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オーストリアンダーツオープン 最終日

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2017.06.26 Mon.

スミスの素晴らしい速射とリズムは訓練?天性?

https://www.pdc.tv/news/2017/…

オーストリアンダーツオープン
ウィーン、マルチバーサム
6月25日(日)午後セッション
<三回戦結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-3 ビンセント・バン・デ・メーア(-)
マーティン・シンドラー(101) 6-4 ジャーミー・ベイン(100)
ダリル・ガーニー(17) 6-3 ベニト・バン・デ・パス(15)
クリスト・レイズ(30) 6-5 サイモン・ウィットロック(16)
キム・ビラネン(90) 6-2 クリス・ドービー(38)
ジョー・カレン(24) 6-3 キム・ハイブレクト(12)
マイケル・スミス(11) 6-4 イェル・クラーセン(9)
マービン・キング(20) 6-4 メンサー・スルホビック(7)

6月25日(日)夕刻セッション
<準々決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-1 マーティン・シンドラー(101)
クリスト・レイズ(30) 6-3 ダリル・ガーニー(17)
ジョー・カレン(24) 6-4 キム・ビラネン(90)
マイケル・スミス(11) 6-3 マービン・キング(20)

<準決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-1 クリスト・レイズ(30)
マイケル・スミス(11) 6-4 ジョー・カレン(24)

<決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-5 マイケル・スミス(11)

マイケル・バン・ガーウェンが日曜、シュベッヒャートのマルチバーサムで開催されたオーストリアンダーツオープン決勝でマイケル・スミスを素晴らしい6-5で下し、2017年3つ目のヨーロピアンツアータイトルを獲得した。

このワールトチャンピオンは今年イエナとハンブルグで優勝しており、スミスに対し劇的なダーツで再び優勝、25,000ポンドとタイトルをもぎ取った。

元ワールドユースチャンピオンのスミスは先月のジブラルタルダーツトロフィに続き、今年2つ目のタイトルを狙っていたが、接戦の決勝でバン・ガーウェンに奪われてしまった。

このセントヘレンズのエースはオープニングレッグで相手の20ダブルのミスを奪い、第2レッグでは180得点から13ダーツで2-0リードと先行した。

バン・ガーウェンはイーブンに戻したが、スミスは86をインブルフィニッシュし、再び3-2とリード、また第7レッグでオーストリアの観客を魅了する素晴らしい170チェックアウトを見せて4-3リードとした。

しかし、バン・ガーウェンは14ダーツで再びイーブンに戻し、第9レッグでスミスが117チェックアウトの20ダブルをミスした時、18ダブルを決めて13ダーツとし初めてリードを奪った。

第10レッグではスミスが70を上がり、試合は最終レッグへ。ここでバン・ガーウェンは100をチェックアウト、12ダーツで決め、自身の経歴で17個目のヨーロピアンツアー優勝を果たした。

「これはとても意味のある優勝だ。」とバン・ガーウェン。彼は金曜にラピッドウィーンフットボールクラブを訪問し軽く汗を流しウォームアップしていた。「僕はここへ優勝のために訪問し、それが出来てとても嬉しい。でもいいプレーも出来たし、特に今日が良かった。」

「マイケルに調子が戻ってきている。彼はとても素晴らしいプレーヤーだし僕にプレッシャーを掛けてきた。170チェックアウトは偉大なフィニッシュでもの凄いプレッシャーを感じた。でも勝てて本当にうれしい。」

バン・ガーウェンは土曜のオーストリア人クリスチャン・カリンガーへの勝利の流れを継ぎデビュー戦となったオランダのビンセント・バン・デ・メーア、ドイツのマーティン・シンドラー、スペインのクリスト・レイズを破り決勝進出した。

この世界No.1は準決勝のレイズ戦で手のつけられないアベレージ115.57をマーク、スミスの待つ決勝へなだれこんだ。

4度のヨーロピアンツアー優勝経験のスミスはマービン・キングとの準々決勝で9ダーツトライするも12ダブルを外し残念ながら不成立、ある意味記念すべき日となった。

彼は土曜の二回戦でクリス・クァントクを下し、日曜午後にはイェル・クラーセンを破り、準決勝ではジョー・カレンを6-4で退けた。

バン・ガーウェンとの試合後、彼は「彼にずっとプレッシャーを与えようとした。マイケルはこれがNo.1たる所以だし彼はNo.1に相応しいプレーヤーだ。」

カレンは2016年3月以来のヨーロピアンツアー準決勝進出となり、三回戦では特筆のアベレージ107の6-4でキム・ハイブレクトを退け、準々決勝ではキム・ビラネンに160チェックアウトで勝利した。

レイズはヨーロピアンツアー2連続の準決勝進出を果たす素晴らしい日曜となり、三回戦では最終レッグまでの激戦でサイモン・ウィットロックを、準々決勝ではアベレージ100、6-3でダリル・ガーニーをそれぞれ下した。

レイズはバン・ガーウェンとの準決勝で序盤2レッグを分け合ったが、ワールドチャンピオンの勝利への勢いを止めることができなかった。

フィンランドのキム・ビラネンはヨーロピアンツアーの準々決勝進出は初めてのことだった。彼はクリストフ・ラタイスキー、第2シードのピーター・ライトを倒した余勢を駆って三回戦は若手のクリス・ドービーを6-2で下した。

新進気鋭のドイツの若手、シンドラーも三回戦でジャーミー・ベインを下し、初めてのヨーロピアンツアー準々決勝進出となったが、バン・ガーウェンはこの20歳の希望をひねりつぶした。

オーストリアのメンサー・スルホビックは、元ヨーロピアンツアー優勝経験のキム・ハイブレクト、サイモン・ウィットロック、オランダの3人のイェル・クラーセン、ベニト・バン・デ・パス、ビンセント・バン・デ・メーア、新進気鋭のクリス・ドービー、スコットランドのジャーミー・ベインらと共に三回戦で敗退した。

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