<メジャー>ワールドチャンピオンシップ開幕!
MVGは12月14日、浅田プロ、テーラーは12月15日
https://www.pdc.tv/news/2017/…
過去最大のWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップが木曜に開幕、フィル・テーラーがダーツスポーツからリタイアする最期のプロフェッショナルトーナメント出場を翌日に控え、マイケル・バン・ガーウェンがアレキサンドラパレスでのタイトル防衛を開始する。
72名の出場者が24か国から集まりクリスマスと新年にかけてアレキサンドラパレスで戦いを繰り広げ、記録的な180万ポンド(約2億7,400万円)の賞金が用意される。
加えてこのトーナメントは伝説の16度のワールドチャンピオン、フィル・テーラーが目前のリタイアを前にした最期のチャレンジとなる。この57歳は1990年からダーツスポーツ界で君臨し続けてきた。
テーラーは金曜、一回戦で若手クリス・ドービーとの対戦で挑戦を開始、彼が夢の17度目の優勝を果たす確率としてスポンサーのWilliam Hillのオッズでは10/1となっている。
「今年は素晴らしい年を過ごしてきたしとても楽しくできた。最期を締めくくって立ち去りたいのでワールドチャンピオンシップでいい成果を残したい。」とテーラー。
「優勝して立ち去れればそれに越したことはない。でも出場が楽しいしベストを尽くす。」
「今年全くプレッシャーを感じていない。ランキングなど全く心配してきていない。だからもっと楽しくできた。」
現ワールドチャンピオン、マイケル・バン・ガーウェンは木曜夜、アレキサンドラパレスでの3度目のタイトル獲得に向け同国人のクリスチャン・キストを相手にスタートする。
元レイクサイドチャンピオンのキストは2017年中ずっと腕の故障に悩まされてきており、バン・ガーウェンが一回戦を勝つオッズは一番人気となっている。またバン・ガーウェンが1月1日に優勝するオッズも一番人気だ。
「去年のワールドチャンピオンシップは特別にいいプレーができたので、あのフィーリングを継続したい。」とバン・ガーウェン。「ダーツスポーツ界で最大のイベントだしここで優勝するのは最大の意義がある。」
「プレッシャーはあるだろうけど自分にとっては心地いいし慣れてきている。今は誰もがいいプレーをするけど僕は自分を信じて自分のゲームに集中する。」
「クリスチャンだけに焦点を当てている。彼は彼の日になればどれだけいいダーツをするか過去に見せていた。怪我をしているようなので彼がどのようなダーツをするか判らない。でも僕は自分自身に集中しミスをしないよう確かめていく。」
オープニングの夜にはベテランのスターで1996年レイクサイドチャンピオンのスティーブ・ビートンもこの大会17度目の出場となりアイルランドからの初出場、ウィリアム・オコーナーと対戦する。
ビートンはプレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズでベスト8入りしており、「あのイベントからとても調子が良くマインヘッドではいいプレーができた。」
「これは素晴らしいトーナメントで一年のうちで皆が一番待ち望んでいる大会だ、だから興奮してしまう。ウィリアムは最近調子がいいし厳しい試合になると思う。十分準備しなくちゃね。」
木曜の試合ではUKオープン準優勝のガーウィン・プライスがワーヴィックシャーの若手、テッド・エベッツと、第32シードのジェームス・ウィルソンがポーランドのクリストフ・ラタイスキーと対戦する。
テーラーが出場する金曜にはステファン・バンティングがディミトリ・バン・デン・バーグと、驚くべきデビュー年となったロブ・クロスがアリパリへのデビュー戦を第20シードとして、浅田斉吾とゴードン・メーザーズの勝者と対戦する。
「本当に興奮している。」とヘイスティング出身で元電気工のクロス。「今年はあらゆるものが僕にとって新鮮で本当に楽しかった。できればワールドチャンピオンシップでも同じ状況で過ごしたい。」
「全員が素晴らしいトーナメントだよって言うし待ち遠しい。でも僕は自分のゲームに集中していたいし。僕の相手については余り知らないので僕は自分の準備を十分にしておくだけだ。」
土曜・日曜には試合は2セッションが行われ、夕刻セッションは一回戦が完了する12月21日(木)まで続く。
二回戦はクリスマスを挟んで開催、トーナメントは12月30日の準決勝まで続けられ、1月1日に決勝が行われる。
William Hillワールドダーツチャンピオンシップの放送はスカイスポーツのダーツチャンネルで12月14日から1月1日までライブで放映される。
全世界への放送はPDCの国際放送網で行われ米国では新たにBBC米国を通じて行われる。
William Hillワールドダーツチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
12月14日(木)
<一回戦組合せ>
スティーブ・ビートン vs ウィリアム・オコーナー
ジェームス・ウィルソン vs クリストフ・ラタイスキー
マイケル・バン・ガーウェン vs クリスチャン・キスト
ガーウィン・プライス vs テッド・エベット
12月15日(金)
<プレリミナリーラウンド組合せ>
浅田斉吾 vs ゴードン・メーザーズ
<一回戦組み合せ>
ステファン・バンティング vs ディミトリ・バン・デン・バーグ
フィル・テーラー vs クリス・ドービー
ロブ・クロス vs 浅田/メーザーズ
12月16日(土)午後セッション
<プレリミナリーラウンド組合せ>
アラン・ルービック vs ブレンダン・ドラン
<一回戦組み合せ>
ベニト・バン・デン・パス vs スティーブ・ウェスト
マービン・キング vs ゾラン・レイクバッハ
ロバート・ソーントン vs ルービック/ドラン
12月16日(土)夕刻セッション
<プレリミナリーラウンド組合せ>
ジェフ・スミス vs ルーク・ハンフリーズ
<一回戦組み合せ>
ジョー・カレン vs ジャーメイン・ワッティメナ
イェル・クラーセン vs イアン・デッカー
ギャリー・アンダーソン vs スミス/ハンフリーズ
12月17日(日)午後セッション
<プレリミナリーラウンド組合せ>
ケニー・ニーエンス vs ジャーミー・ルイス
<一回戦組み合せ>
アラン・ノリス vs キム・ビラネン
カイル・アンダーソン vs ピーター・ジャッケス
ジョニー・クレイトン vs ニーエンス/ルイス
12月17日(日)夕刻セッション
<プレリミナリーラウンド組合せ>
ウィラード・ブルギアー vs コーディ・ハリス
<一回戦組み合せ>
ジェームス・ウェード vs キーガン・ブラウン
デーブ・チズナル vs ビンセント・バン・デ・ブート
イアン・ホワイト vs ブルギアー/ハリス
12月18日(月)
<プレリミナリーラウンド組合せ>
カイ・ファン・レオン vs ポール・リム
<一回戦組み合せ>
メンサー・スルホビック vs ケビン・ペインター
ダリル・ガーニー vs ロニー・ハイブレクト
マーク・ウェブスター vs レオン/リム
12月19日(火)
<プレリミナリーラウンド組合せ>
アレキサンドロ・オレシュキン vs ケビン・ムンヒ
<一回戦組み合せ>
ジョン・ヘンダーソン vs マルコ・カンテレ
レイモンド・バン・バーナベルト vs リチャード・ノース
エイドリアン・ルイス vs オレシュキン/ムンヒ
12月20日(水)
<プレリミナリーラウンド組合せ>
シャオ・チェン・ゾン vs バーニー・スミス
<一回戦組み合せ>
マイケル・スミス vs スティーブ・レノン
サイモン・ウィットロック vs マーティン・シンドラー
ジャスティン・パイプ vs ゾン/スミス
12月21日(木)
<一回戦組み合せ>
クリスト・レイズ vs トニー・アルシナス
キム・ハイブレクト vs ジェームス・リチャードソン
ダレン・ウェブスター vs デボン・ピーターセン
ピーター・ライト vs ディオゴ・ポルテラ
12月22日(金)午後セッション
<二回戦組み合せ>
プライス/エベット vs ホワイト/ブルギアー/ハリス
チズナル/バン・デ・ブート vs ビートン/オコーナー
クラーセン/デッカー vs バンティング/バン・デン・バーグ
12月22日(金)夕刻セッション
<二回戦組み合せ>
スルホビック/ペインター vs ソーントン/ルービック/ドラン
G.アンダーソン/J.スミス/ハンフリーズ vs M.ウェブスター/レオン/リム
バン・ガーウェン/キスト vs ウィルソン/ラタイスキー
12月23日(土)午後セッション
<二回戦組み合せ>
ウェード/ブラウン vs キング/レイクバッハ
M.スミス/レノン vs クロス/浅田/メーザーズ
バン・デ・パス/ウェスト vs カレン/ワッティメナ
12月23日(土)夕刻セッション
<二回戦組み合せ>
ガーニー/R.ハイブレクト vs ヘンダーソン/カンテレ
テーラー/ドービー vs パイプ/ゾン/スミス
バン・バーナベルト/ノース vs K.アンダーソン/ジャッケス
12月27日(水)午後セッション
<二回戦組み合せ>
ウィットロック/シンドラー vs D.ウェブスター/ピーターセン
ノリス/ビラネン vs K.ハイブレクト/リチャードソン
A.ルイス/オレシュキン/ムンヒ vs レイズ/アルシナス
12月27日(水)夕刻セッション
<二回戦組み合せ>
ライト/ポルテラ vs クレイトン/ニーエンス/ルイス
<三回戦 2試合>
12月28日(木)午後セッション
<三回戦 3試合>
12月28日(木)夕刻セッション
<三回戦 3試合>
12月29日(金)午後セッション
<準々決勝 2試合>
12月29日(金)夕刻セッション
<準々決勝 2試合>
12月30日(土)
<準決勝>
1月1日(月)
<決勝>
フォーマット:
プレリミナリーラウンド=ベストオブ3セット
一回戦=ベストオブ5セット
二回戦=ベストオブ7セット
三回戦ベストオブ7セット
準々決勝=ベストオブ9セット
準決勝=ベストオブ11セット
決勝=ベストオブ13セット
※全セットともベストオブ5レッグ
プレリミナリーラウンド以外はタイブレークを適用する。この場合どの試合も最終セットに至った場合2レッグ差をつけ勝利とする。最終セットで5-5となった場合はサドンデスレッグを行う。