<メジャー>ワールドシリーズ、ファイナルズ最終日
MVG、ヨーロッパチャンピオンシップ4連勝、ワールドシリーズファイナル3連勝
https://www.pdc.tv/news/2017/…
Ladbrokesワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズ
グラスゴー、ブレアヘッドアリーナ
(カッコ内はランキング)<は試合アベレージ>
11月5日(日)午後セッション
<準々決勝結果>
ジェームス・ウェード(12)<91.69> 10-6 ディミトリ・バン・デン・バーグ(43)<96.57>
ギャリー・アンダーソン(3)<95.77> 10-8 ガーウィン・プライス(18)<90.57>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<108.83> 10-4 ロブ・クロス(24)<96.84>
ダリル・ガーニー(4)<96.35> 10-7 ピーター・ライト(2)<97.42>
11月5日(日)夕刻セッション
<準決勝結果>
ギャリー・アンダーソン(3)<94.88> 11-5 ジェームス・ウェード(12)<88.66>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<95.48> 11-8 ダリル・ガーニー(4)<91.71>
<決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<103.3> 11-6 ギャリー・アンダーソン(3)<100.68>
マイケル・バン・ガーウェンが日曜、グラスゴーのLadbrokesワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズ決勝でギャリー・アンダーソンを11-6で退け、3年連続優勝を果たした。
この世界No.1は2015年にシーズン終了を告げるワールドシリーズ、ファイナルズが創設されて以降負け知らずで、ブレアヘッドアリーナでの勝利街道を12試合に伸ばし50,000ポンドの優勝賞金を獲得した。
バン・ガーウェンとアンダーソンは今年の世界ツアーでそれぞれ2トーナメントを優勝しており、今週末も素晴らしいダーツを続け決勝へ進出した。
バン・ガーウェンは7月の上海とラスベガスで優勝、土曜にまずマックス・ホップに勝ち日曜午後の準々決勝ではロブ・クロスを10-4で下した。
この対戦は先週末のヨーロピアンチャンピオンシップ決勝の再現で、バン・ガーウェンが再び勝ち、アベレージも108.83と屈指のパーフォーマンスを見せた。
彼は準決勝のダリル・ガーニー戦で0-2、1-3ダウンから2つの11ダーツ、158チェックアウトなどで反撃し11-8で勝利した。
バン・ガーウェンは決勝のオープニングレッグでアンダーソンの3本のダブルミスに103チェックアウトでスタート、アンダーソンも12ダーツで返したがこのオランダ人は連続12ダーツと82フィニッシュで4-1とリードを拡げた。
アンダーソンも171得点からの94フィニッシュなどで続く4レッグのうち3レッグを取り、差を6-4と縮めたが、ワールドチャンピオンは再び4レッグを連取し10-4と勝利まであと一歩とした。
アンダーソンは20ダブル、4ダブルと2レッグを戻したものの、最終レッグでアンダーソンが132チェックアウト出来ず、相手は残り87を上がり再びタイトル防衛を果たした。
「このトロフィを再び手に入れて本当に嬉しい。」とバン・ガーウェン。「ギャリーにはいつも厳しく働かされている。彼に勝つには苦労するのが判るでしょ。」
「第1レッグで彼が3本をミスし僕が取って、開始早々自信を持った。あそこから僕は今日の得点力とフィニッシュと適時さに自信を持った。」
バン・ガーウェンは先週末4年連続のヨーロピアンチャンピオンシップタイトルを獲得した勢いで今週も勝ち、11月11日~19日開催のグランドスラムオブダーツでまたもや3年連続勝利に向け一歩先行した。
「トーナメント全てが特別で本当うっとりしてしまう。」と付け加え、「この時期は自分のベストなパーフォーマンスにしたいと思うようになり、トーナメント全部に勝ちたいと思う。」
「やらなければいけない時には特別なギヤが入り、いつも自分を信じなければならない。僕はいつもパーフォームしたいしハングリーでなければいけない。そうでないと勝てない。」
アンダーソンは今年ドバイとパースで優勝し、土曜にクリス・ドービーへの勝利に続きガーウィン・プライスに10-8、ジェームス・ウェードに11-5で勝利して決勝入りした。
バン・ガーウェンという大きなライバルに敗退し、アンダーソンは「マイケルは凄いよね!マイケルとプレーするのは素晴らしい、今夜はボコボコにされたけど次に期待している。」
「彼に付いて行くのに四苦八苦している。前は彼のペースでプレー出来たんだけどね。」
「今週末はいい結果だった。スコットランドで決勝に残れれば当たり前だよね。でも僕のファンの前で優勝できなかったのは残念。」
10月のワールドグランプリチャンピオンのガーニーは先週末ヨーロピアンチャンピオンシップでベスト4となった勢いで、2週連続となったピーター・ライトとの準々決勝を10-7で勝利した。
ウェードはベルギーの若手ディミトリ・バン・デン・バーグを10-6で下し今年のワールドシリーズ4度の出場で3度準決勝進出となった。
2018年のワールドシリーズオブダーツの日程と開催場所は未だ検討中だが、PDCはオークランド、上海、ラスベガスに加え、ブリスベンでの開催を行うと公表した。