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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ、12月14日一回戦

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2017.12.15 Fri.

MVG、アベレージ106.17で進撃開始

https://www.pdc.tv/news/2017/…

William Hillワールドダーツチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
12月14日(木)
<一回戦結果>
スティーブ・ビートン 3-1 ウィリアム・オコーナー
ジェームス・ウィルソン 3-1 クリストフ・ラタイスキー
マイケル・バン・ガーウェン 3-1 クリスチャン・キスト
ガーウィン・プライス 3-0 テッド・エベット

12月15日(金)
<プレリミナリーラウンド組合せ>
浅田斉吾 vs ゴードン・メーザーズ
<一回戦組み合せ>
ステファン・バンティング vs ディミトリ・バン・デン・バーグ
フィル・テーラー vs クリス・ドービー
ロブ・クロス vs 浅田/メーザーズ

マイケル・バン・ガーウェンがオープニング1投目から180得点でWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップのタイトル防衛を開始、一回戦としては歴代3番目となるアベレージでクリスチャン・キストを3-1で下した。

バン・ガーウェンはこのトーナメントのオープニング夜に普通のようにアベレージ106.17という素晴らしいダーツを見せ、ライバルに対し簡単にはタイトルを渡さないという警告であぶり出した。

このどしょっぱなの180得点でバン・ガーウェンは第1レッグを14ダーツで取り、続いて15ダーツ、12ダーツで第1セットを終了、圧巻は141フィニッシュだった。

キストは2セットダウンの後、高レベルで激しい撃ち合いの第3セットではバン・ガーウェンの2つの180得点、2つの12ダーツをどうにか耐え、13ダーツでこのセットを奪い返しその差を2-1とした。

現チャンピオンは危険な匂いに気づき、さらにギアを一段あげ第4セットは114チェックアウトでスタートし再度試合の主導権を取るとまっしぐらに勝ち切りジェームス・ウィルソンとの二回戦進出を決めた。

「アレキサンドラパレスでのワールドチャンピオンシップへ帰ってこれるのはいつもとても嬉しい。トーナメント初戦からこんないい試合ができると自信につながる。」とバン・ガーウェン。彼はこれで30試合連勝だ。

「クリスチャン・キストには良くやったと言いたい、彼は僕に十分プレッシャーを掛けてきたしいいプレーをしてた。彼もアベレージが100を超えてたと思う。いいスタートが切れた。この試合に勝てて嬉しい。」

「僕の調子はいいのは判ってるけど、ところどころ欲しいところでうまく行かなかった。まあ誰と対戦しても僕はいいパーフォーマンスが出来ているので文句は言えないけどね。このトーナメントにはいいスタートが出来たしいいフィーリングだ。」

「彼が素晴らしく出来るのは知ってたけど、後半、彼は腕のトラブルで苦悩していたようだ。でもその状況の中で彼は素晴らしいプレーを見せていた。今夜の彼の調子なら誰とやってもいい試合になってたと思う。僕もより強いダーツが必要となってたから。」

「一回戦としては恐ろしく素晴らしい試合だった。普通一回戦はいつも難しのだけどね。僕はしょっぱなからトップギヤでスタートした。もし相手を見下すようなら逆に殺されてしまう。どのラウンドもどの試合もどのレッグもいいパーフォームをしなければならない。このトーナメントは一年で一番大事だからね。」

バン・ガーウェンの次の出場は12月22日でジェームス・ウィルソンと対戦する。このハッダースフィールドのプレーヤーは一回戦で現ワールドマスターズチャンピオンのクリストフ・ラタイスキーを3-1で下していた。

「いい勝利だ、次に向けて自信になった。」とウィルソン。「緊張しなかったけど何本かはじかれてしまったしあれは僕のせいじゃないと思おうとした。」

「もう少し強くなげようとしたらワイヤに当たった。だから元に戻し入るようにして留まるように願っていた。」

元レイクサイドチャンピオンのスティーブ・ビートンは17度連続のワールドチャンピオンシップ出場でアイルランドからデビューしたウイリアム・オコーナーを実力相応の3-1で下し今年のイベントをキックオフした。

「ウィリアムはいいプレーをするのが判っていた。」とビートン。「でも僕は第1セットをくすね盗り第2セットを取った後でも彼はあきらめるとは思わなかった。彼は自分に集中していた。」

「後半の2セットは二人とも最善のプレーができた。彼は学習したし僕もまだ勉強の途中だ。まだうろうろ迷うし全てが勉強中だ。」

「最後のところは信じられない。両者ともぶつかり合い僕がただトップに入っただけだ。」

UKオープン準優勝のガーウィン・プライスは若手のテッド・エベッツに3-0のストレート勝ちで自身初めてのワールドチャンピオンシップ勝利をエンジョイしオープニングの夜を過ごした。

デベロプメントツアーで大活躍したエベットは先月、ミルトンキーンズで開催されたPDPA予選で優勝、ワールドチャンピオンシップデビューを果たしたが、この20歳は経験値の高いプライスとの大舞台の対戦で落ち着くことができなかった。

「一日中心配していたが今夜いいプレーや出来、一回戦を抜けられたことに感謝している。」とプライス。「この大舞台では未だ勝ったことがなく、正直プレッシャーは大変なものだった。」

「練習してた時に少し余裕ができ、登場してからリラックスできた。第2セットでは1-1となってもおかしくなかったけど幸運にも抜け出すことができた。」

「このイベントでは未だ勝ったことがないので自分にプレッシャーを掛けてしまった。ここ3年全て一回戦負けしてきたのでそう思い込んでしまった。他のトーナメントでは感じないことだ。」

「UKオープンでも一回戦を抜けられなかったけど、一度抜けたら決勝まで行ってしまった。だから後は良くなるだろう。対戦者は気を付けてね。」

アレキサンドラパレスの試合は金曜も続き、伝説の16度のワールドチャンピオン、フィル・テーラーがチャレンジを開始、この57歳はリタイア前に若手のクリス・ドービーと対戦する。

ステファン・バンティングは新ワールドユースチャンピオンのディミトリ・バン・デン・バーグと対戦、彗星のロブ・クロスはワールドチャンピオンシップにデビュー戦となりプレリミナリーラウンドでの日本の浅田斉吾とオーストラリアのゴードン・メーザーズの勝者と対戦する。

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