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HappyBetヨーロピアンダーツグランプリ最終日

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2017.05.08 Mon.

ライト、MVGをホワイトウォッシュでツアー3勝/4回

http://www.pdc.tv/news/articl…

HappyBetヨーロピアンダーツグランプリ
(カッコ内は賞金ランキング)
5月7日(日)午後セッション
<三回戦結果>
ジョー・カレン(24) 6-5 メンサー・スルホビック(10)
イェル・クラーセン(8) 6-1 マーク・ウェブスター(23)
イアン・デッカー(57) 6-4 キム・ハイブレクト(12)
ピーター・ライト(3) 6-4 ダリル・ガーニー(19)
ロブ・クロス(61) 6-1 スティーブ・ウェスト(38)
デーブ・チズナル(6) 6-3 エイドリアン・ルイス(4)
ベニト・バン・デ・パス(15) 6-2 ガーウィン・プライス(17)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-2 ウルフ・セーダー(-)

5月7日(日)夕刻セッション
<準々決勝結果>
イェル・クラーセン(8) 6-5 ジョー・カレン(24)
ピーター・ライト(3) 6-2 イアン・デッカー(57)
デーブ・チズナル(6) 6-3 ロブ・クロス(61)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-1 ベニト・バン・デ・パス(15)

<準決勝結果>
ピーター・ライト(3) 6-3 イェル・クラーセン(8)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-5 デーブ・チズナル(6)

<決勝結果>
ピーター・ライト(3) 6-0 マイケル・バン・ガーウェン(1)

ピーター・ライトがただただため息の素晴らしいダーツでマイケル・バン・ガーウェンをホワイトウォッシュし、ジンデルフィンゲン、グラフパラストでのHappyBetヨーロピアンダーツグランプリに優勝した。

2016年決勝の再現で、ライトはアベレージ105弱、75%のダブル率で熱々のところを見せ、今年4度のヨーロピアンツアーで3度優勝という快挙を遂げた。

ライトはまず11ダーツでキックオフ、相手オランダ人の先攻をブレークし序盤にアドバンテージを取った。

このスコットランド人はバン・ガーウェンのダブルが16インサイドにずれた時すかさず52を上がり、2-0とした。

第3レッグでは180得点を2つ出したものの、バン・ガーウェンは再び16ダブルに入らないトラブルとなった。

何が起きるか予想のつかないまま、信じられない真実はライトがここで161チェックアウトし再びブレーク、3,000人の観客は立ち上がって沸いた。

これがバン・ガーウェンを意気消沈させ、ライトは素早く4-0とリードを広げ、再びダブルミスを突いて3度目のブレーク、5-0とした。

そしてこの世界No.3はきれいに170得点し、31を残して25,000ポンドの優勝賞金に手を掛けた。

「誰でも時々ラッキーなことがあるものだ。」とライトは冗談を飛ばす。

「一番いいゲームを最後に持ってくることを学習するに、随分時間がかかった。マイケルは昔やってたようにね。ラッキーなことに僕が今できた。」

「マイケルに勝つのはいつも特別だ。彼はいつものプレーが出来ていなかったしダブルミスで僕がそこを突くことができた。僕は世界No.1になりたいのでこれが僕がやらなければならないことだ。ミスを突くこと。」

ライトはトーナメントを通じて素晴らしいダーツを見せ、この日のスタートをダリル・ガーニーに6-4で勝利していた。

準々決勝で彼はイアン・デッカーと対戦、デッカーは彼のヨーロッパツアーの経歴で一番の進出を楽しみ、エキスパートのフィニッシュを見せ続けていた。しかし、ライトの得点力が強力過ぎ、6-2で勝利した。

決勝前にたちはだかったのはイェル・クラーセンで、このオランダ人は今年4度のヨーロピアンツアーイベントで全てベスト4入りした。

ライトは引き続きダブルが良く、序盤に2つのブレークで4-1リードとした。このオランダ人はここで苦戦、ライトは9試合連続でクラーセンを倒し決勝へなだれこんだ。

バン・ガーウェンはこの日順調にスタートし三回戦でフィンランドのウルフ・セーダー2を6-2で下すと、準々決勝では同国のベニト・バン・デ・パスに6-1で勝利した。

ため息の出る魅力的な準決勝では、このオランダ人が絶好調のデーブ・チズナルと対戦、勝利に輝いた。

バン・ガーウェンは美しい146チェックアウトで4-2リードとすると、チズナルもリズムを取り戻し3レッグを連取して5-4と逆にリードした。

しかし、この世界No.1はいつもの通り、最終レッグに気合を入れ、チズナルのもたつく間にこのレッグをブレークし、20回目のヨーロピアンツアー決勝へ進出した。

若き燕のチズナルには苦い思い出となり、彼は三回戦でエイドリアン・ルイスを退け、準々決勝ではロブ・クロスを吹き飛ばしたもののダブル12を外して9ダーツを失敗していた。

トーナメントの大きな見どころは準々決勝でクラーセンがジョー・カレンに鉄の神経を見せつけた。

カレンは4-3とリードしたが2レッグリードとなるダブル16をミス、クラーセンは驚くべき170チェックアウトで大きな痛手となるブレークを見せ、試合をイーブンにし、最終レッグで勝利をもぎ取った。

ヨーロピアンツアーは5月12日~14日にもジブラルタル、ビクトリアスタジアムでジブラルタルダーツトロフィが開催される。

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