インターナショナルダーツオープン 第2日
新御三家(クロス、ガーニー、シンドラー)敗れ、旧御三家(カレン、ペイン)頑張るか
https://www.pdc.tv/news/2017/…
HappyBetインターナショナルダーツオープン
リエサ、ザクセンアリーナ
※()はランキング、<>は対戦アベレージ
9月23日(土)午後セッション
<二回戦結果>
ガーウィン・プライス(19)<99.17> 6-4 スティーブ・レノン(88)<93.61>
イアン・ホワイト(14)<93.85> 6-3 キーガン・ブラウン(53)<87.26>
イェル・クラーセン(10)<97.13> 6-4 ブレンダン・ドラン(31)<88.84>
マービン・キング(21)<92.23> 6-2 ジョン・ミッチェル(63)<94.23>
キム・ハイブレクト(13)<99.74> 6-1 クリスチャン・キスト(34)<89.64>
ロニー・ハイブレクト(41)<94.24> 6-4 クリスト・レイズ(28)<82.4>
ピーター・ジャッケス(85)<97.55> 6-2 ベニト・バン・デ・パス(15)<90.91>
ジョー・カレン(20)<113.77> 6-1 リッチー・コーナー(78)<91.66>
9月23日(土)午後セッション
<二回戦結果>
デーブ・チズナル(6)<100.21> 6-4 ダレン・ウェブスター(25)<93.74>
デニス・ニルソン(-)<92.19> 6-5 ダリル・ガーニー(12)<100.91>
ロン・ミューレンカンプ(60)<82.86> 6-3 マイケル・スミス(8)<90.31>
ピーター・ライト(3)<88.22> 6-2 クリス・クァントク(86)<87.31>
ジョシュ・ペイン(51)<94.39> 6-4 ロブ・クロス(38)<92.82>
メンサー・スルホビック(7)<102.32> 6-3 ウィリアム・オコーナー(66)<96>
アラン・ノリス(18)<105.06> 6-1 マックス・ホップ(43)<87.91>
サイモン・ウィットロック(16)<100.95> 6-4 カイル・アンダーソン(27)<94.97>
9月24日(日)午後セッション
<三回戦組合せ>
ピーター・ライト(3) vs ロニー・ハイブレクト(41)
イェル・クラーセン(10) vs ピーター・ジャッケス(85)
デニス・ニルソン(-) vs デーブ・チズナル(6)
ロン・ミューレンカンプ(60) vs ジョシュ・ペイン(51)
メンサー・スルホビック(7) vs ガーウィン・プライス(19)
キム・ハイブレクト(13) vs イアン・ホワイト(14)
アラン・ノリス(18) vs ジョー・カレン(20)
サイモン・ウィットロック(16) vs マービン・キング(21)
9月24日(日)夕刻セッション
<準々決勝>
<準決勝>
<決勝>
メンサー・スルホビックがドイツのリエサ、ザクセンアリーナで完璧なスタートを切ってウィリアム・オコーナーを6-3で退け、HappyBetインターナショナルダーツオープンのタイトル防衛の可能性を維持した。
この45歳は先週末Unibetチャンピオンズリーグオブダーツで初めてのテレビ放映タイトルをもぎ取っていたが、この日もアベレージ102.32と超一流のダーツを見せた。
スルホビックはカーディフからの好調な流れを維持、オープニングの2レッグを取ったが、アイルランド人もすかさずレッグを取り戻した。
しかしこのオーストリア人は優るところを見せ、84チェックアウトを含む3レッグを連取しあっさりと決着した。
ロブ・クロスは今月初旬のジャーマンダーツグランプリで決勝進出を果たしていたが、若手ジョシュ・ペインに6-4で敗れパック詰めにして送り返されてしまった。
この27歳はPDCで電撃的なスタートの年を満喫してきたが、ペインがこの発火を消火、クロス先攻を3レッグのうち二度ブレークして勝利した。
好調にもかかわらず、一回戦のハードルを越えられなかったもう一人はダリル・ガーニーで、デニス・ニルソンに6-5で敗退し、もくずと消えた。
このスウェーデン人は過去にスウェーデン最強の男トーナメントで準優勝した経験があり、ダブル率60%と素晴らしいダーツを見せ、ヨーロピアンツアーの夢のデビューを続けることとなった。
マイケル・スミスは第3シードだったが夕刻セッションでロン・ミューレンカンプに6-3で敗退、砕け散った。
最近第2子が生まれたばかりのこの27歳はがっかりするダーツとなり、アベレージで8ポイントも上回っていたものの徒労となり、ダブルミスでこのオランダ人にコストを支払うこととなった。
アラン・ノリスは君臨する強さを見せ、地元ドイツの観衆を沈黙させてしまうアベレージ105.06でマックス・ホップを固縛してしまった。
オープニングレッグを失ってから彼は素晴らしいフィニッシュの連続で6レッグを連取し三回戦へ進出した。
サイモン・ウィットロックもやさしいタッチでアベレージ100越えとなり同郷のカイル・アンダーソンを6-4で下した。
4-2リード後、ウィットロックはダブルに集中した結果、ダブル率は2/3に達し4レッグを連取し次のラウンドへ進出した。
その他、ピーター・ライトは順当にクリス・クァントクを6-2で下し、一方デーブ・チズナルはダレン・ウェブスターを6-4で退けた。
この日早々、ジョー・カレンがここまでのこのトーナメント最高となるパーフォーマンスでアベレージ113.77、リッチー・コーナーに大きな勝利を収めた。
ダブルにも素晴らしさを見せ、この28歳は116チェックアウト、147チェックアウトと続けチャッチャッと決着をつけた。
ハイブレクト兄弟にとってこの日はいい日となった。キムはアベレージ100弱だが素晴らしいダブルでクリスチャン・キストを掃き出した。
兄のロニーはスペインからのシード選手、クリスト・レイズと対戦、厳しいテストを受けたが6-4で勝利した。
他のシード選手での脱落は若手のオランダ人ベニト・バン・デ・パスで、相手のピーター・ジャッケスが10本のダブルトライで6本を決め、6-2で勝利した。
この日のオープニング試合では、ガーウィン・プライスが二回戦で最大のハイオフを演じ167をチェックアウト、スティーブ・レノンを6-4で下した。
イェル・クラーセンは今年前半の手首の手術以降、最高となるアベレージ(97.13)でアイルランドのブレンダン・ドランを6-4で退けた。
その他、イアン・ホワイト、マービン・キングがそれぞれキーガン・ブラウン、ジョン・ミッチェルに6-3、6-2で勝利した。
HappyBetインターナショナルダーツオープンは日曜午後に三回戦、夕刻に準々決勝、準決勝、決勝が行われ完結する。