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HappyBetジャーマンダーツオープン最終日

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2017.04.24 Mon.

MVG崩落、ピーターライト今年6個目の優勝

http://www.pdc.tv/news/articl…

HappyBetジャーマンダーツオープン
4月23日(日)
<午後セッション三回戦結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-2 アダム・ハント(130)
イアン・ホワイト(13) 6-4 マービン・キング(21)
ロブ・クロス(66) 6-3 サイモン・ウィットロック(16)
ベニト・バン・デ・パス(15) 6-5 ジョー・カレン(24)
ピーター・ライト(3) 6-5 クリスト・レイズ(30)
ガーウィン・プライス(17) 6-4 ディミトリ・バン・デン・バーグ(50)
イェル・クラーセン(9) 6-3 デーブ・チズナル(6)
メンサー・スルホビック(10) 6-0 ステファン・バンティング(22)

<夕刻セッション準々決勝結果>
イアン・ホワイト(13) 6-1 マイケル・バン・ガーウェン(1)
ベニト・バン・デ・パス(15) 6-2 ロブ・クロス(66)
ピーター・ライト(3) 6-2 ガーウィン・プライス(17)
イェル・クラーセン(9) 6-3 メンサー・スルホビック(10)

<準決勝結果>
ベニト・バン・デ・パス(15) 6-3 イアン・ホワイト(13)
ピーター・ライト(3) 6-2 イェル・クラーセン(9)

<決勝結果>
ピーター・ライト(3) 6-5 ベニト・バン・デ・パス(15)

全試合ベストオブ11レッグズ

ピーター・ライトがザールブリュッケンで行われたHappyBetジャーマンダーツオープンの決勝でまさに大激戦を演じベニト・バン・デ・パスに6-5で勝利、今年2つ目のヨーロピアンツアータイトルを獲得した。

オランダのバン・デ・パスは自身最高のパーフォーマンスでアベレージは110.46に達し、最終レッグまでライトに攻め寄った。

しかし、最終レッグで1本のマッチを決めるダブルが決まらず、ライトに順が回る。ライトはこの日終始素晴らしいダブルを決めて来ていたが、残り121をインブルでフィニッシュし25,000ポンドの優勝賞金を獲得した。

決勝はいつものようにスタートし世界No.3が116チェックアウトなどで3-1とリードした。

バン・デ・パスも徐々に得点力を高めたが、優劣はさほど変化せずライトが5-3とし優勝まであと一歩に迫った。

大事なレッグでバン・デ・パスが相手先攻をブレーク、さらに最終レッグで3つ目の180得点から優勢に進め、バン・デ・パス有利と思われた。

しかし、彼は初めてのヨーロピアンツアー優勝を決める大事なところで7ダブルを外し、ライトにスローが回ると、ライトはあの信じられない121をチェックアウトし、優勝をもぎ取ってしまった。

「試合を面白くしなくちゃ。」とライトはジョークを飛ばした。「僕の順番になり、あれだけが僕が勝つ唯一の方法だった。運よくうまくいった。」

今年6個目のPDCタイトルを獲得できた要因を尋ねられると、ライトは、先月のCoral UKオープンに使用したダーツに戻していたが、「まだ使い出したばかりだけど、多分これ一つだけを使い続けていくと思う。」

敗北は喫したものの、バン・デ・パスは素晴らしい進撃を見せ、自身2度目となるヨーロピアンツアー準優勝となった。

「凄くいいプレーができたけどそれでも負けた。」と24歳はがっかりした。「決勝まで進出できたことはとても誇りだしいいプレーをした。でもこの日はそれでも足らなかった。」

ライトはこの日スペインのクリスト・レイズに6-5で辛勝したが、その後の準々決勝ではガーウィン・プライスに対しアベレージ104と素晴らしいダーツで6-2で退けた。

彼の前に立ちはだかったのはイェル・クラーセンで、クラーセンは前週のジャーマンダーツマスターズで準優勝していたが、この世界No.3は再び調子を高め、アベレージ105でダブル率も66.67%とかつてないレベルに達し、同じスコアで決勝進出を果した。

バン・デ・パスの決勝までの2戦は、まず三回戦で堅いジョー・カレンに6-5と接戦を征した。

準々決勝は順当で、上昇基調のうちにデビュー戦を果した26歳のロブ・クロスにアベレジ103、6-2スコアで勝利した。クロスはこの日サイモン・ウィットロックを下していた。

イアン・ホワイトが最後のハードルだったが、このオランダ人は苦もなく5-2リードとし、ほどなく勝利した。

この夕刻早々、ホワイトは準々決勝でマイケル・バン・ガーウェンに6-1で勝利、衝撃がはしった。

このワールドチャンピオンらしからぬパーフォーマンスで、彼はたったダブル率11%に陥り、ホワイトの優勢が際立った。

このストーク出身のスリンガーは素晴らしい104アベレージで、最後を107チェックアウトで締めくくり、衝撃の勝利で準決勝へ進出した。

オーストリアのメンサー・スルホビックはベスト8入り、クラーセンに敗北の前、ステファン・バンティングには6-0のホワイトウォッシュで勝利していた。

日曜の三回戦ではバン・ガーウェンが期待の若手アダム・ハントを破り、元ヨーロピアンツアー優勝経験のデーブ・チズナル、マービン・キング、ウィットロック、新進気鋭のベルギー人、ディミトリ・バン・デン・バーグなどが3回戦敗退した。

ヨーロピアンツアーは5月5日~7日も開催、HappyBetヨーロピアンダーツグランプリがジンデルフィンゲンで行われる。続いてジブラルタルダーツトロフィも5月12日~14日に開催され、pdctv-HDで全世界へ放映される。

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