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Qスクール、多数のBDO有力プレーヤーが出場

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2018.01.16 Tue.

BDO忠誠からの離脱で重大な影響

<出所>Josh's Dartistry

今週末のPDC Qスクールに出場するBDOの有力プレーヤーが増加の一途だ。ジェイミー・ヒューズ、ダリル・フィットンもダニー・ノッパート、ジェフ・スミス、トニー・オシェアに続いてBDOへの忠誠を覆している。

2017年からの変更により、PDCは2箇所でのQスクールを予定しており、英国ではワイガンで欧州ではドイツ、ヒルデスハイムで開催され両方とも1月18日~21日に500名以上のプレーヤーを集めPDCツアーカードを賭けて戦われる。

加えて、PDCはプレーヤーズチャンピオンシップ、UKオープン予選、ヨーロピアンツアーイベントなどのエントリー徴収を廃止したことで、これがBDOのプレーヤーが移籍する大きなインセンティブになっている模様だ。

昨夜レイクサイドワールドのタイトルを防衛したグレン・デュランは週初、「一生涯BDOプレーヤーを貫く」と確認しており、現No.3のジェイミー・ヒューズが今年BDOを離脱する最高位となった。このチップトンのエースはQスクールへ挑戦する決定を自身の公式ホームページで明らかにしていた。

この31歳は、「今年Qスクールへ挑戦する。この5年間BDO関係者にはお世話になり感謝する。将来も頑張って貰いたい。多くの親友、知人と相談し重い決断をした。」

「人生で一番誇りに思ったのはトルコでのワールドカップだ。グレン・デュラン、マーク・マクギーニー、キャプテンのスコット・ミッチェルと共にワールドカップで2つの金メダルを獲得した。素晴らしいチームメートだった。」

「僕にとってトップ5に入る仲間はそのうち4人がイングランドのユニフォームを着ている。こうした中、僕の夢を叶えるチャンスを頂いたイングランドダーツの全オフィシャルおよび僕の名を並べさせてくれたプレーヤーにはお礼を申し上げる。」

ヒューズもストックポート出身の二人、ベテランのダリル・フィットンとトニー・オシェアと共にQスクールにチャレンジする。おシェアは3度のレイクサイド準優勝経験者だが、22年にわたってBDOサーキットで競技してきた。しかし2001年以来初めてレイクサイドチャンピオンシップへの予選通過を逸し、先週(PDCへ)転向することを表明していた。

「ザ・シルバーバック」は親友のダリル・フィットンとワイガンに出場、フィットンは先週のトーナメント二回戦で優勝したグレン・デュランに敗退していた。「ザ・ダズラー」は2002年以来BDOを背負ってきた。その経歴には2009年ファインダーダーツマスターズ優勝、2016年ワールドトロフィ優勝、2度のワールドチャンピオンシップベスト4を経験した。

公式声明でフィットンは「BDOで17年プレーし16度ワールドチャンピオンシップにも出場したもののBDOでの出場は辞めることにした。一つの理由は遠征の削減だ。何年も交渉を続けあと一年と先延ばしにしていたがもう限界だ。」

「PDC Qスクールに出場する。チャレンジツアーもUKオープンもヨーロピアンツアー予選も視野に入れている。移籍して落ち着くまで3か月は必要だろう。これにより遠征を削減し僕の実力回復が望める。」

ヒューズ、フィットン、オシェアはレイクサイド準優勝のダニー・ノッパート、ジェフ・スミスに合流、彼等も先週週初にBDO離脱を表明していた。レイクサイドのベテランで著名なマーティン・アトキンスも2018年に忠誠を変更する。

昨年11月にグランドスラムへ出場したキャメロン・メンジーズもQスクール出場の噂がある。この不思議なスコットランド人は先週第8シードでレイクサイドへデビューを果たしたが、オープニングラウンドでコナン・ホワイトヘッドに敗退し涙していた。

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