ジャーマンダーツグランプリ 第2日
ギャリー、ガーウェン、ルイス、スルホビック、Mスミスなど出産ラッシュ
https://www.pdc.tv/news/2017/…
HappyBetジャーマンダーツグランプリ
マンハイム、マイマークハレ
9月9日(土)午後セッション
<二回戦結果>
イアン・ホワイト(14) 6-4 ジャーメイン・ワッティメナ(41)
ジョー・カレン(20) 6-3 トニー・マルチネス(-)
ベニト・バン・デ・パス(15) 6-2 ジャーミー・ケイブン(36)
ロブ・クロス(40) 6-3 イアン・デッカー(56)
ナーザン・アスピナル(99) 6-2 デーブ・チズナル(6)
ビンセント・バン・デ・ブート(30) 6-5 マービン・キング(21)
ガーウィン・プライス(19) 6-3 クリストフ・ラタイスキー(86)
イェル・クラーセン(11) 6-4 ジャーミー・ベイン(93)
9月9日(土)夕刻セッション
<二回戦結果>
ダレン・ウェブスター(26) 6-3 アラン・ノリス(18)
カイル・アンダーソン(28) 6-4 キム・ハイブレクト(13)
メンサー・スルホビック(7) 6-1 ミック・マクゴーワン(60)
ロニー・ハイブレクト(43) 6-2 ピーター・ライト(3)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-0 リチャード・ノース(68)
ダリル・ガーニー(12) 6-1 キーガン・ブラウン(54)
マイケル・スミス(9) 6-5 ジャーミー・ルイス(37)
サイモン・ウィットロック(17) 6-2 ダニエル・ラーソン(151)
9月10日(日)午後セッション
<三回戦組合せ>
メンサー・スルホビック(7) vs ロブ・クロス(40)
ダリル・ガーニー(12) vs イアン・ホワイト(14)
ダレン・ウェブスター(26) vs ベニト・バン・デ・パス(15)
ロニー・ハイブレクト(43) vs ビンセント・バン・デ・ブート(30)
サイモン・ウィットロック(17) vs ナーザン・アスピナル(99)
マイケル・スミス(9) vs ジョー・カレン(20)
カイル・アンダーソン(28) vs イェル・クラーセン(11)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs ガーウィン・プライス(19)
9月10日(日)夕刻セッション
<準々決勝>
<準決勝>
<決勝>
容赦ないマイケル・バン・ガーウェンが土曜、HappyBetジャーマンダーツグランプリ二回戦でリチャード・ノースを6-0のホワイトウォッシュ、アベレージ111で6個目の2017年ヨーロピアンツアータイトルを目指して始動した。
ワールドチャンピオンのバン・ガーウェンは先週マーストリヒトで行われたダッチダーツマスターズタイトル獲得で第一子の誕生による一か月の休暇からの帰還を印象付け、さらに今週のマンハイムでもたった9分で相手予選通過者を退け、その存在を主張した。
バン・ガーウェンはオープニングからの2レッグで180得点を出し13ダーツ、14ダーツで主導権を握ると69フィニッシュ、112フィニッシュとそれぞれ15ダーツで上がった。
バン・ガーウェンは続いて13ダーツで5-0リードとし、最終レッグは素晴らしい3つ目の180得点から11ダーツで勝利、ガーウィン・プライスの待つ三回戦進出を決めた。
「先月は素晴らしい月となった。凄く楽しめたし、先週の僕のゲームを見て貰えば判ると思う。」とバン・ガーウェン。「マーストリヒトでは本当にいいゲームができたし、この好調を持続できると思う。」
「いい精神と良いモチベーションを持てるようになった。いつも自分を分析する目が必要だ。」
ウェールズのプライスはポーランドを代表するエース、クリストフ・ラタイスキーに6-3で勝利した。ラタイスキーは3-2とリードしたものの続く2レッグでダブルミス、UKオープンの準優勝者がここから4レッグを連取し勝利を奪った。
オークランドダーツマスターズチャンピオンのカイル・アンダーソンはヨーロピアンツアーでの彼自身5位となる100越えの高アベレージの素晴らしいダーツでキム・ハイブレクトを6-4で下した。
このオーストラリア人は2度も6本連続のパーフェクトダーツを出し、序盤の1-2ダウンから7つの180得点で102.17アベレージで終了した。しかしダブルは15本もミスしていた。
アンダーソンは三回戦でオランダのエース、イェル・クラーセンと対戦する。この元レイクサイドチャンピオンは土曜のジャーミー・ベインとの対戦では6-4勝利を収めていた。
スコットランドの予選通過者、ベインは0-2ダウンから反撃3-2リードとしたが、クラーセンは中盤から試合を支配した。
第2シードのピーター・ライトは今年5個目のヨーロピアンツアー優勝を狙ったがロニー・ハイブレクトに阻止された。ハイブレクトは8本のダブルトライで6本を決めスコットランド人を6-2で下した。
ハイブレクトはこの勝利で来月開催のUnibetワールドグランプリ出場に望みをつなぎ、次のビンセント・バン・デ・ブートとの対戦に進んだ。バン・デ・ブートもダブリン出場権を視野に置いている。
このオランダ人はマービン・キングとの劇的な激突を6-5で勝利、2-5ダウンからの反撃だったが、最終レッグで相手方の3本のマッチとなるダーツを凌いでアベレージ101での勝利となった。
ダリル・ガーニーは10本のダブルトライで6本を決め、アベレージ98での強いダーツで元ワールドユースチャンピオン、キーガン・ブラウンに快勝した。
この北アイルランドのエースは次にイアン・ホワイトと対戦する。ホワイトはジャーメイン・ワッティメナとの一戦で素晴らしい104チェックアウト、105チェックアウト、156チェックアウトと並べ、最後は120チェックアウトの6-4で勝利した。
オーストリアのメンサー・スルホビックは先月二番目の子エマの父親となったが、アイルランドのミック・マクゴーワンに6-1と快勝し、次に2017年の流星、ロブ・クロスと対戦する。
クロスはイアン・デッカーと対戦、150チェックアウト、112チェックアウト、104チェックアウト、ダブル率6/8、アベレージ104と絶好調を印象付け6-3で勝利した。
ベニト・バン・デ・パスもオープニングでの104チェックアウトやダブル率6/9など、冷静な試合運びでジャーミー・ケイブンを6-3で征した。彼は次にアラン・ノリスを6-3で倒したダレン・ウェブスターと対戦する。
ジョー・カレンは非常に強烈なアベレージ108.30、4個の180得点とダブル率50%でトニー・マルチネスに6-3の素晴らしい勝利を収めた。相手のベルギー人は初出場ながら二回戦まで進出していた。
カレンは次にマイケル・スミスと対戦、スミスはウェールズの若手、ジャーミー・ルイスとの試合で7個の180得点を出したが激戦となり、ルイスのマッチとなるダブルを辛くも逃れて6-5で勝利した。
スミスはパートナーが二人目の出産を控えており、5月のジブラルタルダーツトロフィ勝利に続いて日曜に自身5つ目となるヨーロピアンツアー優勝を狙っている。
「僕のパートナーが2,3日前出産予定だったので彼女の出産の朗報を待っている。」とスミス。
「だからここに来た意味はただ優勝するのみで以前も4度もやっている。なぜ明日が出来ないという訳はない。」
元ワールドユースチャンピオンシップ準優勝のナーザン・アスピナルも9本のダブルトライで6本を決めデーブ・チズナルに6-2で勝利した。
アスピナルは次に元ヨーロピアンチャンピオンシップ優勝経験のサイモン・ウィットロックと対戦する。ウィットロックはスウェーデンのダニエル・ラーソンに6-2で勝利、2回目のヨーロピアンツアータイトルを狙う。
この135,000ポンドのトーナメントは日曜に2セッションを行い、午後セッションに三回戦、夕刻セッションに準々決勝、準決勝、決勝が行われ完結する。