトップ4に残れた。」とライト。「今夜は勝つことが目的でそれが出来た。」
「勝つために頑張ったけど二人とも調子が上がらなかった。2,3週間このダーツで練習しており、いい感触だけど今夜は思ったようにはいっていなかった。」
2015年プレミアリーグベスト4のチズナルはトップ4に遅れること2ポイントに迫った。彼はベルファーストで2試合を行い、エイドリアン・ルイスとフィル・テーラーに勝利した。
チズナルはこの夜、エクセターでの第5夜の勝利からルイスを7-3で下し久振りの勝利で幕開けした。エクセターではバン・ガーウェンの欠席で2試合行い2勝していた。
チズナルは13ダーツ、11ダーツで3レッグをリードし、ルイスも99フィニッシュと13ダーツで反撃し続く3レッグの2レッグを奪ってスコアを4-2と引き戻した。
ルイスはここ第7レッグで4連続となる180得点スタートしたが、チズナルも180得点から16ダブルを残し、この重要なレッグを取ってスコアを5-2とした。
第8レッグではルイスが3本のダブルをミス、チズナルが76をチェックアウトし6-2とするとルイスは70をチェックアウトで希望をつないだものの、セントヘレンズのプレーヤーは集中して1ダブルを決め勝利した。
彼は最終試合で再びステージに戻り、テーラーを7-2で退けた。彼のアベレージは104で彼として今シーズン5つ目の勝利だ。
2個の13ダーツと14ダーツでチズナルは4-1とリードし、テーラーも14ダーツで反撃、しかしチズナルは11ダーツでのブレークを含む3レッグを連取して記念すべき夜を終わらせた。
「偉大な夜だった。」とチズナル。「結果が凄くうれしい。今夜4ポイント取れたことにとても満足している。」
「ずっといいプレーが出来ているし180得点も沢山出したけど、ここ2週間大事なところでダブルが入っていなかった。今日はそれが出来た。」
「ついシャウトしたいくらいだ。今夜のようなプレーを続けられれば、トップ4に残れない理由はない。」
テーラーはギャリー・アンダーソンとの一戦で0-4ダウンから驚くべき回復を見せ、7レッグを連取した。
アンダーソンは序盤からダブル18、87チェックアウト、44チェックアウト、44チェックアウトで快勝するものと思われたが、テーラーは容赦ない得点から試合を引き戻した。
8ダブル、16ダブルで劣勢を半分とし、テーラーは続いて12ダーツ、13ダーツでイーブンに戻し、16ダブルで初めて一歩リード、10ダブルを2回決めて素晴らしい反撃での勝利をおさめた。
Betwayプレミアリーグは来週も続き、バーミンガムのバークレーカードアリーナで開催される。バン・ガーウェンとルイスが2試合を行う。