上海ダーツマスターズ第1日
世界トップクラスのダーツを展開
https://www.pdc.tv/news/2017/…
2017年上海ダーツマスターズ
7月6日(木)
<一回戦結果>
ガーウィン・プライス 6-2 ロイデン・ラム
レイモンド・バン・バーナベルト 6-0 チェン・アン・リュー
ジェームス・ウェード 6-0 シャオ・チェン・ゾン
フィル・テーラー 6-1 ヒュン・チュル・パーク
デーブ・チズナル 6-1 ポール・リム
ピーター・ライト 6-0 村松治樹
マイケル・バン・ガーウェン 6-0 ハイ・ロン・チェン
ギャリー・アンダーソン 6-0 ウェイ・ホン・リー
7月7日(金)
<準々決勝組合せ>
ギャリー・アンダーソン vs レイモンド・バン・バーナベルト
ガーウィン・プライス vs デーブ・チズナル
マイケル・バン・ガーウェン vs フィル・テーラー
ピーター・ライト vs ジェームス・ウェード
<準決勝組合せ>
アンダーソン/バン・バーナベルト vs プライス/チズナル
バン・ガーウェン/テーラー vs ライト/ウェード
<決勝>
フォーマット:ベストオブ15レッグズ
2016年の上海ダーツマスターズチャンピオン、マイケル・バン・ガーウェンがアベレージ112.70の素晴らしいダーツでハイ・ロン・チェンを6-0と圧倒、タイトル防衛に乗り出した。
この世界No.1は第5レッグで170チェックアウトも繰り出し、フィル・テーラーとの対戦となるベスト8へ進出した。
「僕は今夜とんでもなく良かった。明日もフィルにこんなダーツをしなければいけない。」とバン・ガーウェン。
「フィルとはいつも素晴らしい試合をしてきた。でも今日の出来栄えはこれからの試合へのメッセージともなり、僕自身の凄い自信にもつながった。」
フィル・テーラーはアベレージ104.21で韓国のヒュン・チュル・パークに6-1で勝利、上海でのベスト8進出を決めた。
テーラーは開始レッグをブレーク、続くレッグは単純にキープした。
パークは第3レッグをキープしたがここまでで、テーラーは順調に4レッグを連取した。
「もう僕には緊張する場面がないけど、彼がインブルでフィニッシュした時はちょっと心配した。」とテーラー。
「対戦相手のことは事前に全く知らなかったけど、彼は素晴らしいしまた対戦できるといい。」
5度のワールドチャンピオン、レイモンド・バン・バーナベルトは中国の予選通過者、チェン・アン・リューをホワイトウォッシュしベスト8進出を決めた。
バン・バーナベルトは準々決勝を新しいダーツセットでギャリー・アンダーソンと対戦するが、この対戦は厳しい試合になると予想している。
「ギャリーは世界最高のプレーヤーの一人なので、明日の試合の前に新しいダーツを少し練習しとかなきゃ。」とバン・バーナベルト。「6-0は素晴らしい結果だ。これ以上はないしいいスタートが切れた。」
一方、アンダーソンは素晴らしいアベレージ108.65で中国予選通過者ウェイ・ホン・リーを6-0で下した。
元2年連続のワールドチャンピオンは3個の180得点、ダブル率66%で、オープニングレッグを121チェックアウト、最終レッグを11ダーツで終えていた。
「僕のここでの意気込みを見たでしょ。これから数年は僕はこうだから問題だよ。」とアンダーソン。彼は今年のワールドシリーズイベントで無敗を続けた。
「僕は僕のダーツをするだけ。他のプレーヤーのダーツには心配してない。最善を尽くすだけだ、どうなるか。」
ピーター・ライトも素晴らしいアベレージ106.09で元ワールドカップベスト8の村松治樹をホワイトウォッシュした。
ライトはオープニングから138チェックアウトを含む2連続の12ダーツで2-0とリード。
このスコットランド人は3つの180得点、66%のダブル率でジェームス・ウェードの待つ準々決勝へ駒を進めた。
ウェードは早々に19歳の中国予選通過者シャオ・チェン・ゾンを6-0で破り、準々決勝進出を決めていた。
ゾンは元ワールドユースチャンピオンシップ予選通過者で、中国から湧き上がっている新進気鋭の一人であり、ウェードは彼はこれから活躍する人物だと評していた。
「こういった若者がプレーするのを見るのは将来が楽しみだ。」とウェード。彼は昨年上海で準優勝だった。「昨日予選会で彼を見た。昨日のようなプレーが今日は出ず、僕はラッキーだった。」
「彼はもっと経験を積み、この若者はこれから良く見かけるようになるだろう。」
デーブ・チズナルは2017年のワールドカップスター、ポール・リムを6-1で下し準々決勝進出を決めた。
チズナルは序盤2-0とリード、ここでシンガポールのリムが素早く122チェックアウトでブレークした。
続くレッグがほぼ試合を決定づけた。リムが32を残すと、チズナルが残り144を18ダブルでチェックアウト、完全に主導権を取り続く3レッグに勝って勝利した。
「幸運にも彼はワールドカップの時のようなプレーをしてなかったけど、僕は勝利のためにはいいプレーをしなければならなかった。」とチズナル。彼は昨年パースでのワールドシリーズで準優勝していた。
「僕は集中力を保つだけだ。うまくいけば今年このシリーズの1つでも勝てるかもしれない。」
チズナルの準々決勝の相手はガーウィン・プライスで、このウェールズ人は香港のロイデン・ラムに6ー2で順調に勝利した。
このウェールズ人は5個の180得点、156チェックアウトを見せていた。
「トーナメントで優勝するにはもうちょっといいダーツが必要だけど、スタートとしてはまずまずだった。」とこの32歳。
「世界トップ8のプレーヤーがここで戦ってるけど、僕も優勝候補の一角だと思う。」
2017年上海ダーツマスターズは金曜に準々決勝、準決勝、決勝と続き完結する。