<メジャー>グランドスラム最終日(準決勝、決勝)
MVG、ワールドシリーズファイナルズ、ヨーロピアンチャンピオンシップに続き3連勝のメジャー三冠
https://www.pdc.tv/news/2017/…
2017年bwinグランドスラムオブダーツ
ウォルバーハンプトン、シビックホール
(カッコ内はPDC賞金ランキング)<カッコ内は試合アベレージ>
11月19日(日)
<準決勝結果>
ピーター・ライト(2)<100.69> 16-15 ギャリー・アンダーソン(3)<98.81>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<106.87> 16-8 フィル・テーラー(6)<98.09>
<決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<102.18> 16-12 ピーター・ライト(2)<97.71>
マイケル・バン・ガーウェンが日曜の決勝でピーター・ライトを素晴らしい16-12で破り、3年連続ウォルバーハンプトンのbwinグランドスラムオブダーツのタイトルを獲得した。
このオランダ人は日曜午後の準決勝でも君臨するレベルの高いダーツを見せ、6度のグランドスラム優勝経験でお別れの優勝を狙ったフィル・テーラーを16-8で下していた。
彼はその後決勝で今年3つ目のテレビ放映でのタイトルを狙ったライトを倒し112,500ポンドの優勝賞金を獲得した。
このカラフルなスコットランド人は2017年11トーナメントで優勝し、その中では3月のUKオープン優勝で初めてのテレビ放映でのタイトルを獲得していたが、バン・ガーウェンとのこの試合はオープニングから20レッグまでは分け合った。しかしこのオランダ人を栄冠から引きずり下ろすには力不足だった。
「こんなトーナメントで優勝するのはいつも素晴らしい。特にこのような試合ではね。」とバン・ガーウェン。決勝での彼は4つの100越えのチェックアウト、アベレージは102越えとなった。
「決勝なので僕等はプレッシャーを感じていた。両者ともできるだけいいダーツを見せようとし、それがいいトーナメントになった。」
「10-10の後、ちょっと力を加えた。でも両者は頑張り過ぎたかも知れない、互いに絶対に退きたくなかった。遅かれ早かれピーターは僕を決勝で破るだろうが、今回は僕が勝てて嬉しい。」
「こんなトーナメントで優勝するのはいつも素晴らしい、自信になるし僕のダーツ内容もアベレージ、180得点数ともに優勝に相応しい。」
バン・ガーウェンは愛娘のゾエとステージに登場し勝利を祝い、「トーナメント優勝はナイスだ、世界No.1となるのもいいけどどれもこれを超えることはない。」
ライトは序盤で120チェックアウトなどで2-3、3-4と追いかけるとバン・ガーウェンも12ダーツ、13ダーツ、6本のパーフェクトダーツなどを見せた。
ライトは156チェックアウト、149チェックアウトで10-9リードとすると、バン・ガーウェンも146チェックアウト、100チェックアウトなどで4レッグを連取、これが最終的に試合を支配するきっかけとなった。
第2シードのライトも反撃20ダブル、1ダブルで続く3レッグの2レッグを取るが、バン・ガーウェンは20ダブルで15-12とリード、最後は16ダブルで優勝を決めた。
バン・ガーウェンは10月のワールドグランプリ以降負けなしで、ヨーロピアンチャンピオンシップタイトル防衛、ワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズ優勝、そしてこのグランドスラムオブダーツタイトル防衛と君臨する月となった。
「もう一つトロフィが増えて嬉しい。」とバン・ガーウェン。「こんあ時期があると大きな自信になる。特にもうすぐ始まるワールドチャンピオンシップへの自信につながる。」
「僕はちょっと休憩だ。来週はプレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズだしこれも優勝したいからね。」
ライトは14-8ダウンから素晴らしい反撃を見せ、ギャリー・アンダーソンに16-15で勝利、しかし決勝で敗退となり、「がっかりした。」
「チャンスがあったけど取れなかった。だから彼は世界No.1なんだ。」
「決勝では両方ともベストなゲームをしておらず、僕は試合中ずっと悶々としていた。でもベストプレーヤーがその日を征した。」
「僕に多くのチャンスがあったけど決勝ではいいダーツが出来なかった。決勝での僕のダーツにはがっかりだけど、とにかく決勝まで行けた。」
「今週はいくつかいい試合もあったし、これをポジティブに受け止めたい。」