<メジャー>プレミアリーグ第5夜
MVGトップの座に、じわりクロス/スルホビック/バーニー
https://www.pdc.tv/news/2018/…
3月8日(木)
リーズ、ファーストダイレクトアリーナ
<第5夜結果>
マイケル・バン・ガーウェン 7-4 サイモン・ウィットロック
レイモンド・バン・バーナベルト 7-5 ガーウィン・プライス
メンサー・スルホビック 7-1 ピーター・ライト
ギャリー・アンダーソン 6-6 ダリル・ガーニー
ロブ・クロス 7-5 マイケル・スミス
(リーグテーブル)
第5夜終了時点
2.→1.マイケル・バン・ガーウェン:8ポイント、レッグ差+15
1.→2.マイケル・スミス:8ポイント、レッグ差+12
3.→3.サイモン・ウィットロック:6ポイント、レッグ差+4
5.→4.ロブ・クロス:6ポイント、レッグ差ー2
7.→5.レイモンド・バン・バーナベルト:5ポイント、レッグ差-3
8.→6.メンサー・スルホビック:4ポイント、レッグ差+1
6.→7.ギャリー・アンダーソン:4ポイント、レッグ差-2
4.→8.ピーター・ライト:4ポイント、レッグ差-7
9.→9.ダリル・ガーニー:3ポイント、レッグ差-8
9.→10.ガーウィン・プライス:2ポイント、レッグ差-10
第6夜
3月15日(木)
ノッティンガム、モーターポイントアリーナ
<組合せ>
マイケル・スミス vs ピーター・ライト
サイモン・ウィットロック vs ダリル・ガーニー
メンサー・スルホビック vs ロブ・クロス
ガーウィン・プライス vs マイケル・バン・ガーウェン
レイモンド・バン・バーナベルト vs ギャリー・アンダーソン
ワールドチャンピオンのロブ・クロスがマイケル・スミスの2018年Unibetプレミアリーグ不敗を終わらせた。マイケル・バン・ガーウェンがリーズのファーストダイレクトアリーナに集まった観客の前でトップの座に付いた。
今シーズンの第5夜ではレイモンド・バン・バーナベルト、メンサー・スルホビックも勝利をもぎ取り、ダリル・ガーニーとギャリー・アンダーソンは分け合った。
スミスは今シーズンプレミアリーグへ復帰しオープニングからの4試合を全勝としこの夜もリーグトップで迎えたが、クロスとの対戦によりこの継続を阻止された。クロスは3-5ダウンからの反撃での勝利で自身は4位に躍り出た。
魅了された112チェックアウトや最終レッグをインブルフィニッシュでの121チェックアウトで、クロスはシーズンをスロースタートしたものの3試合連続勝利とした。
「最後のインブルフィニッシュは大きかった。」とクロス。「本当に欲しい時こういうのはいいねぇ。」
「前よりいい感じになってきたしリラックスしている。でももっと序盤からエンジンを駆けて相手にチャンスを与えないようにしないと。」
「来週はメンサー・スルホビックとの対戦だしもっと良くなければいけない。試合を通じてプレッシャーをかけることも大事だ。試合の最後だけでなくてね。」
現チャンピオン、バン・ガーウェンはサイモン・ウィットロックを下して5試合で4勝目をあげ、今シーズン初めてトップに躍り出た。
この世界No.1はテーブルのトップに居座るスミスにプレッシャーを掛けることを企てていた。スミスはこのオランダ人に2ポイントをリードしていた。
この試合、相手にアベレージで10ポイントも差がありながら、バン・ガーウェンは相手のオーストラリア人に2度にわたってブレークされ第6レッグではイーブンとするために110チェックアウトも必要だった。
この28歳はここから試合を支配、続く5レッグの4レッグを取りアベレージも100.17に達した。
「ベストパーフォーマンスじゃなかったので懸命だった。一応プレーは出来たけど今はまだベストじゃない。」と2度のワールドチャンピオン。彼は先週のUKオープンでは三回戦でノックアウトされていた。
「幸運にも僕のBクラスのゲームでも今夜のサイモンには足りたし僕の特徴も見せられた。時々はこういうのも必要だ。2ポイントは本当に嬉しい、でもこれよりもっといいプレーはできる。」
2014年プレミアリーグチャンピオンのバン・バーナベルトは劣勢を挽回し、初めてのプレミアリーグ勝利を目指すガーウィン・プライスに7-5で勝利した。
この5度のワールドチャンピオンは第9レッグに往年の彼を思い出させる121チェックアウトでブレーク、第11レッグでも101チェックアウトで再びブレークし6-5とリード、最後は嬉しいインブルでの89フィニッシュで勝利を決めた。
この勝利でバン・バーナベルトは5週間で5ポイントをあげ、近づく審判の夜のリスクから更に一歩遠ざかった。
「PDCは今年ロッテルダムで2試合すると発表し、だからオランダ人としてそれ前に退去させられることなくそこへ出たいし、そのためにも大きな一勝だ。」とこの50歳。
「僕にとって凄く大事な一勝だ。だからとても嬉しい。ガーウィンもポイント獲得に相応しかったけど、こういう展開もあり得る。」
「僕はあきらめなかった。このシーズン後半へ生き残ることが大事で、今5ポイントと増えた。でもあと4週間に備えなければいけない。」
「観客は素晴らしかったし今夜のステージは最高だった。素晴らしい歓迎を受けた。」
スルホビックは世界No.2のピーター・ライトを掃き出した。このオーストリア人はリーズでアベレージ103.01に達し7-1で勝利した。
想定外にライトは素晴らしいスルホビックに圧倒された。彼は7レッグ連取を見せ、今年デビューのプレミアリーグで2連勝し4ポイントを挙げた。
「今日、ピーターはいいプレーをしていなかったけど僕は勝てて嬉しい。」とスルホビック。
「プレミアリーグに参加できてピーター・ライトに勝てるなんて嬉しい。ようやくプレミアリーグに馴染んだ。」
新しくUKオープンチャンピオンに輝いたギャリー・アンダーソンはダリル・ガーニーの2本のマッチとなるダーツミスに助けられ6-6の引き分けを獲得、さらに退場ゾーンから1ポイント遠ざかった。
この北アイルランド人の一勝は抜きつ抜かれつのアンダーソンと分け合うこととなり危険からは1ポイント遠ざかったものの、一勝できなかったことで引き続き最下位から二番目は変わっていない。
「フラストレーションが溜まる。絶対12ダブルは入ったと思った。ダブル6も入ったと思った。でもギャリーが良く粘った。」とガーニー。
「僕はベストじゃないけどいいプレーが出来てるしチャンスを握っている。僕はチャンスを逃してるけどそれはいつもあることだし。」
テーブルの中ほどではアンダーソンはバン・バーナベルトと僅か1ポイント差でプレーオフ進出4人の外で混みあっている。
「屑だ。」とアンダーソン。「今はトップじゃないけどこれから戦う。今まではだめだったけどここから上げて行ってゆっくりでも駒を進める。」
Unibetプレミアリーグは3月15日ノッティンガムのモーターポイントアリーナへ向かう。