NEWS

<メジャー>ワールドチャンピオンシップ、12月19日プレリミナリーラウンド/一回戦

0
12
2017.12.20 Wed.

ルイス初めての一回戦敗退、歴史的な衝撃走る

https://www.pdc.tv/news/2017/…

William Hillワールドダーツチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
12月19日(火)
<プレリミナリーラウンド結果>
ケビン・ムンヒ 2-0 アレキサンドロ・オレシュキン
<一回戦結果>
ジョン・ヘンダーソン 3-0 マルコ・カンテレ
レイモンド・バン・バーナベルト 3-0 リチャード・ノース
ケビン・ムンヒ 3-1 エイドリアン・ルイス

12月20日(水)
<プレリミナリーラウンド組合せ>
シャオ・チェン・ゾン vs バーニー・スミス
<一回戦組み合せ>
マイケル・スミス vs スティーブ・レノン
サイモン・ウィットロック vs マーティン・シンドラー
ジャスティン・パイプ vs ゾン/スミス

2度のワールドチャンピオン、エイドリアン・ルイスが一回戦でドイツでの予選通過者ケビン・ムンヒに敗れWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップの歴史に残る一大衝撃に見舞われた。

第7シードのルイスは12年に及ぶこのイベントで一回戦敗退したことがなかったが13は不運のナンバーで、プレリミナリーラウンドから勝ち上がった素晴らしいムンヒに見舞われた。

月曜には63歳のポール・リムの記憶に残る勝利の後、ムンヒは信じられない高得点と大きなチェックアウトに支えられ、トーナメントで長く人気を博したプレーヤーを倒すべく常に一歩前に進んでいた。

ムンヒは8つの180得点のうち7つを大事な7つのレッグで取り、さらに158チェックアウト、118チェックアウト、124チェックアウトなどで1セットダウンから勝利のまばたきを受けるところまで漕ぎつけた。

このボーフム出身の27歳は最近景観造園師の仕事を辞めダーツに専念し出したところで、ルイス自身も納得のいくパーフォーマンスを見せてこの決断が正しかったように思われる。

「信じられない」とムンヒ、彼はこの日早々ロシアのアレキサンドロ・オレシュキンを破っていた。「驚きを感じている。今日やったことを明日も実現しよう。あの瞬間とても自身を持っていたし彼を恐れていなかった。」

「27歳になったし次は二回戦だ。観衆がこれほど騒ぎ立てると思わなかったけど僕はやった。これからリラックスして二回戦のために練習する。」

「これは僕のキャリアで最大の勝利だ。凄く誇りに思う。」

第2セットで2-1とされ、ムンヒは連続15ダーツであがってよろめくダーツから脱出し最終レッグでは180得点からセットを奪った。

第3セットではこのドイツ人の本当の凄さの一部が垣間見られ、ムンヒは3レッグで4つの180得点と158フィニッシュ、118フィニッシュで痛烈な猛攻撃を加えセットカウント2-1としルイスにショックを与え追い詰めた。

第4セットも180得点は続き、加えて素晴らしい124チェックアウトも見せたがルイスも2つの180得点からこのセット2-2と追いついた。しかしムンヒは得点力に勝り第5レッグを容易に取って記念すべき勝利をものにした。

5度のワールドチャンピオン、バン・バーナベルトはアレキサンドラパレスで次々と起こるシード選手の敗退には加わることなく、きわめて順当にリチャード・ノースを3-0で退けた。

バン・バーナベルトはトリッキーな一回戦に対してはエキスパートで、6年連続してオープニング試合を3-0で勝利しており、二回戦では非常に面白そうなカイル・アンダーソンとの対戦を迎える。

彼のこのトーナメント50回目の試合はこのイベントで4位となるアベレージ102を出し、3つの180得点、17個の140越え得点、19本のダブルトライで9本を決めていた。

「トーナメントは沢山あるけど、このトーナメントはとっても特別だ。僕はこの2週間のために全てのエネルギーを蓄えている。」とバン・バーナベルト。「これこそ僕の世界だ。」

「明朝オランダへ戻り、土曜のカイル・アンダーソンとの試合に備える。彼はとんでもない上手いプレーヤーだからね。」

「彼はタフで180得点が多く、ダブルが上手く、ハイオフがうまい。だから彼との試合をとても楽しみにしている。」

スコットランドのジョン・ヘンダーソンもフィンランドのマルコ・カンテレに順当に3-0で勝利、ワールドグランプリの再試合となるダリル・ガーニーとの二回戦へ進出した。

ヘンダーソンは10月のワールドグランプリでマイケル・バン・ガーウェンを倒した最後のプレーヤーで、二回戦ではダブリンで見せたレベルまで顕著にレベルをあげなければならないと考えている。

「マイケル・バン・ガーウェンに勝っても自信が持てないようなら、誰に勝っても自信は持てない。」とヘンダーソン。「僕は彼を破った最後の男でこれは凄くいい地盤で十分自信を得られた。」

「今夜はベストプレーは出来なかったけど土曜はそれを再発見出来たらいいなと思う。ダリルに対するにはそれが必要だ。」

0
12

LATEST NEWS

HOME

NEWS

<メジャー>ワールドチャンピオンシップ、12月19日プレリミナリーラウンド/一回戦