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ダッチダーツマスターズ第2日

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2017.09.03 Sun.

下位陣大健闘!スタッツも驚異。地図が塗り替わるか?

https://www.pdc.tv/news/2017/…

ダッチダーツマスターズ
マーストリヒト、MECC
9月2日(土)午後セッション
<二回戦結果>
ロバート・オーエン(90) 6-5 クリスト・レイズ(27)
マイク・デ・デッカー(72) 6-5 アラン・ノリス(17)
ロブ・クロス(40) 6-1 ジャーミー・ルイス(37)
クリストフ・ラタイスキー(96) 6-3 イェル・クラーセン(11)
マーティン・シンドラー(91) 6-5 ガーウィン・プライス(19)
ジョン・ヘンダーソン(32) 6-3 イアン・ホワイト(14) 
ジョー・カレン(20) 6-5 ジミー・ヘンドリクス(97)
カイル・アンダーソン(28) 6-3 マービン・キング(21)

9月2日(土)夕刻セッション
<二回戦結果>
ナーザン・アスピナル(111) 6-1 ベニト・バン・デ・パス(15)
ダリル・ガーニー(12) 6-2 スティーブ・ウェスト(34)
サイモン・ウィットロック(18) 6-4 カーク・シェファード(89)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-1 ジェフリー・デ・ズワーン(67)
ピーター・ライト(3) 6-5 ジム・ウォーカー(-)
クリスチャン・キスト(34) 6-4 キム・ハイブレクト(13)
マイケル・スミス(9) 6-2 ジョン・ロドリゲス(45)
スティーブ・ビートン(24) 6-3 メンサー・スルホビック(7)

9月3日(日)午後セッション
<三回戦組合せ>
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs カイル・アンダーソン(28)
ナーザン・アスピナル(111) vs ダリル・ガーニー(12)
マイケル・スミス(9) vs ジョー・カレン(20)
サイモン・ウィットロック(18) vs ロバート・オーエン(90)
ピーター・ライト(3) vs ロブ・クロス(40)
クリスチャン・キスト(34) vs クリストフ・ラタイスキー(96)
ジョン・ヘンダーソン(32) vs マイク・デ・デッカー(72)
スティーブ・ビートン(24) vs マーティン・シンドラー(91)

9月3日(日)夕刻セッション
<準々決勝組合せ>
バン・ガーウェン/アンダーソン vs アスピナル/ガーニー
スミス/カレン vs ウィットロック/オーエン
ライト/クロス vs キスト/ラタイスキー
ヘンダーソン/デ・デッカー vs ビートン/シンドラー

<準決勝>
<決勝>

マイケル・バン・ガーウェンが土曜、4年連続のダッチダーツマスターズタイトル獲得に向け発進、ジェフリー・デ・ズワーンに素早く6-1で勝利し、強いところを見せた。

ワールドチャンピオンは第一子となる女の子、ゾエが産まれたのでこの一か月間休暇を楽しんだ。このため、ワールドシリーズのニュージーランドとオーストラリアでの3戦を欠場していた。

しかし、バン・ガーウェンは練習不足を一向に見せることなく、マーストリヒト、MECCに集まった記録的な5,000人の観客の前で、同国のデ・ズワーンを12分足らずで掃き出した。

この世界No.1は序盤から2レッグを取ると、第3レッグはデ・ズワーンが180得点から11ダーツで取った。しかしこれはバン・ガーウェンに火を付けただけとなった。

バン・ガーウェンはここから素晴らしい160チェックアウトを見せ12ダーツ、続いて13ダーツで余裕を作り、2ダブル、16ダブルをあがって日曜の最終日進出を決めた。

「僕は父親になったし僕の人生の大きな段階だ。」とバン・ガーウェン。「練習できたし準備は万端だ。先週も何度か練習したし大丈夫だった。」

「ミスは多くなかったし明日に向けて整えている。大事な一日となるだろう。」

バン・ガーウェンは次の厳しい三回戦でカイル・アンダーソンと対戦する。アンダーソンはオークランドダーツマスターズ優勝に続き、金曜も素晴らしい一回戦を演じジャスティン・パイプを下した後、さらにアベレージ100越えでマービン・キングも6-3で下した。

キングも0-3ダウンから反撃し3-4と詰め寄ったが、アンダーソンは83を上がって相手の反撃を食い止め、最後は13ダーツで勝利した。

ピーター・ライトはマーストリヒトへの移動で荷物を紛失し、さらにジム・ウォーカーの強さに翻弄したもののそれらを乗り越えて三回戦進出を決め、今年5個目となるヨーロピアンツアータイトル獲得に向け発進した。

ライトはサイモン・ウィットロックのダーツを借り、イベントの売店で自身のレプリカユニフォームを買って出場、最終レッグでようやく勝ったものの、ウォーカーはマッチとなる121チェックアウトのインブルを外したところだった。

ライトは三回戦でロブ・クロスと対戦する。クロスは2017年の流星で、アベレージはほぼ106、5個の180得点、13本のダブルトライで6本を決めてジャーミー・ルイスに6-1で勝利した。

元ダッチダーツマスターズチャンピオンのウィットロックは7個の180得点と1個の177得点という高得点力で、カーク・シェファードとの素晴らしい試合を6-4で勝利した。

ウィットロックは14ダーツ、13ダーツ、11ダーツで3-0とし、第4レッグは180得点、177得点と続けたが9ダーツに至らず、このレッグはシェファードに170チェックアウトで取られてしまった。

元ワールドチャンピオンシップ準優勝のシェファードは続く4レッグの3レッグを取り、第8レッグは11ダーツで4-4と追いついたが、ウィットロックは再び2個の180得点からの9ダーツトライでシェファードの抵抗を封じ勝利を決めた。

「きょうの結果には満足している。」とこのオーストラリア人。「2回9ダーツのチャンスがあり近づいた感じだ。でもカークも驚くダーツをし今まで見たことのないプレーだった。彼には脱帽だ。」

「試合を重ねるごとに良くなっている。ここには再び優勝しに来た。優勝できるという感覚があり、これが大事だ。」

ウィットロックは次にウェールズのロバート・オーエンと対戦する。オーエンはヨーロピアンツアーで自身最高の進撃を続けており、スペインのクリスト・レイズとの一戦では最終レッグを120チェックアウトの11ダーツで上がっていた。

ベルギーのマイク・デ・デッカーも接戦でアラン・ノリスに6-5勝利、ノリスは7個の180得点を出していた。

デ・デッカーは次にスコットランドの予選通過者、ジョン・ヘンダーソンと対戦する。ヘンダーソンは驚異のアベレージ104.30、ダブル率50%でイアン・ホワイトに6-3で勝利した。

ガーウィン・プライスも二回戦敗退のシード選手となった。彼はマーティン・シンドラーに最終レッグで敗退。シンドラーは0-3ダウンからの逆転でプライスのマッチとなるダーツミスにつけ込み13ダーツで勝利を飾った。

第3シードのメンサー・スルホビックもスティーブ・ビートンにより二回戦で敗退。ビートンは4-0とリードし、このオーストリア人の反撃を征して6-3で勝利した。彼は次にシンドラーと対戦する。

2年前ダッチダーツマスターズ準優勝だったダリル・ガーニーはアベレージ102.80、6個の180得点、111チェックアウト、ダブル率6/11でスティーブ・ウェストに6-2で勝利した。

この北アイルランドのエースは次に元ワールドユースチャンピオン準優勝のナーザン・アスピナルと対戦する。アスピナルもアベレージ102でオランダのエース、ベニト・バン・デ・パスに素晴らしい6-1勝利を収めた。

地元期待のイェル・クラーセンもマーストリヒトで敗退、彼はクリストフ・ラタイスキーに6-3で敗れた。ラタイスキーはオープニングレッグを170チェックアウトでスタートし4-0とリード、最後は164チェックアウトで締めくくった。

ラタイスキーは次にもう一人のオランダ人、クリスチャン・キストと対戦する。この元レイクサイドチャンピオンは元ダッチダーツマスターズチャンピオンのキム・ハイブレクトを6-4で下し、自身初となるヨーロピアンツアーイベント最終日出場を決めた。彼は最終レッグを126チェックアウトしていた。

今年2回のプレーヤーズチャンピオンシップで優勝しているジョー・カレンはオランダの予選通過者、ジミー・ヘンドリクスと接戦の末6-5で下し、マイケル・スミスとの三回戦へ進出した。

5月のジブラルタルトロフィに優勝したスミスはジョン・ロドリゲスと対戦、序盤に1-2ダウンだったが5レッグを連取して勝利した。

この135,000ポンドのトーナメントは日曜午後に三回戦、夕刻に準々決勝、準決勝、決勝が行われ完結する。

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