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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ、12月17日プレリミナリーラウンド/一回戦

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2017.12.18 Mon.

シード3選手が一回戦敗退!不調克服の2人が金星

https://www.pdc.tv/news/2017/…

William Hillワールドダーツチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
12月17日(日)午後セッション
<プレリミナリーラウンド結果>
ジャーミー・ルイス 2-1 ケニー・ニーエンス
<一回戦結果>
アラン・ノリス 3-0 キム・ビラネン
カイル・アンダーソン 3-1 ピーター・ジャッケス
ジャーミー・ルイス 3-0 ジョニー・クレイトン

12月17日(日)夕刻セッション
<プレリミナリーラウンド結果>
コーディ・ハリス 2-1 ウィラード・ブルギアー
<一回戦結果>
キーガン・ブラウン 3-2 ジェームス・ウェード
ビンセント・バン・デ・ブート 3-0 デーブ・チズナル
イアン・ホワイト 3-1 コーディ・ハリス

日曜のWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップはシード選手が相次いで敗れる大波乱に。アレキサンドラパレスではキーガン・ブラウンがジェームス・ウェードに衝撃を与え、ビンセント・バン・デ・ブートがデーブ・チズナルをひっくり返し、ジャーミー・ルイスがジョニー・クレイトンを追い払った。

元ワールドユースチャンピオンのブラウンは今年最大の結果を出し、5セットにわたる激戦の結果第11シードを退けて調子が戻ってきていることを確認した。

ブラウンらしくスタートからウェードに対しリードを維持、スリリングな3-2勝利となった。

オープニングからブラウンが容赦なく飛ばし3レッグを合計42ダーツであがってアベレージも107に到達、124チェックアウトを出すなどあっさりと第1セットを奪った。

試合後半になりウェードの得点力が低下したが第4セットを優勢から取り返し試合は最終セットへ、しかし第5セットはブラウンが力でねじ伏せ後に語られるような勝利を収めた。

「嬉しい、この瞬間を言葉で表すのは難しい。」と喜びのブラウン。「ジェームスはフィル・テーラーと並ぶ僕のヒーローだ。だからただただ素晴らしい。」

「ここ6か月はこのステージに出場するためいいプレーを続けて来たので時間をかけて急がず熱いポテトを投げるようなことをせずリラックスした。この結果成果がでた。」

ゾラン・レイクバッハがブラウンの次の対戦相手だが、この試合のためブラウンはワイト島での研究施設をさらに休暇せざるを得ない。

彼は「火曜に仕事場に戻り、あと一週間の休暇願を出すつもりだ。そして練習に励む。ただ練習だ。それだけが僕がすべきことだ。」

第8シードのチズナルも夕刻セッションでウェードを追いかけてトーナメントを去ってしまった。ビンセント・バン・デ・ブートが大舞台で彼の最上とも思われる試合を見せた。

一年前、バン・デ・ブートは長く背中のトラブルがありダーツを去るかどうか迷っていたが、理学療法のおかげでストレートセットでの勝利となった。

早投げのこのオランダ人は6個の180得点、7個の140得点など得点力で得点力のあるチズナルを上回り、また16本のダブルチャンスに9本を入れるシャープなあがりを見せた。

バン・デ・ブートはこの月曜に43歳の誕生日を迎え、一年前に一回戦で敗退した後ダーツをやめるかどうか家族に相談していたと打ち明けた。

「一度だけやめた方がいいと思った時があった。」「ずっと練習ており出来る事は全てやっていた。時々一日4~5時間もリハビリをしたしいいプレーをする為に貢献した。」

「やめる準備もしたけど女房は2~3年後に後悔するだろうからもう一度やってみたらと言った。だから2年の猶予を設定し最善の努力をしてもだめならやめると思っていた。でも今はもう少しやろうと思っている。

日曜午後セッションではもう一人のシード選手も一回戦敗退となった。ジョニー・クレイトンが先月のプレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズ決勝で見せた好調さを再現できずジャーミー・ルイスに敗退した。

ルイスはPDPA予選3位でアリパリ出場の切符を手に入れ、プレリミナリーラウンドから出場、ベルギーの若手ケニー・ニューエンスを下し、ウェールズ人同士のクレイトンとの試合でステージに戻ってきた。

「僕は5年間PDCでやってるけど、まだ僕ができると判っていることを見せていない。」とルイス。「ようやくその時が来たようだ、今週がチャンスになることを期待している。」

「今年は余りいい年ではなかった。自分でそれを無駄にしてしまい、ミルトンキーンズのワンチャンスだけだったので全力を尽くした。僕も他のプレーヤーと同様いいプレーができると信じている。」

第17シードのイアン・ホワイトは敗退の衝撃を免れた。彼はニュージーランドのNo.1、コーディ・ハリスに3-1で勝利した。

ハリスはこの日早々プレリミナリーラウンドで米国のウィラード・ブルギアーを退けて進出、オープニングの2セットを分け合ったが、第17シードが勝利をたぐり寄せた。

カイル・アンダーソンはヨークシャーからデビューのピーター・ジャッケスに3-1で勝利し、ダブルでの問題も解決したと言い、最低ベスト8入りを目標とするとしている。

「生意気は言いたくないけどトーナメントブラケットを見る限り、正直ベスト8は行けるという気がした。」とオークランドダーツマスターズ優勝者。

アラン・ノリスはキム・ビラネンを3-0で下した。試合はスコアラインが示す以上に接戦となったが、ノリスは好きな20ダブルに難があったものの常にほぼリードし、最終セットではそれも解決していた。

「キムも上手いプレーヤーだ」とノリス。「彼はスカンジナビアでの10トーナメントのうち7トーナメントで優勝してたと思う。でも僕もどんどん経験を積んできている。」

「プロツアーイベントにも多く出場し毎月ステージにも出場している。彼等の場合は年に1度か2度になってしまう。」

月曜は第5シードのメンサー・スルホビックが2004年ワールドチャンピオンシップ準優勝のケビン・ペインターと、ワールドグランプリチャンピオンのダリル・ガーニーがロニー・ハイブレクトと、マーク・ウェブスターが香港のカイ・ファン・レオンかシンガポールのポール・リムのどちらか勝者と対戦する。

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