<メジャー>プレミアリーグ第4夜
マイケルスミスがトップの座へ、MVG急追!
https://www.pdc.tv/news/2018/…
2月22日(木)
ベルリン、メルセデスベンツアリーナ
<第4夜結果>
マイケル・スミス 7-3 サイモン・ウィットロック
メンサー・スルホビック 7-3 ガーウィン・プライス
マイケル・バン・ガーウェン 7-2 ダリル・ガーニー
ロブ・クロス 7-3 レイモンド・バン・バーナベルト
ピーター・ライト 6-6 ギャリー・アンダーソン
(リーグテーブル)
第4夜終了時点
2→1.マイケル・スミス:8ポイント、レッグ差+14
3→2.マイケル・バン・ガーウェン:6ポイント、レッグ差+12
1→3.サイモン・ウィットロック:6ポイント、レッグ差+7
4→4.ピーター・ライト:4ポイント、レッグ差-1
9→5.ロブ・クロス:4ポイント、レッグ差ー4
6→6.ギャリー・アンダーソン:3ポイント、レッグ差-2
5→7.レイモンド・バン・バーナベルト:3ポイント、レッグ差-5
10→8.メンサー・スルホビック:2ポイント、レッグ差ー5
7→9.ダリル・ガーニー:2ポイント、レッグ差-8
8→9.ガーウィン・プライス:2ポイント、レッグ差-8
3月1日(木)
エクセター、ウェストポイントアリーナ
<第5夜組合せ>
ギャリー・アンダーソン vs ロブ・クロス
ダリル・ガーニー vs ピーター・ライト
メンサー・スルホビック vs マイケル・バン・ガーウェン
レイモンド・バン・バーナベルト vs マイケル・スミス
サイモン・ウィットロック vs ガーウィン・プライス
マイケル・スミスがベルリン、メルセデスベンツアリーナの歴史的な夜にサイモン・ウィットロックを7-3で破り、Unibetプレミアリーグテーブルの単独トップに躍り出た。メンサー・スルホビック、マイケル・バン・ガーウェン、ロブ・クロスも勝利をもぎ取った。
初めてのドイツでのプレミアリーグは記録的な12,000人の観客を集め、スミスは2018年トーナメントで不敗スタートを伸ばし、4試合連続の2ポイントを決めた。
このイングランド人はサイモン・ウィットロックと対戦、ウィットロックもこの試合まではオープニングから3連勝していた。
ウィットロックがまず先制、オープニングレッグでスミスが2本のダブルをミスしたところでブレークした。
このセントヘレンズ出身の27歳はここから4レッグを連取、主導権を取り戻すと3レッグをリードした。
ウィットロックはこの差を埋めきれずスミスが7-3で勝利を決めた。彼はこのドイツでのスペシャルな夜に5個の180得点を見せていた。
「ステージに登場した途端、観客の歓声で身の毛がよだった、ここは本当に興奮した。」とスミス。
「余りいいプレーが出来なかったけど勝つことが出来た。4試合で4勝するなんて素晴らしい。いいプレーをし出したら止まらないだろう。」
メンサー・スルホビックは超満員のメルセデスベンツアリーナで同じく勝ちのないガーウィン・プライスを7-3で下し、プレミアリーグ3連敗に終止符を打った。
このオーストリア人はアベレージ106.53、ダブル率60%に達しほぼ試合全体の主導権を握っていた。
この45歳は5-1とリードすると、今年年初から調子を取り戻していないプライスはこの相手に抗しきれなかった。
スルホビックは結果、7-3で勝利し試合後に喜びを語った。
「観客が凄かった。僕の友達や家族も集まってくれてとても嬉しかった。」とこのオーストリア人。「第1週は緊張した、第2週も緊張した。でもいいプレーが出来たしいい感じになってきた。」
「勝利は嬉しいしドイツに来れたことが驚異だ。完璧な夜だった。」
マイケル・バン・ガーウェンは先週ニューキャッスルでのギャリー・アンダーソンへの勝利に続き、ダリル・ガーニーを7-2で下し、6ポイントでリーグテーブル第2位に躍り出た。
この世界No.1は素晴らしい調子で序盤をアベレージ115とし抜け出したが、途中5本のダブルミスにガーニーが初めてレッグを取り戻していた。
しかしこの2度のワールドチャンピオンは2度と相手にチャンスを与えることなく、一気に6-1リードと道を切り開き、最終的にはアベレージ104、7-2で勝利した。
「僕のプレーはまあまあだったし、2ポイントのために必要な時に必要なショットが打てたと思う。」とバン・ガーウェン。「そんなにミスはなかったし十分自信を持っている。」
「今夜は凄い、ダーツは世界中でこれほど活況に大きく成長している。僕のやっていることが大好きだしそれがとても重要だ。今夜は特別な夜だ。」
ワールドチャンピオンのロブ・クロスはレイモンド・バン・バーナベルトを7-3で下し復調を継続、Unibetプレミアリーグで2連勝となった。
クロスはプレミアリーグを2連敗でスタート、先週のニューキャッスルでピーター・ライトを相手に初勝利をあげ、ここベルリンで5度のワールドチャンピオンを相手に勝利を2倍にした。
このオランダ人は第6レッグを112チェックアウトで3-3に追いつき両者はロックしたかに見えたが、ここからクロスが試合を支配した。
バン・バーナベルトの10本のダブルトライで7本のミスは想定外でそれが中盤にダーツの流れを変え、ワールドチャンピオンが最後は128チェックアウトで終盤の4レッグを連取し勝利した。
「本当に素晴らしい夜で、どのような形であれここに参加できたことは驚愕だ。さらに勝てたことも嬉しい。」とクロス。
「レイモンドは本調子ではなさそうで彼らしくなかった、でも僕のダブルが良く決まりそれは嬉しかった。随分落ち着いてきたし慣れて来た。」
「毎週慣れてきており再び自分を取り戻した。もっと良くなるだろうし100%とは言わないまでも集中を維持するようトライしている。」
ドイツでの信じられない夜の最後はギャリー・アンダーソンが世界No.2のピーター・ライトに3-6ダウンから1ポイントを獲得した。
ライトは序盤の2レッグで3つの180得点を出していたにも拘わらず、アンダーソンは相手よりいい出来で150チェックアウトなどイニシアチブを取り2-0とリードした。
ライトはここで3レッグを連取、初めてリードを奪たがアンダーソンも追いついてきた。
両者キープを続けた後、ライトは12ダーツで5-3リードとし、第9レッグは120チェックアウトで6-3とし最低1ポイントは確保した。
アンダーソンは12ダーツ、11ダーツで最終レッグへもつれ込み、相手方がインブルフィニッシュをミスすると、アンダーソンがインブルフィニッシュし引き分けた。
両プレーヤーともアベレージが105を越え素晴らしい高レベルの戦いで衝撃的な初めてのベルリン大会を閉じたが、ライトは試合後ドイツでのダーツの急激な成長拡大の喜びを語った。
「ドイツでのダーツ人気がここまで来るとは本当に驚愕だ、ファンの皆様にただ感謝を表すだけだ。」とこのスコットランド人、彼は今4ポイントとなった。
「こんな驚愕の観客と出会えるなんてとても特別だ。このような多くの大会が行わること、マーティン・シンドラーのようなドイツ人プレーヤーがいつかプレミアリーグで戦う日が来るだろう。」
Unibetプレミアリーグは3月1日も開催、エクセターのウェストポイントアリーナに会場を移す。