ドバイDuty Freeダーツマスターズ第2日(最終日)
ライブ放映初、両者アベレージ110超えの決勝戦
http://www.pdc.tv/news/articl…
2017年ドバイDuty Freeダーツマスターズ
5月25日(木)
<準決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン 11-3 ガーウィン・プライス
ギャリー・アンダーソン 11-8 ピーター・ライト
<決勝結果>
ギャリー・アンダーソン 11-7 マイケル・バン・ガーウェン
ギャリー・アンダーソンが木曜夜、ドバイDuty Freeダーツマスターズ決勝で素晴らしいダーツでマイケル・バン・ガーウェンに反撃し11-7で勝利、タイトル防衛に成功した。
2016年決勝の再現で、アンダーソンは再びドバイDuty Freeテニススタジアムでの砂漠の熱と屋外という条件を克服し、2年連続でこのワールドシリーズダーツイベントを優勝した。
準決勝でピーター・ライトを11-8で破り、アンダーソンはステージへ再登場、秀でたディスプレーを見せ4度目の優勝を目指すバン・ガーウェンを食い止めた。
このスコットランド人のアベレージは特大の110.88に達し、12個の180得点、50%のダブル率を誇り、1-3、3-5ダウンから7レッグのうち6レッグを奪って9-6とリードし勝利を収めた。
バン・ガーウェンは準決勝でガーウィン・プライスを11-3で退け、アンダーソンとの決勝では6個の180得点とアベレージは同じように110超えで、テレビ放映では初となった両プレーヤーのアベレージが100を超えるノックアウトゲームとなったが、2年連続で敗退した。
「素晴らしい勝利だ」とアンダーソン。彼は水曜の準々決勝でフィル・テーラーも破っていた。「得点力が凄かったし古手でもまだ出来ることを見せた。」
「マイケルのようなプレーヤーと2,3年前対戦したら、僕が劣勢になってた時は判った、もういいよと諦めていた。今は追いつけると信じ、引き戻している。」
「僕がリタイアする時、バン・ガーウェンやテーラーとの試合を思い起こし、僕はこんなプレーヤーと試合をしたんだ、それで勝ったんだと思い起こせる。」
決勝は両者が序盤の5レッグで7個の180得点を繰り出し、バン・ガーウェンが3-2とリードした。
アンダーソンは第10レッグ11ダーツでブレークしその差を縮め、41を20ダブルで決め、さらに2連続の12ダーツで取って9-6とリードした。
バン・ガーウェンも素晴らしい11ダーツで応え、さらに第17レッグで177得点、174得点から9ダーツの可能性を見せたがそのチャンスが消えた時アンダーソンは11ダーツで取りリードを10-7としてしまい、そのまま勝利した。
アンダーソンはこの日早々に同国人のピーター・ライトと激戦の末11-8で勝利していた。
オープニング5レッグでは両者合わせて21本のダブルミスがあったが、第5レッグでアンダーソンがアドバンテージを取りブレークした。
この46歳は続く5レッグの4レッグを取り7-3とリード、そのまま勝利するかに思われた。
しかしライトは容易にそうなならずアンダーソン先攻をブレークしギャップを縮めた。しかし大事なところで6本のダブルをミス、9-9に出来なかったところ、アンダーソンが最終レッグを取り勝利した。
バン・ガーウェンは準決勝でガーウィン・プライスを容赦なく11-3で破り、ドバイDuty Freeダーツマスターズで5度とも決勝進出するという記録を維持した。
バン・ガーウェンはまずブレークから始め、4レッグを連取して引き離した。このワールドチャンピオンはフィニッシュでも優り、18本のうち11本を決めていた。
続くPDCワールドシリーズオブダーツイベントは7月6日、7日、プルマンホテル、上海南で開催される上海ダーツマスターズとなる。