ジブラルタルダーツトロフィ 第2日
ピーターライト、4回優勝/5トーナメントなるか?
http://www.pdc.tv/news/articl…
ジブラルタルダーツトロフィ
(カッコ内は賞金ランキング)
5月13日(土)午後セッション
<二回戦結果>
クリスト・レイズ(30) 6-5 ジェームス・リチャードソン(60)
ダリル・ガーニー(19) 6-3 ダレン・ウェブスター(31)
アラン・ノリス(18) 6-5 マット・クラーク(73)
ベニト・バン・デ・パス(15) 6-1 マーティン・シンドラー(117)
ステファン・バンティング(22) 6-4 クリス・クァントク(94)
マグナス・カリス(-) 6-3 イェル・クラーセン(8)
マイケル・スミス(11) 6-5 クリスチャン・キスト(37)
ロブ・クロス(61) 6-5 ジョー・カレン(24)
5月13日(土)夕刻セッション
<二回戦結果>
ダレン・ジョンソン(79) 6-3 ガーウィン・プライス(17)
メンサー・スルホビック(9) 6-4 アラン・タバーン(97)
デーブ・チズナル(5) 6-4 ジョニー・クレイトン(50)
ピーター・ライト(3) 6-3 クリストフ・ラタイスキー(106)
ディミトリ・バン・デン・バーグ(48) 6-5 ジェームス・ウェード(6)
ジェームス・ウィルソン(35) 6-4 キム・ハイブレクト(12)
イアン・ホワイト(13) 6-3 ジョン・ヘンダーソン(34)
サイモン・ウィットロック(16) 6-1 スティーブ・ビートン(25)
5月14日(日)午後セッション
<三回戦組合せ>
ピーター・ライト(3) vs ステファン・バンティング(22)
ダレン・ジョンソン(79) vs アラン・ノリス(18)
ディミトリ・バン・デン・バーグ(48) vs マイケル・スミス(11)
デーブ・チズナル(5) vs ロブ・クロス(61)
メンサー・スルホビック(9) vs クリスト・レイズ(30)
ベニト・バン・デ・パス(15) vs マグナス・カリス(-)
ジェームス・ウィルソン(35) vs イアン・ホワイト(13)
サイモン・ウィットロック(16) vs ダリル・ガーニー(19)
5月14日(日)夕刻セッション
<準々決勝組合せ>
ライト/バンティング vs ジョンソン/ノリス
バン・デン・バーグ/スミス vs チズナル/クロス
スルホビック/レイズ vs バン・デ・パス/カリス
ウィルソン/ホワイト vs ウィットロック/ガーニー
<準決勝>
<決勝>
ピーター・ライトが土曜のジブラルタルダーツトロフィ二回戦でクリストフ・ラタイスキーを6-3で破り、2017年PDCヨーロピアンツアーイベント4勝目の挑戦を開始した。
このスコットランド人は今年4回を数えるヨーロピアンツアーイベントで3度優勝しており、今週末もビクトリアスタジアムで優勝街道を続けることを狙っている。
彼は二回戦から参加、ポーランドの予選通過者クリストフ・ラタイスキーを下してチャレンジを開始、ラタイスキーも調子が良く今年のヨーロピアンツアーで活躍しているものの、この世界No.3に残念ながら敗退した。
ライトはオープニングレッグを180得点からの14ダーツで開始、リードを2-0としたが、続く2レッグでダブルミスしラタイスキーがイーブンに戻した。
しかしライトは80フィニッシュを16ダブルで決め再びリード、ラタイスキーも72を上がって反撃したが、ライトは72チェックアウト、121チェックアウト、最後は8ダブルを決め三回戦へ進出した。
「気分よく投げられたけど、プレーは凄く良くはなかった。」とライト。「先回対戦した時からクリストフは多くを研究しており、試合はとても難しかった。」
「彼はすごくいいプレーをするようになった。僕にプレッシャーを掛けてきた。しかし観客の応援に助けられた。」
ライトは日曜の三回戦でステファン・バンティングと対戦する。この元レイクサイドチャンピオンは5個の180得点、108フィニッシュなどで新進気鋭の左利き、クリス・クァントクを6-4で破っていた。
バンティングは第8レッグで12ダブルをミス、9ダーツ達成にはならなったがベスト16へ進出した。
元ジブラルタルダーツトロフィのチャンピオン、ジェームス・ウェードはベルギーの若手ディミトリ・バン・デン・バーグに最終レッグでノックアウトされた。
両者はオープニングから8レッグを分け合い第9レッグでウェードが14ダーツでブレーク、5-4とリードしたが、第10レッグでマッチとなる20ダブルをミス、バン・デン・バーグが取り、試合は最終レッグに持ち込まれ、バン・デン・バーグが14ダブルを決めて勝利。
バン・デン・バーグは次に3度のヨーロピアンツアー優勝経験のマイケル・スミスと対戦する。スミスは二回戦でアベレージ99.91、6個の180得点、10本のダブルトライで6本を決め、クリスチャン・キストを6-5で破っていた。
イェル・クラーセンは今年ヨーロピアンツアーで1度の決勝、3度の準決勝と目覚ましい活躍だが、素晴らしいパーフォーマンスのマグナス・カリスの前に6-3で敗退その躍進は止まった。
このスウェーデン人は第4レッグをブレークし3-1リード、最後は71、89と上がりヨーロピアンツアーで自身初めてとなるベスト16入りを果たした。
カリスは次にもう一人のオランダ人、ベニト・バン・デ・パスと対戦する。バン・デ・パスはダブル率50%でドイツのマーティン・シンドラーを6-1で下していた。シンドラーは序盤から5-0とされ身動きがとれなかった。
第2シードのメンサー・スルホビックは素晴らしいアベレージ103.94でチャレンジを開始、粘り強さを見せたアラン・タバーンに6-4で勝利した。
スルホビックは次にクリスト・レイズと対戦する。このスペインのスターはジェームス・リチャードソンに0-4ダウンから根性で反撃、最終レッグまでの熱戦でイングランド人のマッチのダーツミスを突いて勝利した。
Betwayプレミアリーグのスター、デーブ・チズナルは二回戦でジョニー・クレイトンと対戦、121チェックアウト、116チェックアウトと繰り出すクレイトンを征して6-4で勝利した。
チズナルは次のベスト16でロブ・クロスと対戦する。このヘイスティングのエースは6個の180得点を繰り出し、最終レッグでジョー・カレンを寄り切った。
ダレン・ジョンソンはUKオープンの準優勝者、ガーウィン・プライスが17本のダブルミスを犯したのに対しキーとなるレッグで130をインブルで上がるなど6-3で勝利、三回戦のアラン・ノリス戦へ進出した。
ノリスは、昨年ヨーロピアンツアーで優勝したが、二回戦のマット・クラークとの対戦でダブルに苦戦したものの、6-5で勝利した。
イアン・ホワイトは106フィニッシュなどでジョン・ヘンダーソンに6-3で勝利、次にジェームス・ウィルソンと対戦する。ウィルソンは拮抗したキム・ハイブレクト戦でキーとなる118チェックアウトを上がりブレーク、6-4で勝利した。
サイモン・ウィットロックは力を見せ、キーとなる164チェックアウトや、6本のパーフェクトダーツを見せ、スティーブ・ビートンに6-1で勝利、アベレージ102という強いパーフォーマンスで三回戦進出を決めた。三回戦では北アイルランドのダリル・ガーニーと対戦する。
2016年ダッチダーツマスターズの準優勝者、ガーニーはオープニングから6レッグを分け合ったものの、170チェックアウトを含む3つの100超えフィニッシュでダレン・ウェブスターを6-3で破った。