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<メジャー>UKオープン第三日(最終日)

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2018.03.05 Mon.

落ち着くところへ落ち着いた

https://www.pdc.tv/news/2018/…

2018Coral UKオープン
バトリンズ、マインヘッドリゾート
(カッコ内は賞金ランキング)

3月4日(日)午後セッション
<準々決勝結果>
デービッド・パレット(89) 10-5 スティーブ・ウェスト(32)
ロバート・オーエン(92) 10-3 ジョン・パート(98)
コーリー・カドビー(70) 10-6 ガーウィン・プライス(12)
ギャリー・アンダーソン(4) 10-5 ロブ・クロス(3)

3月4日(日)夕刻セッション
<準決勝結果>
ギャリー・アンダーソン(4) 11-7 デービッド・パレット(89)
コーリー・カドビー(70) 11-3 ロバート・オーエン(92)

<決勝結果>
ギャリー・アンダーソン(4) 11-7 コーリー・カドビー(70)

ギャリー・アンダーソンが日曜、バトリンズ、マインヘッドリゾートで開催された決勝でオーストラリアの衝撃コーリー・カドビーに11-7で勝利し、初めてのCoral UKオープンタイトルを獲得した。

この世界No.4のアンダーソンはこの優勝で賞金70,000ポンドと2年ぶりのテレビ放映ランキングタイトルを手にした。

アンダーソンは午後セッションの準々決勝でワールドチャンピオン、ロブ・クロスを10-5で下し、準決勝ではデービッド・パレットを11-7で破って決勝進出、元ワールドユースチャンピオンを押さえつけてタイトル獲得となった。

カドビーは序盤70フィニッシュ、87フィニッシュなどで4-1とリードすると、アンダーソンも4レッグで爆発し110チェックアウトなどで5-4リードと大逆転、さらに108チェックアウトなどを含め8-6リードとした。

カドビーも反撃を見せたがアンダーソンは70フィニッシュ、91フィニッシュで勝利のまばたきを受け最後は18ダブルをあがり14ダーツで幕を閉じた。

「素晴らしい。」とアンダーソン。「このトーナメントで優勝するためにここへ来て上手くマネージできた。本当に素晴らしい。」

「金曜、土曜といいプレーが出来たしあれは嬉しかった。でも今日の3試合には苦労した。得点が良くなかったが必要な時にダブルが助けてくれた。」

「最後の3試合では僕はラッキーだった。本当に苦労した。コーリーが良かったし彼への対応には凄く時間を要した、彼は一流だ。」

「将来どうなっていくかは僕には良く判る。彼はこれから長く長く出現して来るだろう。多くの若手が現れ凄い活躍を見せてくるのでトーナメントは毎年毎年難しくなっている。」

カドビーは準優勝で35,000ポンドを獲得た。彼はこの1月にツアーカードを取得後プロとして素晴らしいスタートを継続し、この日曜もガーウィン・プライスとロバート・オーエンに勝ち自身初のテレビ放映でのランキング決勝へ進出した。

このタスマニア生まれのスターはこの後メルボルンへ戻り、2週間後の彼の23歳の誕生日にフィアンセのブレアナと結婚式を挙げる。彼は、「2018年のこれまでは本当に素晴らしい、残りもとても楽しみにしている。」

「僕はただ若いだけだし多くを学ばなければいけない。決勝までこれたのは滅茶嬉しい。準優勝では満足出来なかったけど貰っておく。」

「僕は全力を出したけど、相手が大事なところでダブルを決めてきた。ミスする暇もなくギャリーが抜け出し勝ってしまった。」

UKオープンが新進気鋭のプレーヤーに活躍の場を提供するという役割は続いており、ウェールズのロバート・オーエン、シュロップシャー生まれのデービッド・パレットが初めてのテレビ放映準決勝へ進出した。

オーエンは日曜午後の準々決勝で、復活した3度のワールドチャンピオン、ジョン・パートを10-3で下したが、準決勝ではカドビーに力で押し切られた。このオーストラリア人は9-0リードと吹き荒れた。

「コーリーにやられてがっかりしたけど、僕が本来の僕じゃなかったのにもがっかりだ。」とこのオグモアベール出身の33歳。「初めてのテレビでの準決勝だったし殆どのプレーヤーが到達できないことだ。」

「待っている人にはいい事が起き、一生懸命やれば必ず達成できる。週末はいいダーツが出来ていなかったけど今年の素晴らしいスタートとなった。」

パレットは2017年末にPDCツアーカードが失効していたが、この28歳は元UKオープンチャンピオン、ロバート・ソーントンとジェームス・ウェードを破り、さらに準々決勝ではスティーブ・ウェストを10-5で下して今年を幸先のいいスタートとした。

「準決勝ではがっかりしたけど週末全体ではいい週末だった。」とパレット。彼は今年からケタリングに住んでいる。

「序盤からの10レッグではギャリーは調子が上がっていなかったので、平均的な出来栄えのデーブ・パレットは5レッグを取った。僕はアドバンテージは取っていなかったしその時彼が反撃を開始、彼の攻撃は功を奏した。」

「僕はツアーカードを失ったけど、僕のフォームは今多くのツアーカード取得者よりずっといい。大きな自信もある。僕は相手の手を振り払って準決勝まで漕ぎつけ、この経験から学ぶことができた。」

パートは2012年グランドスラムオブダーツで準々決勝進出以来、テレビ放映イベントで最高の進出を果たした。しかし5試合を勝ち抜いたものの、このカナダ人はオーエンに対しては既にエネルギーを使い果たしていた。

「ここまでいいところもあったけどロバートが序盤からどんどんプレッシャーを掛けて来たので僕が上手く乗れなかった。」とパート。「彼は僕を黙らし素晴らしい試合をしていた。」

「僕は自分じゃない感じだったし彼は凄いダーツをしていた。ちょっとがっかりだけどメジャートーナメントの準々決勝まで来れて嬉しい。僕にとって第一歩だ。」

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