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ジャーマンダーツマスターズ 第1日(全2日)

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2017.10.21 Sat.

ウェード復調、ダブル率100%は凄い!

https://www.pdc.tv/news/2017/…

2017ジャーマンダーツマスターズ
デュッセルドルフ、カステロアリーナ
10月20日(金)
<一回戦結果>
(カッコ内はランキング)<は試合アベレージ>
レイモンド・バン・バーナベルト(9)<90.11> 6-3 ステファン・ストイク(178)<84.52>
ダリル・ガーニー(6)<91.09> 6-0 マイク・ランゲンドルフ(127)<77.23>
ジェームス・ウェード(10)<101.02> 6-2 ケビン・ムンク(-)<89.26>
メンサー・スルホビック(7)<96.97> 6-5 カイル・アンダーソン(25)<96.19>
ギャリー・アンダーソン(2)<90.51> 6-3 マックス・ホップ(44)<81.82>
ピーター・ライト(3)<92.75> 6-5 ドラグティン・ホーバット(138)<90.81>
フィル・テーラー(5)<92.45> 6-2 ロバート・マリアノビック(178)<86.36>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<96.83> 6-2 マーティン・シンドラー(79)<93.76>

10月21日(土)午後セッション
<準々決勝組合せ>
ピーター・ライト vs メンサー・スルホビック
ギャリー・アンダーソン vs レイモンド・バン・バーナベルト
フィル・テーラー vs ダリル・ガーニー
マイケル・バン・ガーウェン vs ジェームス・ウェード

準々決勝フォーマット:ベストオブ19レッグズ

10月21日(土)夕刻セッション
<準決勝組合せ>
アンダーソン/バン・バーナベルト vs ライト/スルホビック
バン・ガーウェン/ウェード vs テーラー/ガーニー

準決勝フォーマット:ベストオブ21レッグズ

マイケル・バン・ガーウェンが金曜夜、ジャーマンダーツマスターズで地元期待のマーティン・シンドラーの望みを終わらせ、足首の負傷を克服した。ピーター・ライトもデュッセルドルフでドラグティン・ホーバットの脅威の反撃をかわした。

ワールドチャンピオンのバン・ガーウェンは左足首の滑液嚢炎発病ながらもデュッセルドルフのPDCワールドシリーズオブダーツイベント入りした。以前、6月のワールドカップオブダーツ時にも発症したが克服して優勝している。

彼はカステロアリーナでまず180得点から124フィニッシュの12ダーツで上がり、中盤でダブルミスにより13ダーツを逃したものの復調して勝利。

ベルリン出身の21歳のシンドラーは3-2と追いつこうとしたが、バン・ガーウェンが8ダブルをあがって差を拡げ、107チェックアウトを19トリプル+インブルが跳ね返されたが回復して5-2に、さらに12ダブルをあがって勝利した。

バン・ガーウェンは次に土曜午後の準々決勝でジェームス・ウェードと対戦する。この左利きは素晴らしい100%のダブル率でケビン・ムンクを6-2で下した。

ウェードは素晴らしい20ダブルでムンクを下し準々決勝進出、序盤から20ダブルが決まり続けた。

ウェードは3-0リードから120チェックアウト、完璧なフィニッシュが続いた。ムンクも第5レッグで残り60を20ダブルで決めるが、続く第6レッグで今度はウェードが102チェックアウトを20ダブルで決め、5-1リードとした。

ムンクは第7レッグの残り105を25と2本の20ダブルでのコンビネーションであがり望みをつないだが、ウェードは初の180得点から12ダブルを決め、ダブル率は100%、アベレージ101.90で勝利した。

「変わることが出来て嬉しい。」とウェード。「初めて熱望が戻ってきた。長い間支えになっていたものだ。懸命に練習したので登るには大きすぎる丘だけど一段ずつ進んでいる。」

メンサー・スルホビックがカイル・アンダーソンに勝利しカステロアリーナの観客を喜ばせた。このオークランドダーツマスターズチャンピオンは大反撃を見せたにも関わらず、もう一つワールドシリーズオブダーツの栄冠を狙うことをこのオーストリア人に阻まれた。

序盤からレベルの高い展開となりスルホビックが14ダーツで取るとアンダーソンは12ダーツで返した。しかしチャンピオンズリーグオブダーツで優勝したスルホビックが続く5レッグのうち4レッグを取り5-2とリードした。

アンダーソンは96をあがり再び12ダーツで取り、さらに16ダブルでブレーク、その差を5-4とし、68もあがり試合を最終レッグへ持ち込んだ。しかしオーストリア人が16ダブルをきっちり決め、勝利をもぎ取った。

「クレージーな試合だ。」とスルホビック。「終盤は凄く緊張したけどうれしい。カイルは素晴らしいプレーヤーだけど、今日は僕が完璧だったしいい勝ちだ。」

スルホビックは次に世界No.3のピーター・ライトと対戦する。ライトはドラグティン・ホーバットに6-5で逃げ切ったが、この予選通過者は1-5ダウンから猛烈な追い上げを見せていた。

このスコットランド人は序盤、8ダブル、96チェックアウト、20ダブルで3レッグを取り、さらに130をインブルフィニッシュ、20ダブルと一気に5-1リードとした。

ホーバットは2つの180得点から3-5と戻し、ライトがマッチとなる1本のダブルをミスすると64をあがって3レッグを連取、続いて素晴らしい110チェックアウトで試合は最終レッグへ突入した。

しかしライトは12ダーツを投げて残り56とし、ホーバットが劇的な勝利となるはずだった20ダブルをミスすると、メルボルンダーツマスターズ準優勝者は5ダブルを決めた。

「彼の大反撃を受けたけれど勝てて良かった。」とライト。「彼はいいプレーが出来てそれを証明したけど、僕の方がもう少し余裕があった。」

「勝てたのは運が良かったのかも知れないけど、今は決勝まで上り詰めて優勝したい。」

ギャリー・アンダーソンはドイツのNo.1、マックス・ホップの希望を6-3勝利で終わらせた。アンダーソンは今年3つ目のワールドシリーズタイトルを目指しスタートした。

ホップは賢くスタートし180得点から14ダブルでオープニングレッグを確保、アンダーソンはこれに対し95フィニッシュ、10ダブル、20ダブルで返して3-1とリードした。

ホップは第5レッグを取るが第6レッグでイーブンとするチャンスを逸し、アンダーソンが素晴らしい11ダーツで取って5-2リードしたが第8レッグで6本のマッチとなるダブルをミス、このドイツ人に短い猶予を与えたが最後は20ダブルを決めてベスト8入りした。

アンダーソンは次にレイモンド・バン・バーナベルトと対戦、この試合は8月のパースダーツマスターズ決勝の再現となる。このオランダ人はステファン・ストイクに6-3で勝利していた。

3度のワールドシリーズ準優勝のバン・バーナベルトは序盤強いダーツで3レッグを取り、ドイツ予選通過者の反撃を持ちこたえてベスト8進出を決めた。

ストイクも3レッグのうち2レッグを取り5-3と食い下がったが、第9レッグで試合を続行するためのダブルを2本ミス、オランダ人が8ダブルをあがり土曜のファイナルステージ進出を決めた。

フィル・テーラーがロバート・マリアノビックを6-2で勝利し、ドイツでの対戦に別れの挨拶をしていた。

マリアノビックはオープニングレッグを取ったが、第2レッグで8ダブルをミス、テーラーが8ダブルをあがりイーブンに、さらに1つ取った後127チェックアウト、62チェックアウト、76チェックアウトと見せ、この57歳は5-1リードとした。

第7レッグでマリアノビックは1つ返すがテーラーは4ダブルをあがって勝利、土曜午後のダリル・ガーニーとの準々決勝へ進んだ。

ワールドグランプリチャンピオンのガーニーはしっかりした組み立てでドイツ、スーパーリーグの湯勝者マイク・ランゲンドルフを一回戦でホワイトウォッシュした。

ガーニーは第1レッグで残り127をインブルフィニッシュ、67チェックアウト、9ダブルで一気に3レッグリードとし、続く2レッグでランゲンドルフが合計8本のダブルをミスする中5-0とリード、最後は10ダブルをあがって勝利した。

「スコアは6-0だけどそんなに容易な試合じゃなかった。」「マイクはいくつかのレッグで勝ててた筈だし、僕は勝利できて嬉しい。本当に楽しいし、いい雰囲気だ。明日も楽しみにしている。」

トーナメントは土曜の午後セッションで準々決勝、夕刻セッションで準決勝、決勝が行われ完結する。

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