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ジブラルタルダーツトロフィ 最終日

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2017.05.15 Mon.

マイケルスミス2年ぶりの優勝

http://www.pdc.tv/news/articl…

ジブラルタルダーツトロフィ
(カッコ内は賞金ランキング)
5月14日(日)午後セッション
<三回戦結果>
ピーター・ライト(3) 6-0 ステファン・バンティング(22)
ダレン・ジョンソン(79) 6-3 アラン・ノリス(18)
マイケル・スミス(11) 6-5 ディミトリ・バン・デン・バーグ(48)
ロブ・クロス(61) 6-2 デーブ・チズナル(5)
メンサー・スルホビック(9) 6-3 クリスト・レイズ(30)
マグナス・カリス(-) 6-2 ベニト・バン・デ・パス(15)
ジェームス・ウィルソン(35) 6-3 イアン・ホワイト(13)
ダリル・ガーニー(19) 6-4 サイモン・ウィットロック(16)

5月14日(日)夕刻セッション
<準々決勝結果>
ピーター・ライト(3) 6-5 ダレン・ジョンソン(79)
マイケル・スミス(11) 6-5 ロブ・クロス(61)
メンサー・スルホビック(9) 6-3 マグナス・カリス(-)
ダリル・ガーニー(19) 6-3 ジェームス・ウィルソン(35)

<準決勝結果>
マイケル・スミス(11) 6-5 ピーター・ライト(3)
メンサー・スルホビック(9) 6-5 ダリル・ガーニー(19)

<決勝結果>
マイケル・スミス(11) 6-4 メンサー・スルホビック(9)

マイケル・スミスが日曜の2017年ジブラルタルダーツトロフィ決勝でメンサー・スルホビックを6-4で下し、自身ほぼ2年ぶりとなるヨーロピアンツアー優勝を果たした。

スミスは昨年6月のオーストリアンダーツオープン以来の決勝進出で、決勝では堅実なダーツを見せ2014年、2015年に続く3度目の優勝で賞金25,000ポンドを手にした。

この26歳はアベレージ96.33、ダブル率50%で、ビクトリアスタジアムでオーストリアのエース、スルホビックとの闘いを征した。

スミスは序盤から108チェックアウトなどで3-0とリード、たちまち試合の主導権を取った。

スルホビックも気合の反撃を見せスミスの先攻を2度ブレークして試合をイーブンに戻し、さらにキープで4-3とリードした。

このイングランド人は12ダブルを決め81を上がってイーブンに戻し、第9レッグが分岐点となった。

スルホビックが56を残し、これを取れば優勝まであと1レッグに迫ることになったが、この26歳はため息の132チェックアウトをインブルでフィニッシュ、ブレークして5-4リードとなった。

スミスは第10レッグを20ダブルで封印にかかったが失敗、オーストリア人に110チェックアウトの15ダブルトライを許してしまった。

しかし、スルホビックの15ダブルは僅かにインサイド、再びスミスに出番が回り10ダブルで勝利し25,000ポンドを獲得した。

「素晴らしい感触だ。すごく嬉しい。」とスミス。「トーナメントに優勝するとどんな感じかもう忘れてしまっていた。初めて優勝したような気持ちだ。」

「今年僕は2つの決勝へ出場したのでもう一度チャンスが巡ってくると思っていた。132チェックアウトで5-4と出来たのが勝因だ。めっちゃ大きなレッグだった。メンサーが驚くほど良くもし5-5となっていたらだめだったろう。」

スミスの決勝までの道のりはとても険しく、初戦のクリスチャン・キストとの接戦など、4試合とも11レッグの最終レッグまでもつれ込んでいた。

日曜の挑戦はディミトリ・バン・デン・バーグとの激戦で開始、彼は最終レッグで180得点から14ダーツで勝利し、準々決勝へ進出した。

ベスト8では調子の良いロブ・クロスとの対戦で、ここでも最終レッグで180得点から81をチェックアウトし準決勝へ進んだ。

調子の良い世界No.3のピーター・ライトは2017年ヨーロピアンツアーイベントで既に3勝しているが、準決勝でスミスを待ち構えた。

ここでもスミスは最終レッグまで戦い、この世界No.11は前の2試合同様最終レッグで180得点から10ダブルで決着した。

スルホビックはこの日曜、まずクリスト・レイズに6-3で勝利し準々決勝へ進出、中盤に76、61、86、64と調子よく決め、11本のダブルトライで6本を決めて勝利した。

準々決勝では初めてヨーロピアンツアーの準々決勝へ進出したスウェーデンのマグナス・カリスにぐずぐずしたダーツでも6-3で勝利、ダリル・ガーニーの待つ準決勝へ進出した。

接戦の中、この北アイルランド人は最終レッグでマッチとなる4本のダブルをミス、ここでスルホビックが20ダブルを決めて決勝進出を決めた。

ライトは準決勝で今年4個目のヨーロピアンツアータイトルを意識していたが、ここからはこの木曜にロンドンO2で開催されるBetwayプレミアリーグのプレーオフ戦に集中することになる。

ガーニーのベスト4進出は今年のヨーロピアンツアーでは一番の成績で、サイモン・ウィットロック、ジェームス・ウィルソンを退け、スルホビックに敗退した。

クロスは今年3度目のヨーロピアンツアー準々決勝進出で、プロフェッショナルサーキット人生のスタートで好発進を続けている。一方、ジョンソンとカリスはヨーロピアンツアーのベスト8は初となり、共に一回戦からの進出だった。

次回PDCヨーロピアンツアーイベントはHappyBetヨーロピアンダーツマッチプレーで6月9日~11日にドイツ、ハンブルグのエデル・オプティクスで開催される。

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