NEWS

<メジャー>ヨーロピアンチャンピオンシップ 第1日/4日

0
3
2017.10.27 Fri.

ランキング10位台のプライス、ウィットロック、ノリス、ホワイトが踏ん張る

https://www.pdc.tv/news/2017/…

2017Unibetヨーロピアンチャンピオンシップ
ハッセルト、エシアスアリーナ
(カッコ内はPDC賞金ランキング)<カッコ内は試合アベレージ>
10月26日(木)
<一回戦結果>
ガーウィン・プライス(18)<96.76> 6-5 ロニー・ハイブレクト(40)<93.71>
アラン・ノリス(15)<92.34> 6-4 マービン・キング(20)<91.55>
イアン・ホワイト(17)<96.83> 6-5 ダレン・ウェブスター(24)<90.88>
カイル・アンダーソン(25)<96.64> 6-1 ジョン・ヘンダーソン(28)<94.41> 
サイモン・ウィットロック(11)<88.63> 6-3 ジェームス・リチャードソン(57)<85.11>
メンサー・スルホビック(7)<92.86> 6-5 キム・ハイブレクト(15)<91.02>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<95.95> 6-2 イアン・デッカー(53)<88.74>
イェル・クラーセン(13)<92.02> 6-0 クリスチャン・キスト(36)<64.35>

10月27日(金)午後セッション
<一回戦組合せ>(カッコ内はPDC賞金ランキング)
ジョニー・クレイトン(42) vs ディミトリ・バン・デン・バーグ(46)
デーブ・チズナル(8) vs クリスト・レイズ(26)
ベニト・バン・デ・パス(14) vs ビンセント・バン・デ・ブート(32)
ダリル・ガーニー(6) vs スティーブ・ビートン(22)
マイケル・スミス(12) vs ナーザン・アスピナル(92)
ロブ・クロス(30) vs マーティン・シンドラー(79)
ジョー・カレン(19) vs ステファン・バンティング(21)
ピーター・ライト(3) vs クリストフ・ラタイスキー(86)

10月27日(金)夕刻セッション
<二回戦組合せ>
イェル・クラーセン(13) vs カイル・アンダーソン(25)
サイモン・ウィットロック(11) vs アラン・ノリス(15)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs イアン・ホワイト(17)
メンサー・スルホビック(7) vs ガーウィン・プライス(18)

10月28日(土)
<二回戦組合せ>
スミス/アスピナル vs バン・デ・パス/バン・デ・ブート
クロス/シンドラー vs チズナル/レイズ
カレン/バンティング vs ガーニー/ビートン
ライト/ラタイスキー vs クレイトン/バン・デン・バーグ

10月29日(日)午後セッション
<準々決勝>

10月29日(日)夕刻セッション
<準決勝>
<決勝>

フォーマット:
一回戦=ベストオブ11レッグズ
二回戦=ベストオブ19レッグズ
準々決勝=ベストオブ19レッグズ
準決勝=ベストオブ21レッグズ
決勝=ベストオブ21レッグズ

マイケル・バン・ガーウェンが木曜夜のハッセルトでオランダのライバル、イアン・デッカーを6-2で下し4年連続のUnibetヨーロピアンチャンピオンシップタイトル獲得に乗り出した。地元ベルギーの兄弟、キムとロニー・ハイブレクトはエシアスアリーナで敗退した。

ワールドチャンピオンのバン・ガーウェンは今年12回のヨーロピアンツアーイベントの後半3回で優勝していたが、先週末はジャーマンダーツマスターズで1回戦を勝ち上がったものの足首の負傷で途中棄権、しかし今回回復宣言をしていた。

デッカーはオープニングから4レッグを分け合ったが、バン・ガーウェンは2-2からダブル率2/3、92チェックアウトなどで4レッグを連取し二回戦へ進出した。

「僕にはいいスタートだ。」とバン・ガーウェン、アベレージ96で二回戦は金曜夜にイアン・ホワイトと対戦する。

「スタートはちょっとゆっくりだったけど、僕のリズムに入れた。今は二回戦を楽しみにできる。長いフォーマットになるので僕にぴったりだ。」

ホワイトは1-3ダウンから接戦を征しダレン・ウェブスターに6-5で勝利してベスト16へ進んだ。

ホワイトはオープニングレッグで100チェックアウトしたが第2レッグはウェブスターが160チェックアウトでお返し、ノーウィッチのウェブスターはストークのエース、ホワイトがフィニッシュでもたつく間に2レッグを取り3-1リードとした。

ホワイトは4-3に動いたが第8レッグでチャンスを逸しウェブスターが76を上がって奪取、その後の2レッグを分け合って試合は最終レッグへ突入、ノーウィッチが2本のマッチとなるダーツをミスすると相手が93をあがって試合を決めた。

「4-1にできた筈だけどいくつかレッグを与えてしまい2-3ダウンになってしまった。」とホワイト。

「大事な得点はミスしちゃいけない、僕がそうしたからダレンに付け入られた。」

「最終的に93があがれて良かった。まだトーナメントに残れたので取り合えず落ち着いて次の試合の準備をしよう。今年は余り恵まれていなかったけど前を向いて行こう。」

2016年ヨーロピアンチャンピオンシップ準優勝のスルホビックはキム・ハイブレクトの地元での勝利を打ち消し6-5で退けた。

スルホビックは序盤でいくつか素晴らしいフィニッシュを見せ、94チェックアウト、76チェックアウト、60チェックアウトと3-0リードとした。ハイブレクトは16ダブルをあがって息をつくと、スルホビックも100チェックアウト、116チェックアウトで5-3リードとした。

続く2レッグでスルホビックが3本のマッチとなるダーツをミスすると、アントワープのハイブレクトはこの2レッグを取り試合は最終レッグへ。しかしスルホビックは177得点から先にダブルに到達し、20ダブルをあがって勝利ラインを越えた。

ハイブレクトの兄、ロニーも最終レッグで敗退、ガーウィン・プライスが3-5ダウンから素晴らしい反撃を見せ、エシアスアリーナで高レベルのオープニング試合を展開した。

このベルギー人は序盤で143チェックアウトから両者13ダーツで応酬、さらにプライスが97をあがり3-2リードとした。しかしハイブレクトは続く3レッグを連取し勝利のまばたきを受けた。

プライスは落ち着いて78チェックアウト、72チェックアウトと続け試合は最終レッグへ。ここでウェールズ人は180得点から67を20ダブルであがり、残り40で待つライバルを下した。

「5-3からの反撃はきつかったけど僕はここで踏ん張った。」とプライス。「僕は普通一歩優位な状況で戦って負けているけどこの一試合を勝てて嬉しい。」

「ベストな試合は出来ていなかったけど、もう少し得点力があがれば更にチャンスは増えるし、最後のレッグで180得点が出来て良かった。」

「ダブルは調子がいい、8本のトライで6本を決めたと思った。これから再構築だ。できれば二回戦はもう少しいい内容にしたい。これからのどのラウンドも取っていく。とりあえず一回戦通過できて嬉しい。」

2016年のベスト8、カイル・アンダーソンはエシアスアリーナのステージで復帰戦勝利を味わった。彼はアベレージ97と強いダーツでジョン・ヘンダーソンを6-1で下した。

両者はオープニング2レッグを分け合うが、アンダーソンが続く3レッグで相手のミスに踏み込み、更に116チェックアウトで4-1とリード、このオーストラリア人は20ダブルと5ダブルで勝利を決めた。

アンダーソンは次にイェル・クラーセンと対戦する。クラーセンはオランダ人同士のクリスチャン・キストに6-0でホワイトウォッシュ、キストは未だ肘の負傷に悩んでおりダブルは1度しか打てなかった。

5月に手首の手術を受けたクラーセンは、「クリスチャンがどういう状況か知っていたので辛い試合だった。」

「今年僕が手首を負傷した時は僕もこんな風だった。ひどい状況だったけど僕は仕事をし成し遂げてきた。」

「このトーナメントにはいい経験があり気分もいい。」

2012年チャンピオンのサイモン・ウィットロックはジェームス・リチャードソンに逆転の勝利をおさめ、2度目のヨーロピアンチャンピオンシップタイトルを目指す。リチャードソンは序盤2-1とリードしていた。

ウィットロックは第4レッグでイーブンに追いつき更に第5レッグで相手が3本のダブルミスに残り90をインブルフィニッシュ、加えて10ダブルをあがり4-2リードとした。リチャードソンも71チェックアウトで応えたが68フィニッシュ、64フィニッシュで勝利した。

「大きな勝ちだ。ジェームスは堅実なプレーヤーだからね。」とオーストラリアのスター、ウィットロック。

「僕はインブルフィニッシュを目指してトーナメント入りした。90チェックアウトが正にそれだ。」

「もう一度このトーナメントで優勝したい。気分は上々だ。」

ウィットロックは次の二回戦でアラン・ノリスと対戦する。ノリスもマービン・キングとの一回戦を逆転で勝利した一人だ。

キングは3-2ダウンから第7レッグをブレークして4-3リードとしたが、第8レッグで痛恨の3本のダブルをミス、ノリスが追いつきこの後は121チェックアウト、20ダブルを上がって勝利した。

一回戦は金曜午後セッションで組合せのあと半分が行われ完了、夕刻セッションで木曜の勝者が二回戦に戻って来る。

Unibetヨーロピアンチャンピオンシップは10月26日~29日にベルギー、ハッセルトのエシアスアリーナで開催、ITV4でライブ放映されている。

0
3

LATEST NEWS

HOME

NEWS

<メジャー>ヨーロピアンチャンピオンシップ 第1日/4日