NEWS

<メジャー>UKオープン第二日(ベスト32~ベスト16)

0
0
2018.03.04 Sun.

もう誰が優勝してもおかしくない大混戦

https://www.pdc.tv/news/2018/…

2018Coral UKオープン
バトリンズ、マインヘッドリゾート
(カッコ内は賞金ランキング)

3月3日(土)午後セッション
<四回戦(ベスト32)結果>
キム・ハイブレクト(15) 10-5 ダリル・ガーニー(5)
ギャリー・アンダーソン(4) 10-3 リッキー・エバンス(59)
ロブ・クロス(3) 10-7 カイル・アンダーソン(22)
コーリー・カドビー(70) 10-7 マーティン・シンドラー(64)
クリス・ドービー(34) 10-7 ジェイソン・ロー(98)
マービン・キング(24) 10-8 ジョニー・クレイトン(29)
マイケル・スミス(9) 10-4 ライアン・マイクル(103)
ジョン・パート(98) 10-9 ロン・ミューレンカンプ(51)
ロバート・オーエン(92) 10-9 ナーザン・ラファティ(107)
デービッド・パレット(89) 10-6 ジェームス・ウェード(10)
スティーブ・ウェスト(32) 10-7 マシュー・エドガー(92)
クリストフ・ラタイスキー(75) 10-5 キーガン・ブラウン(47)
ガーウィン・プライス(12) 10-6 ダーク・バン・デュイベンボーデ(120)
イアン・ホワイト(13) 10-8 ジェイミー・ヒューズ(95)
ジャーメイン・ワッティメナ(38) 10-8 ステファン・バンティング(21)
ポール・ホーガン(-) 10-8 ジェフリー・デ・ズワーン(84)

3月3日(土)夕刻セッション
<五回戦(ベスト16)結果>
ジョン・パート(98) 10-8 マービン・キング(24)
ガーウィン・プライス(12) 10-9 ポール・ホーガン(-)
ギャリー・アンダーソン(4) 10-6 ジャーメイン・ワッティメナ(38)
ロブ・クロス(3) 10-3 クリストフ・ラタイスキー(75)
ロバート・オーエン(92) 10-7 イアン・ホワイト(13)
スティーブ・ウェスト(32) 10-9 マイケル・スミス(9)
デービッド・パレット(89) 10-7 キム・ハイブレクト(15)
コーリー・カドビー(70) 10-7 クリス・ドービー(34)

3月4日(日)午後セッション
<準々決勝組合せ>
デービッド・パレット(89) vs スティーブ・ウェスト(32)
ジョン・パート(98) vs ロバート・オーエン(92)
コーリー・カドビー(70) vs ガーウィン・プライス(12)
ギャリー・アンダーソン(4) vs ロブ・クロス(3)

フォーマット:ベストオブ19レッグズ

3月4日(日)夕刻セッション
<準決勝>、<決勝>

フォーマット:ベストオブ21レッグズ

ジョン・パートがマインヘッドで最終日まで進出することになり、Coral UKオープンでの夢の進撃が続いた。ワールドチャンピオン経験者同士のギャリー・アンダーソンとロブ・クロスが垂涎の組合せとして準々決勝で対戦する。

この350,000ポンドのトーナメントはバトリンズ、マインヘッドリゾートで土曜も2セッションで開催され、カナダのスター、パートが何年も前を呼び起こし、ダーツ界の新星たちと共にベスト8へ進出した。

パートはこの土曜、ロン・ミューレンカンプとマービン・キングに大激戦を繰り広げ、2012年のグランドスラムオブダーツ以来となるテレビ放映でのシングルストーナメントの準々決勝進出を決めた。

この3度のワールドチャンピオンは午後セッションでの四回戦でミューレンカンプを接戦で押し切ると、キングには終盤6レッグのうち5レッグを取る大逆転で勝利、この中で109チェックアウト、112チェックアウト、118チェックアウトを見せていた。

「マービンはダブルの調子が上がっていなかったので僕がプレッシャーを掛けることができた。」とパート。彼は金曜の一回戦から5試合を勝ち抜いてきた。

「いくつかのレッグの大事な場面をいいハイオフで奪うことが出来たし、あれがここまで来れた要因だ。明日も同様にいいプレーをする。」

「最近はいつもこういったいいプレーが出来ているので今回大きな挑戦だ。いいチャンスをものにして来たしこのまま継続したい。」

「僕のベストな試合ではなかったけど多分ちょっと疲れが出て来たようだ。でも最終日に僕がベストを出せないとは言い切れないしね。」

一方、アンダーソンとクロスは準々決勝で対戦となった。両者は素晴らしいダーツで五回戦を勝ち抜いた。

アンダーソンはこの大会ここまでのベストとなるアベレージ104.72とし、9個の180得点でジャーメイン・ワッティメナに10-6で勝利、2010年以来のベスト8進出となった。

「今までのところ上手くいっている。」とアンダーソン。彼は土曜にリッキー・エバンスにも勝利していた。

「このトーナメントに優勝できたら素晴らしいね。ちょっと不思議だけどどうにか僕に合っているようだ。」

「試合の流れに乗りたいけど、ここまで複数の早投げプレーヤーと対戦しそれが流れに乗った要因かも知れない。立ちはだかってもし勝てるなら勝ちたい。」

クロスは四回戦でカイル・アンダーソンに勝利した流れでポーランドのクリストフ・ラタイスキーに10-3で悠々の勝利、アベレージは途中104まで達していた。

現ワールドチャンピオンは4個の180得点、素晴らしい143フィニッシュなどでこのイベントでは初めて準々決勝へ進出となった。2年前にはライリーズからのアマチュア予選通過者に過ぎなかったのが急速な進展を果たした。

「ギャリーとの試合が楽しみだ。素晴らしい試合になるだろう。」とクロス。

「いづれにしろ世界一のプレーヤーと対戦できるんだ。いつぶつかるかなんて問題じゃない。」

「高得点を連発し凄いフィニッシュをしなければいけない。試練としてそういう機会があるのは嬉しいしプレッシャーがあった方がいい。」

「UKオープンは全ての基本だ。これがなくては僕がやってきた事は何も達成できなかった。何年も前、この大会が大きく開眼させてくれたし僕を育成してくれたしより良くしてくれた。素晴らしいイベントだ。」

去年の準優勝者、ガーウィン・プライスは五回戦、ライリーズのアマチュア予選通過者で最後に残ったポール・ホーガンとの大激戦を征した。ホーガンも再び素晴らしいベスト16までたどり着いた。

ウェールズのエース、プライスは10個の180得点と火を噴き、アベレージは101.45、しかし粘り強い54歳に最終レッグまでもつれ込まされた。ホーガンは四回戦でジェフリー・デ・ズワーンを倒し2年連続のベスト16入りを果たした。

「ポールの4-1リードとなったが、僕のプレーは絶好調でそれが判ってたし、そのまま行けば反撃もできると思ってた。」とプライス。プライスは9ダーツにあと一歩、12ダブルを外していた。9ダーツであれば35,000ポンドのボーナス獲得だった。

「僕にはこんな試合が必要だった。ポールはタフな相手だし勝てて嬉しい。」

「厳しいプッシュだったけど有難いことに僕には余裕もあった。明日も同じように行ってほしい。」

プライスは準々決勝でコーリー・カドビーと対戦、このオーストラリアのエースは土曜、マーティン・シンドラーとクリス・ドービーを両試合とも10-7で下していた。

「今日の出来よりもっといいダーツができる。でも試合に必要なのは勝つことでそれは達成した。」とカドビー。彼はマインヘッドでは2016年にPDC Unicornワールドユースチャンピオンシップで優勝している。

僕はここにくだらないことをしに来た訳じゃない。僕は勝ために来たし最初からそのつもりだ。」

残る3名のラインアップも揃った。彼等は3人とも初めてのテレビ放映でのPDC準々決勝出場だ。デービッド・パレット、ロバート・オーエン、スティーブ・ウェスト達だ。

パレットは土曜午後セッションで2度のUKオープンチャンピオン、ジェームス・ウェードをノックアウトし、さらにベルギーのキム・ハイブレクトには10-7で勝利した。

彼は次に準決勝でウェストと対戦。このエセックスのプレーヤーはマシュー・エドガーを10-7で倒した時2つの170チェックアウトを出して見せ、さらにマイケル・スミスには最終レッグで決着をつけていた。

ウェールズ人のオーエンは日曜にパートと対戦、このウェールズ人は北アイルランドの十代、ナーザン・ラファティのマッチとなるダーツを生き残り、イアン・ホワイトには10-7で勝利した。

Coral UKオープンは日曜にメインステージだけで残る試合が行われる。

午後セッションで準々決勝が、準決勝と決勝が夕刻セッションで行われ新しいUKオープンチャンピオンが生まれる。

0
0

LATEST NEWS

HOME

NEWS

<メジャー>UKオープン第二日(ベスト32~ベスト16)