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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ、12月27日 二回戦/三回戦

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2017.12.28 Thu.

超絶レベルアップの下位陣が大波乱旋風

https://www.pdc.tv/news/2017/…

William Hillワールドダーツチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
12月27日(水)午後セッション
<二回戦結果>
ダレン・ウェブスター 4-1 サイモン・ウィットロック
ジェームス・リチャードソン 4-1 アラン・ノリス
トニー・アルシナス 4-1 ケビン・ムンヒ

12月27日(水)夕刻セッション
<二回戦結果>
ジャーミー・ルイス 4-1 ピーター・ライト
<三回戦結果>
レイモンド・バン・バーナベルト 4-1 ビンセント・バン・デ・ブート
マイケル・バン・ガーウェン 4-2 ガーウィン・プライス

12月28日(木)午後セッション
<三回戦組み合せ>
トニー・アルシナス vs ダレン・ウェブスター
メンサー・スルホビック vs ディミトリ・バン・デン・バーグ
ジョン・ヘンダーソン vs ロブ・クロス

12月28日(木)夕刻セッション
<三回戦組み合せ>
ジャーミー・ルイス vs ジェームス・リチャードソン
フィル・テーラー vs キーガン・ブラウン
ギャリー・アンダーソン vs スティーブ・ウェスト

12月29日(金)午後セッション
<準々決勝>
二試合

12月29日(金)夕刻セッション
<準々決勝>
二試合

12月30日(土)
<準決勝>

1月1日(月)
<決勝>

フォーマット:
プレリミナリーラウンド=ベストオブ3セット
一回戦=ベストオブ5セット
二回戦=ベストオブ7セット
三回戦ベストオブ7セット
準々決勝=ベストオブ9セット
準決勝=ベストオブ11セット
決勝=ベストオブ13セット
※全セットともベストオブ5レッグ
プレリミナリーラウンド以外はタイブレークを適用する。この場合どの試合も最終セットに至った場合2レッグ差をつけ勝利とする。最終セットで5-5となった場合はサドンデスレッグを行う。

ジャーミー・ルイスが水曜のWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップで自身の経歴で最高のパーフォーマンスを見せピーター・ライトをノックアウトした。オランダのライバルの二人、マイケル・バン・ガーウェンとレイモンド・バン・バーナベルトが準々決勝で垂涎の対決をすることとなった。

若手のルイスはアレキサンドラパレスにはPDPA予選からの出場となったが、このウェールズ人はいかにもトップシード選手のような驚くべきアベレージ107で第2シードのライトを4-1で打ち破った。

この26歳は信じられない13個の180得点、驚愕の125チェックアウト、123チェックアウト、121チェックアウトと並べ全体のダブル率は54%に達し、爆発的パーフォーマンスとは何かを見せつけた。

ルイスは2セット終了時点でアベレージは120、ワールドチャンピオンシップというような大舞台で滅多にお目にかかれない素晴らしいダーツを見せた。ライトは追いすがるのがやっとだったが、それでもこの2014年準優勝者もアベレージ103に達していた。

「正直、自分でも本当に信じられない。」とルイス。彼は木曜の三回戦でジェームス・リチャードソンと対戦する。「彼といい試合をしたい。決して彼を打ち負かそうと意気込まない。」

「ここ2~3週間いいプレーが出来ている。こういうプレーが続ければいいゲームが出来るだろうけど勝ち負けは別だ。とにかく天にも昇る気持ちだ。」

リチャードソンもベスト16での対戦は初めてだ。彼は元ベスト8のアラン・ノリスに4-1で勝利、堅実なところを見せた。

ダレン・ウェブスターはサイモン・ウィットロックの支配を続け、このトーナメントではこのオーストラリア人に4年間で3度勝利した。

ウェブスターは昨年ウィットロックを4-0で破り、今回ウィットロックは1セットを取ったもののデモリションマンは順当に4-1で勝利した。

「この試合に勝つためにここに来た。」とウェブスター。「以前言ってたようにランキングを上げるために来ているのではない、今は試合をして全部勝つために来ている。」

「あと3試合勝つようなら僕はイングランドで一番のダーツプレーヤーになれる。もう2つ終わったのであと3つだ。」

ウェブスターはベスト16でスペインのトニー・アルシナスとぶつかる。彼はドイツの若手ケビン・ムンヒを4-1で下し自身最高位まで勝ち上がった。

アレキサンドラパレスの二回戦は完了、三回戦の2試合では二人のオランダのスーパースターが自国サッカーのナショナルチームの見守る中で勝利した。

レイモンド・バン・バーナベルトとマケル・バン・ガーウェンがそれぞれ対照的なダーツでベスト16を勝ち上がった。2007年チャンピオンはビンセント・バン・デ・ブートに楽々と4-1で勝利、現チャンピオンはガーウィン・プライスに終始プッシュされ、ようやく4-2で勝利した。

バン・デ・ブートはこのトーナメントここまで1セットも落としておらず、この試合も156チェックアウトと素晴らしいスタートを切ったものの彼の集中はこのセットだけとなり、バン・バーナベルトが9レッグを連取し勝利を決めた。

「僕のAクラスのプレーじゃなかったけどそれでもアベレージは101あった。これには満足している。」とバン・バーナベルト。「幾度かダブルに苦労し彼が取っていった。こんな状況で勝てたのは勿論嬉しい。」

「トンスコアは出せたけど140や180がそんなに多くなかったのでそれでアベレージ101は嬉しい。3試合やって全部アベレージが100越えとなった、これはいい。」

一方、バン・ガーウェンはプライスの猛攻を生き残った。このウェールズ人は0-2ダウンから反撃し追いついたが、3-2とリードできる4本のダーツをミス、2度のワールドチャンピオンがそれをものにした。

バン・ガーウェンはアベレージ100、12個の180得点と最大の170チェックアウトを出していたが、プライスと同数の13レッグ勝ちにとどまり彼の感覚では最低のパーフォーマンスとなった。

「単純に今日の出来は悪かった。」とバン・ガーウェン。「僕は100%じゃなかった。自分で試合を難しくしてたので彼のせいではない。彼は良く戦ってたし絶対にあきらめなかった。」

「レイモンドにはもっといい試合をしなければいけない。今日は僕の85%くらだった。レイモンドにはもっといいダーツが出来る自信がある。」

木曜の試合は三回戦の残り6試合が予定されアレキサンドラパレスで2セッションに分けて開催される。

午後セッションではアルシナスがウェブスターと、第5シードのメンサー・スルホビックがワールドユースチャンピオン、ディミトリ・バン・デン・バーグと、ヨーロピアンチャンピオンシップ準優勝のロブ・クロスがジョン・ヘンダーソンと対戦する。

夕刻セッションはルイスとリチャードソンがオープニング試合で対戦、16度のワールドチャンピオン、フィル・テーラーが最期のトーナメントを続けキーガン・ブラウンと、2度のワールドチャンピオン、ギャリー・アンダーソンがスティーブ・ウェストと対戦する。

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