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<メジャー>グランドスラム第6日(ノックアウト一回戦2/2)

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2017.11.17 Fri.

愛娘ゾエちゃんはバン・ガーウェン似なのかしら?

https://www.pdc.tv/news/2017/…

2017年bwinグランドスラムオブダーツ
ウォルバーハンプトン、シビックホール
(カッコ内はPDC賞金ランキング)<カッコ内は試合アベレージ>
11月16日(木)
<一回戦結果>
ダリル・ガーニー(4)<94.62> 10-2 ジェームス・ウェード(12)<90.02>
フィル・テーラー(6)<101.04> 10-4 ダレン・ウェブスター(25)<88.21>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<104.98> 10-3 スティーブ・レノン(83)<94.27>
ロブ・クロス(24)<103.87> 10-7 レイモンド・バン・バーナベルト(9)<98.3>

11月17日(金)
<準々決勝1/2組合せ>
グレン・デュラン(BDO) vs ピーター・ライト(2)
メンサー・スルホビック(7) vs ギャリー・アンダーソン(3)

11月18日(土)
<準々決勝2/2組合せ>
フィル・テーラー(6) vs ダリル・ガーニー(4)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs ロブ・クロス(24)

<フォーマット>
グループ戦 ベストオブ9レッグ
二回戦    ベストオブ19レッグ
準々決勝  ベストオブ31レッグ
準決勝    ベストオブ31レッグ
決勝     ベストオブ31レッグ

<賞金>
優勝 - £100,000
準優勝 - £50,000
ベスト4 - £25,000
ベスト8 - £15,000
二回戦敗退 - £7,500
グループ戦勝者- £2,500
グループ戦3位 - £5,000
グループ戦4位 - £2,500
賞金総額 - £400,000

9ダーツボーナス
30,000ポンド、複数の場合人数割り

マイケル・バン・ガーウェンが木曜、初めて女の子の赤ちゃんゾエに元気付けられ、若手スティーブ・レノンに容赦なく10-3で勝利しbwinグランドスラムオブダーツの準々決勝へ力走した。

このオランダ人は8月に初めて父親になったが、ウォルブズシビックでのノックアウト一回戦会場の観客に混じり妻のダフネと3か月になるゾエを連れてきており、勝利への元気を貰った。

現チャンピオンのバン・ガーウェンは中盤素晴らしいスパートを見せ、アベレージ105でアイルランドの若手レノンのグランドスラムデビュー戦を終わらせた。

オープニングから2レッグを落としレノンは第3レッグで反撃したが、バン・ガーウェンはここからの6レッグで7個の180得点、3つの11ダーツで圧倒、8-1リードへなだれ込んだ。

カーロー出身のレノンは第10レッグでも反応したが第11レッグでバン・ガーウェンは180得点、171得点と続け10ダーツで9-2リードとし、第12レッグこそこの若手も素晴らしい11ダーツで反撃を見せたもののワールドチャンピオンは16ダブルを決め勝利を収めた。

「今夜は僕にとって本当に特別だった。」とバン・ガーウェン。「娘を得たことは僕の人生で一番大きなことだ。どんなタイトルより大きく彼女がここに来てくれたのが凄く嬉しい。」

「僕はトーナメントに勝って家族を幸せにしなければならない。いつでも素晴らしいパーフォーマンスしたいけど僕はリラックスし過ぎてしまい最初のセッションの5レッグは良くなかった。」

「その後は本当にいいプレーが出来たしこの調子を保ちたい。凄く大事なトーナメントだし土曜も行けるよう確認しなければならない。」

バン・ガーウェンは次にロブ・クロスと当たる。これは直近のヨーロピアンチャンピオンシップ決勝の再現だ。サセックス出身で彗星のロブ・クロスはレイモンド・バン・バーナベルトに10-7で勝利し信じられないデビュー年を継続していた。

2012年グランドスラム優勝のバン・バーナベルトは167チェックアウトなどで3-1リードとし、この50歳がさらに4-2リードとするとクロスは2個の180得点、171得点、104チェックアウトなどで4レッグを連取して逆転に成功した。

バン・バーナベルトは反撃し3レッグ連取で7-6リードと試合をコントロールしたかに見えたが、クロスは発奮し180得点からイーブンに持ち込むと11ダーツで再びリード、最後は14ダーツを2回で勝利の幕を閉じた。

「レイモンドは恐ろしくいい奴で試合では多大の尊敬を払っている。しかし僕が勝てて嬉しい。」とクロス。アベレージはほぼ104となった。

「僕は勝った上にプレッシャーの中でも緊張感なくスタート出来てこの上ない幸せだ。いつもどんどん良くなっているしよりいいプレーが出来ているしどんどん進化している。」

僕は決してあわてふためいたりしないけどこれはマイケルとの試合などから学習したもので、マイケルは彼の実行したことが素晴らしい結果となっているし、同じ様に僕も出来ることをする限りそれは素晴らしい結果になると考えている。

フィル・テーラーはダレン・ウェブスターに10-4で勝利し準々決勝進出を決め、ウォルブズシビックに優勝でさよならを言う可能性に近づいている。

この6度のグランドスラムチャンピオンは今年末にリタイアするが、2-2から進撃、素晴らしいダーツでウェブスターを退けてダリル・ガーニーとの対戦へ向かう。

テーラーは3レッグ連取で5-2リードとするとウェブスターも第8レッグで反撃しさらに第9レッグで9ダーツをトライするがミス、するとストークの伝説は120チェックアウトでこのレッグも奪ってしまった。

テーラーはここから3レッグで16ダブルをあがり9-3とリードを拡げると、ここまでダブル率100%のウェブスターは140をチェックアウトし1レッグを返した。しかし相手の57歳は91チェックアウトで準々決勝進出を決めた。

「より長いフォーマットとなるので少し気が楽になるだろうけど、ダレンは凄いプレーヤーだし投げる腕に気迫が入っているし僕は今晩準備をしなければならない。」とテーラー。

「120チェックアウトは大きなショットだった。あのレッグは彼が9ダーツトライで僕にダメージを与えるショットをいくつかしてきたけど、あれで彼を打ちのめしたんじゃないかな。」

「ここからが僕の正念場だ。準々決勝まで1日の間があるので土曜のために準備しよう。」

テーラーは次にダリル・ガーニーと対戦する。ガーニーはウォルブズシビックへのデビュー年だが2度準優勝経験のジェームス・ウェードを10-2で破って準々決勝進出を果たした。

この北アイルランドのエースは先月のワールドグランプリで初めてテレビ放映で優勝を果たし世界ランキングも4位まで上昇したところだが、日曜には優勝してグランドスラムデビューを飾ろうとしている。

ガーニーはオープニングレッグで180得点から100チェックアウトでリードし、ウェードも次レッグで反撃したものの、北アイルランドのエースはここから6レッグを反撃を受けずに連取し7-1リードとした。

ウェードは火が付き171得点から70チェックアウトの14ダーツで返すが、ガーニーは続く2レッグ連取で9-2とし勝利のウィンクを受け、最後はウェードの6本のダブルミスを取り準々決勝へ進出した。

「勝てて本当に嬉しい。」とガーニー。「ジェームスはグループ戦では本来の調子じゃなかった。長いフォーマットなら彼本来の調子が出ると思っていたので厳しい戦いを予想していた。」

「ジェームスはところどころで僕にチャンスをくれていたので僕はそれをものにした。彼は今夜は調子が出ていなかったので比較的容易に勝つことができた。僕はただ勝ちたかっただけで内容などは気にしていない。まだ僕も本調子が出てなかったけどね。」

「僕は自分と戦っている。僕はずっといいダーツをすべきだし激しい練習もしてきたからね。試合に勝つのはいいことだけど今日は僕の最低のアベレージだったし土曜にはもっと良くしたい。」

準々決勝は金曜夜から開始、そこにはPDC世界ランキング2位のピーター・ライト対BDOレイクサイドチャンピオン、グレン・デュラン戦もある。

「いい試合になって欲しい。」と2017年UKオープンチャンピオンのライト。

「長いフォーマットは僕に合ってるけどグレンが凄くいいダーツをしてるしね。彼はとても良い奴だし彼のダーツにはびっくりしている。彼はどの1投もしっかり狙っている。」

デュランは先週土曜からのグループEのロビン戦を素晴らしいダーツで2勝し、「僕は本当に楽しんでおり今は気分も最高だ。」

「ぞくぞくするトーナメントで素晴らしい観客、素晴らしいべニューだ。僕はどの一瞬も楽しめている。」

「準々決勝もスカイスポーツがライブ放映するなど、こんな環境でピーターと対戦出来るなんて本当にやりたかったことだ。」

金曜のその他準々決勝では第3シードのギャリー・アンダーソン対9月のチャンピオンズリーグオブダーツ優勝のメンサー・スルホビックがあり日曜の最終日出場を目指し戦いを繰り広げる。

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