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<メジャー>グランドスラム第1日目(ニュース)

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2017.11.12 Sun.

ベリー・バン・ピアー、イプス病ながらウィットロックに勝利

https://www.pdc.tv/news/2017/…

現チャンピオンのマイケル・バン・ガーウェン、フィル・テーラー、レイモンド・バン・バーナベルトは土曜、大勝で2017年bwinグランドスラムオブダーツを幕開けした。グレン・デュランもウォルバーハンプトンでピーター・ライトに対し素晴らしい勝利を収めた。

オランダのスター、バン・ガーウェンは2015年、2016年とウォルブズシビックで優勝しており、僅か1レッグを落としたのみでスコットランドからデビューしたロス・モンゴメリーを力でねじ伏せ、3年連続のタイトル獲得に乗り出した。

この第1シードは次戦、日曜にロブ・クロスと対戦、これは直近のヨーロピアンチャンピオンシップ決勝の再現だが、このサセックス出身の新進気鋭のスターも素晴らしいアベレージ104でジョー・マーナンに5-1の勝利を収めていた。

「いいスタートだ。」とバン・ガーウェン。「全くトラブルがなく頑丈な勝利だった。」

「欲しい時に欲しいショットができた。このまま行きたい。もちろん今週ももう一つタイトルが欲しいしまだ余力がある。」

6度のチャンピオン、フィル・テーラーも1レッグを落としたのみでBDOワールトトロフィを優勝したオーストラリアのピーター・マシンを退け、来年のリタイア前に強烈な強さでウォルバーハンプトンでの挑戦を開始した。

「勝利は嬉しいけどちょっと緊張してた。特に彼に2レッグ目を取られた時にね。」とテーラー。彼は次にロビー・グリーンと当たる。「今日の勝利はそれ程大事じゃないけど、明日を勝たなければいけない。」

グリーンもグループCで初戦、調子の出ないジェームス・ウェードに5-1勝利とした。この2度のグランドスラム準優勝者は日曜にマシンと対戦、絶対勝たなければならない。

この43歳のワラジー出身プレーヤーは、グランドスラム開催直前に頭を虫に刺され病院に駆け込んでいたが、プレーには影響なかった模様だ。

「クレージーな日だったけど、運命は投げろと言っていたしそれを乗り越えた。」とグリーン。

「4時に目が覚めたら腫れていた。病院へ駆け込んだら抗生物質をくれた。随分良くなってきたので回復すると思う。」

一方、バン・バーナベルトは現地のヒーロー、ジャーミー・ヒューズを5-1で退けた。この2012年チャンピオンは1レッグダウンからアベレージもほぼ99でグループ試合幕開けを勝利で飾った。

彼は次にウェールズのガーウィン・プライスと対戦する。プライスはアイルランドから予選通過した若手スティーブ・レノンの反撃をかわし、初戦を5-3で勝利した。

現レイクサイドチャンピオン、グレン・デュランはオープニングの日一番印象的な勝利を収め、アベレージ106.05で第2シードのピーター・ライトを5-2で吹き飛ばした。

「完璧なスタートだ。とても満足している。」とデュラン。「試合がどう推移したかは覚えていないけど、僕の力がどのあたりに位置するかはっきり出来るいい機会だ。」

「これはテレビ放映で僕の最高のアベレージだろう、とてもいい気分だ。うまくコントロール出来たし心の中は騒がしかったけど表面は静かに進行できた。」

デュランは次にアラン・ノリスと対戦する。ノリスはグループEの初戦、オーストラリアの新人コーリー・カドビーの1本のマッチとなるダーツを免れ生き残った。

ワールドグランプリチャンピオンのダリル・ガーニーは優勢に試合を進め8本のダブルトライで5本を決め、オランダのダニー・ノッパートを退けた。この第4シードは次にマーク・ウェブスターと対戦する。

ウェブスターは同姓のダレン・ウェブスターと対戦ダレンの156チェックアウトをしのいで96チェックアウト、117チェックアウトで試合を引き戻し5-3の勝利を収めた。

2度のワールドチャンピオン、ギャリー・アンダーソンは148チェックアウトなどで同郷のスコットランド人キャメロン・メンジーズを5-3で下した。

アンダーソンは次に若手オランダ人ベリー・バン・ピアーと対戦する。彼はサイモン・ウィットロックを5-3で破りイプスを乗り越えた。

「結果についてとても嬉しい。」とバン・ピアー。「サイモンはいくつかダブルをミスし僕がそれをものにしたけど、それは簡単なことじゃなかった。」

「ここのところイプス病になってたけど大丈夫だった。でもワールドユースチャンピオンシップの時は少し出ていた。理学療法士にも通っていたけど、プレッシャーを感じた時それが起きる。

「この状況でプレーするのは難しく落ち着かせようとしてたけど、最後は出てきてしまった。」

元ウォルバーハンプトン準優勝のデーブ・チズナルは強烈なスタートを切り、スコット・ミッチェルを5-2で退け、次に同じセントヘレンズのライバル、ステファン・バンティングと対戦する。バンティングはグループFでジェフリー・デ・ズワーンに5-4で勝利していた。

9月のチャンピオンズリーグオブダーツ優勝のメンサー・スルホビックは1-2ダウンから4レッグを連取し、BDOのNo.1マーク・マクギーニーに5-2で勝利した。

グループGでのスルホビックの次の対戦相手はマイケル・スミスで、この元ワールドユースチャンピオンはジェームス・ウィルソンを5-3で下していた。

bwinグランドスラムオブダーツは日曜、ウォルブズシビックでロビン二回戦が2セッションにわたって行われ、土曜の勝者同士、敗者同士が対戦する。

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