HappyBetヨーロピアンダーツトロフィ第2日(二回戦)
ライトは肘、キストは腕、マイケルスミスは足と怪我続き
https://www.pdc.tv/news/2017/…
HappyBetヨーロピアンダーツトロフィ
ゲッティンゲン、ロックハレ
(カッコ内はランキング)<は対戦アベレージ>
10月14日(土)午後セッション
<二回戦結果>
キーガン・ブラウン(54)<99.1> 6-0 ベニト・バン・デ・パス(14)<88.83>
アラン・ノリス(16)<97.24> 6-4 ジェームス・リチャードソン(57)<99.02>
ジョニー・クレイトン(42)<91.77> 6-3 ガーウィン・プライス(18)<90.28>
マイケル・スミス(12)<96.43> 6-3 ジャーメイン・ワッティメナ(41)<84.02>
デーブ・チズナル(8)<90.69> 6-4 ジェームス・ウィルソン(34)<88.8>
ジョー・カレン(19)<91.62> 6-2 スティーブ・ウェスト(35)<77.33>
ビンセント・バン・デ・ブート(31)<96.11> 6-5 イアン・ホワイト(16)<99.46>
ステファン・バンティング(21)<99.87> 6-4 レーネ・エイダムズ(144)<96.13>
10月14日(土)夕刻セッション
<二回戦結果>
キム・ハイブレクト(15)<95.16> 6-3 ナーザン・アスピナル(96)<93.75>
イェル・クラーセン(11)<94.11> 6-1 クリス・ドービー(38)<79.26>
ロブ・クロス(32)<99.74> 6-5 ジャーミー・ケイブン(37)<89.2>
ピーター・ライト(2)<90.19> 6-4 マーティン・シンドラー(86)<88.29>
サイモン・ウィットロック(13)<94.31> 6-4 クリストフ・ラタイスキー(88)<95.41>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<91.47> 6-3 ゾラン・レイクバッハ(73)<85.33>
イアン・デッカー(56)<98.34> 6-1 マービン・キング(20)<91.28>
アンディ・ボールトン(64)<103.25> 6-3 ダリル・ガーニー(6)<95.27>
10月15日(日)午後セッション
<三回戦>
マイケル・スミス(12) vs ジョニー・クレイトン(42)
ロブ・クロス(32) vs キーガン・ブラウン(54)
デーブ・チズナル(8) vs イェル・クラーセン(11)
ピーター・ライト(2) vs キム・ハイブレクト(15)
サイモン・ウィットロック(13) vs イアン・デッカー(56)
アンディ・ボールトン(64) vs ビンセント・バン・デ・ブート(31)
アラン・ノリス(16) vs ジョー・カレン(19)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs ステファン・バンティング(21)
10月15日(日)夕刻セッション
<準々決勝>
<準決勝>
<決勝>
アンディ・ボールトンが土曜、素晴らしい勝利をあげ、新ワールドグランプリチャンピオンのダリル・ガーニーをHappyBetヨーロピアンダーツトロフィから衝撃的に脱落させた。この第5シードのプレーヤーはゲッティンゲンのロックハレで行われた二回戦で崩れ去った。
ボールトンは年初のプレーヤーズチャンピオンシップ準決勝でガーニーに敗れていたが、リベンジの機会を得て素晴らしいダーツの結果、6-3で勝利した。
スコットランドを拠点とするイングランド人は3レッグをリードして主導権を取り、アベレージ103.25と特上のパーフォーマンスを維持した。このアベレージは現在のところ当トーナメント最高となった。
「ステージでは僕の経歴で最上のパーフォーマンスとなった。」と第5シードを破ってからのボールトン。
「ダリルはみんな知っての通り凄いプレーヤーでワールドグランプリ優勝からレベルも上がっている。だから勝ててとても嬉しい。ヨーロピアンツアーにはいつも出られている訳ではないが、ベストなプレーが出来なければ帰って寝た方がいい。日曜も同じくらいのダーツが出来るよう頑張る。」
ボールトンはベスト16でビンセント・バン・デ・ブートと対戦する。このオランダ人は第12シードのイアン・ホワイトを最終レッグで破っていた。
元オーストリアンダーツオープン優勝のバン・デ・ブートは素晴らしいスタイルでスタート、120チェックアウトを2本のインブルであがり、アベレージ99.46のホワイトの攻撃を凌いだ。
世界No.1のマイケル・バン・ガーウェンはワールドグランプリでの一回戦敗退から試合に復帰し足跡を残した。彼はオーストリアのゾラン・レイクバッハに6-3で勝利した。
ワールドチャンピオンはオープニングを114チェックアウトで取るが、レイクバッハもインブルで84をチェックアウト。
バン・ガーウェンは続く3レッグを取り続いて素晴らしいインブル+19+インブルのコンビネーションで119をあがり5-1とリードした。
レイクバッハは今年早々、プロツアーで初めて決勝進出を果たしており、このステージ上でも小さな反撃を見せたものの第9レッグで世界No.1は180得点から勝利をものにした。
「119はいいチェックアウトだった。」とこのオランダのエース。彼は2017年で6個目のヨーロピアンツアータイトルを狙う。
「それとは別に、まだベストなプレーが出来ていないけどまだ先がある。気分は悪くないしもっと良くなるだろう。このトーナメントに勝つ準備はできている。」
ピーター・ライトも今年5個のヨーロピアンツアータイトルを獲得しており、ドイツのマーティン・シンドラーにヒヤリとしたが生き残った。
地元声援のシンドラーはオープニングから火を噴き180得点で攻勢をかけたものの、第1レッグはライトが取り4-2リードと試合の主導権を取った。
シンドラーは117チェックアウトでこのスコットランド人の先攻をブレーク、しかし最近PDC賞金ランキングで初めての世界No.2となったライトは続く2レッグを取り三回戦進出を決めた。
「マーティンは歳からしてびっくりするプレーヤーだ。」とライト。彼は日曜にキム・ハイブレクトと対戦する。
「彼は僕を脅かしたけどそれ程ドイツのダーツ界に貴重な存在だし、将来僕がリタイアしてテレビを見れば、彼は世界のダーツ界で活躍しているだろう。」
「世界No.2に上がるにはとても大変な努力が必要だったけどこれが僕の目標だったし今到達している。気分は最高でこの成果は僕の家族と僕を支えてくれるチームに捧げたい。」
ハイブレクトは週末の二回戦で後半6レッグのうち5レッグを取りナーザン・アスピナルを退けた。この元PDC Nnicornワールドユースチャンピオンシップ準優勝者は一回戦でジェームス・ウェードを破っている。
このベルギーのエースは3つの180得点と104チェックアウトを出しアスピナルに6-3で勝利、アスピナルも130フィニッシュをしている。
元ワールドユースチャンピオン、キーガンブラウンはこの日一番の納得できる勝利となり、第11シードのベニト・バン・デ・パスに6-0で勝利した。
ブラウンはダブル率も7本のトライで6本を決め、124チェックアウト、109チェックアウトでオランダの相手を吹き飛ばした。
イアン・デッカーはこの最後のヨーロピアンツアーイベントで13レッグを戦い12レッグを勝ち、金曜にクリスチャン・キストをホワイトウォッシュした勢いで第13シードのマービン・キングに6-1で勝利した。
ワールドグランプリ準優勝のサイモン・ウィットロックはポーランドのクリストフ・ラタイスキーに6-4で勝利。ラタイスキーは最終レッグにもつれ込む4本のダブルをミス、オーストラリア人が10ダブルを決めて日曜のデッカーとの対戦へ進んだ。
ロブ・クロスはジャーミー・ケイブンと最終11レッグまでの戦いを征した。クロスは2017年に4回のプレーヤーズチャンピオンシップに優勝した実力を見せ、最終レッグは116チェックアウトの12ダーツで勝利した。
ステファン・バンティングもドイツのレーネ・エイダムズを寄せ付けない実力を見せた。エイダムズも4-4とイーブンとしたが元レイクサイドチャンピオンが6-4と押し切った。
ジョニー・クレイトンは水曜に初めてのPDCプロツアータイトルを獲得したばかりだが、素晴らしいダーツを続け第14シード、ウェールズのガーウィン・プライスに勝利した。
イェル・クラーセンはクリス・ドービーに6-1で順当な勝利を収めた。ジョー・カレンはスティーブ・ウェストを6-2で吹き飛ばした。
その他元ヨーロピアンツアー優勝のデーブ・チズナル、マイケル・スミス、アラン・ノリスも勝利した。
チズナルは、ヨークシャー出身のジェームス・ウィルソンが第1レッグで146フィニッシュを見せたものの6-4で勝ち切った。
スミスは足の負傷のトラブルを抱え、痛みと戦いながらもジャーメイン・ワッティメナに6-3で勝利した。
ノリスは昨年最後のヨーロピアンツアーイベントで優勝していたが、5個の180得点などでジェームス・リチャードソンに6-4で勝利した。