HappyBetヨーロピアンダーツトロフィ第1日(一回戦)
元気のないジェームスウェードとクリスチャン・キスト
https://www.pdc.tv/news/2017/…
HappyBetヨーロピアンダーツトロフィ
ゲッティンゲン、ロックハレ
(カッコ内はランキング)<は対戦アベレージ>
10月13日(金)午後セッション
<一回戦結果>
ジャーメイン・ワッティメナ(41)<85.01> 6-3 ミック・トッド(99)<84.69>
ゾラン・レイクバッハ(73)<100.27> 6-3 リッキー・エバンス(50)<88.57>
キーガン・ブラウン(54)<98.66> 6-2 ジョナサン・ウォースリー(96)<87.95>
ジェームス・ウィルソン(34)<89.83> 6-4 メーダーズ・ラズマ(125)<89.08>
ジョニー・クレイトン(42)<77.44> 6-1 マンフレッド・ビルダール(-)<72>
ジャーミー・ケイブン(37)<91.15> 6-2 ヨーディ・メーウビッセ(81)<83.46>
スティーブ・ウェスト(35)<88.84> 6-1 クリス・クァントク(84)<85.18>
マーティン・シンドラー(86)<102.53> 6-3 ジョン・ボウルズ(87)<91.18>
10月13日(金)夕刻セッション
<一回戦結果>
クリストフ・ラタイスキー(88)<98.88> 6-4 ロバート・ソーントン(23)<90.76>
ビンセント・バン・デ・ブート(31)<89.67> 6-3 ニコ・ブルム(144)<90.34>
ジェームス・リチャードソン(57)<93.47> 6-3 ディミトリ・バン・デン・バーグ(46)<93.51>
レーネ・エイダムズ(144)<83.21> 6-5 ジェフリー・デ・ズワーン(63)<84.56>
ナーザン・アスピナル(96)<92.18> 6-1 ジェームス・ウェード(10)<83.19>
クリス・ドービー(38)<85.27> 6-4 ロバート・アレンシュタイン(144)<86.83>
アンディ・ボールトン(64)<88.47> 6-5 ケビン・ペインター(45)<91.62>
イアン・デッカー(56)<99.1> 6-0 クリスチャン・キスト(36)<66.93>
10月14日(土)午後セッション
<二回戦組合せ>
ベニト・バン・デ・パス(14) vs キーガン・ブラウン(54)
アラン・ノリス(16) vs ジェームス・リチャードソン(57)
ガーウィン・プライス(18) vs ジョニー・クレイトン(42)
マイケル・スミス(12) vs ジャーメイン・ワッティメナ(41)
デーブ・チズナル(8) vs ジェームス・ウィルソン(34)
ジョー・カレン(19) vs スティーブ・ウェスト(35)
イアン・ホワイト(16) vs ビンセント・バン・デ・ブート(31)
ステファン・バンティング(21) vs レーネ・エイダムズ(144)
10月14日(土)午後セッション
<二回戦組合せ>
キム・ハイブレクト(15) vs ナーザン・アスピナル(96)
イェル・クラーセン(11) vs クリス・ドービー(38)
ロブ・クロス(32) vs ジャーミー・ケイブン(37)
ピーター・ライト(2) vs マーティン・シンドラー(86)
サイモン・ウィットロック(13) vs クリストフ・ラタイスキー(88)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs ゾラン・レイクバッハ(73)
マービン・キング(20) vs イアン・デッカー(56)
ダリル・ガーニー(6) vs アンディ・ボールトン(64)
10月15日(日)午後セッション
<三回戦>
10月15日(日)夕刻セッション
<準々決勝>
<準決勝>
<決勝>
ナーザン・アスピナルは今週新しい赤ちゃんミリーの父親となったが、金曜に始まったHappyBetヨーロピアンダーツトロフィでジェームス・ウェードに記念すべき勝利をあげ、誕生を祝った。
ストックポートのアスピナルは月曜にはミリーメイの出産に付き添うため病院にいたが、水曜にはプレーヤーズチャンピオン出場しプレーを再開した。
今年最後のヨーロピアンツアーイベントの出場資格を得、アスピナルはゲッティンゲン入りし135,000ポンドのトーナメントへ出場、自身初めてウェードに勝利した。
6-1での勝利でウェードのUnibetヨーロピアンチャンピオン出場の可能性をなくした。ウェードは昨年このトーナメントでベスト4入りしていた。アスピナルは土曜の二回戦でキム・ハイブレクトと対戦する。
アスピナルは試合を180得点でスタートし、ウェードのダブルチャンスないまま5レッグを連取した。彼は118チェックアウト、84チェックアウト、82チェックアウトと並べた。ウェードは第6レッグで1レッグを返すのみだった。
第7レッグではこの若手が再び集中し、ここまでの4つの180得点に習って140得点を2回出し最後は8ダブルを決めて素晴らしい勝利を完成した。
「タフな一回戦だったけどジェームスが本来のプレーをしていなかった。僕は自分のゲームが出来、2,3個欲しい時の180得点ができた。勝てて嬉しい。」
「僕のガールフレンドが月曜に出産し凄く感動的な一週間だでこれもその一つだ。幸せだ。この勝利は僕のガールフレンドと新しい娘に捧げたい。」
ゾラン・レイクバッハは素晴らしいダーツでリッキー・エバンスを6-3で抑え、二回戦で第1シードのマイケル・バン・ガーウェンと対戦する。
このオーストリアの予選通過者はアベレージ100越えで3-3から差を拡げエバンスに打ち勝った。一方のイングランド人は従来と異なり狙ったスロースタイルに変えてきていた。
ドイツの若手シンドラーはジョン・ボウルズに7個の180得点、アベレージ102.53と素晴らしいダーツで6-3での勝利、二回戦は垂涎のカードとなるピーター・ライトと対戦する。
シンドラーは1-1から3レッグ連取と差を拡げドイツの熱狂的観客の前で勝利を確保した。
レーネ・エイダムズも劇的な戦いの末、ジェフリー・デ・ズワーンを退けロックハレに集まった観客を喜ばせてベスト32入りを果たした。
デ・ズワーンは大事なところで110をチェックアウト0-3ダウンから逆に4-3リードとしたが、第10レッグで勝利となる20ダブルが決まらず、エイダムズが8ダブルを決めてステファン・バンティングとの二回戦へ進出した。
ドイツ予選からデビュー戦を果たしたマンフレッド・ビルダールは残念ながらジョニー・クレイトンに6-1で敗退。水曜のプレーヤーズチャンピオンシップで初勝利をあげたクレイトンはウェールズのガーウィン・プライスの待つ二回戦へ進出した。
クリス・ドービーもドイツ人のロバート・アレンシュタインに6-4で勝利した。アレンシュタインは2-5ダウンからその差を1レッグまで詰め寄ったがドービーが持ち味を取り戻し勝ち切った。彼はイェル・クラーセンと対戦する。
ビンセント・バン・デ・ブートはドイツのティーンエージャー、ニコ・ブルムの挑戦を6-3で退けたこの元オーストリアンダーツオープン優勝者は二回戦でイアン・ホワイトと対戦する。
「ドイツのダーツがどんどん良くなっておりとても嬉しい。今後は負けないよう注意しなければいけない。」とバン・デ・ブート。「マーティン・シンドラーはアベレージ103も出しているしニコもいいプレーをしていた。」
ジェームス・リチャードソンは7度のダブルトライで6本を決め、170チェックアウト、5本の20ダブルをあがった。彼はベルギーのディミトリ・バン・デン・バーグに2-3ダウンから逆転し勝利、土曜はアラン・ノリスと対戦する。
ジャーメイン・ワッティメナはミック・トッドと対戦、112チェックアウトなどで6-3の勝利、二回戦はマイケル・スミスと対戦する。スミスは5月のジブラルタルダーツトロフィで優勝している。
元ワールドユースチャンピオンのキーガン・ブラウンは122チェックアウトでインブルフィニッシュなどでジョナサン・ウォースリーに6-2で勝利、次にオランダの若手ベニト・バン・デ・パスと対戦する。
元ヨーロピアンツアー準優勝のジャーミー・ケイブンはオランダのヨーディ・メーウビッセに6-2で勝利、急進中のロブ・クロスと対戦する。
スティーブ・ウェストはクリス・クァントクに1レッグを落としたのみの6-1で勝利。このエセックスのプレーヤーはクァントクの10本のダブルをミスをかいくぐり、次にジョー・カレンと対戦する。
ジェームス・ウィルソンはヨーロピアンツアーデビュー戦となったラトビアのメーダーズ・ラズマに1-2ダウンから逆転勝利、土曜にデーブ・チズナルと対戦する。
ポーランドのスター、クリストフ・ライタイスキーの素晴らしい1年は続いており、アベレージほぼ99で元ワールドグランプリチャンピオンのロバート・ソーントンを6-4で下し、サイモン・ウィットロックとの対戦に向かう。
アンディ・ボールトンはケビン・ペインターに大接戦の末、劇的な6-5の勝利を収めた。この元プレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズ優勝者は2-5ダウンから大逆転した。ペインターの3本のマッチとなるダーツをミスに乗じ逆転で決めた。
ボールトンは第10レッグでも勝利するチャンスがあったが、ペインターが2レッグ連続で76をあがり、最終レッグへもつれこんだ。
しかし、この元ワールドチャンピオンシプ準優勝者はインブルと11ダブル2本を外し、ボールトンが3本目で1ダブルを決め、Unibetワールドグランプリチャンピオンのダリル・ガーニーとの対戦へ進んだ。
イアン・デッカーはアベレージ99でクリスチャン・キストを6-0のホワイトウォッシュ。この元レイクサイドチャンピオンは明らかに腕の負傷と戦っているかに見え、ロックハレへの出場も空しい状況にあった。
デッカーは次に元ヨーロピアンツアー優勝のマービン・キングと二回戦で対戦する。
「彼は腕に痛みが走っていた。でも彼は試合を続けたかったようだ。」「彼にとっては過酷でもちろん僕にとっても辛かった。僕も試合を続行したかったから。」
HappyBetヨーロピアンダーツトロフィはPDCTV-HDで全世界で閲覧できる。