<メジャー>プレミアリーグ第6夜プレビュー

審判の夜を左右する重要な第6夜
https://www.pdc.tv/news/2018/…
3月15日(木)
ノッティンガム、モーターポイントアリーナ
<組合せ>
マイケル・スミス vs ピーター・ライト
サイモン・ウィットロック vs ダリル・ガーニー
メンサー・スルホビック vs ロブ・クロス
ガーウィン・プライス vs マイケル・バン・ガーウェン
レイモンド・バン・バーナベルト vs ギャリー・アンダーソン
(リーグテーブル)
第5夜終了時点
1.マイケル・バン・ガーウェン:8ポイント、レッグ差+15
2.マイケル・スミス:8ポイント、レッグ差+12
3.サイモン・ウィットロック:6ポイント、レッグ差+4
4.ロブ・クロス:6ポイント、レッグ差ー2
5.レイモンド・バン・バーナベルト:5ポイント、レッグ差-3
6.メンサー・スルホビック:4ポイント、レッグ差+1
7.ギャリー・アンダーソン:4ポイント、レッグ差-2
8.ピーター・ライト:4ポイント、レッグ差-7
9.ダリル・ガーニー:3ポイント、レッグ差-8
10.ガーウィン・プライス:2ポイント、レッグ差-10
Unietプレミアリーグからの脱落を逃れようとする戦いはこの木曜日、いよいよ佳境となり、トーナメントはノッティンガムのモーターポイントアリーナを訪問する。
下位2プレーヤーが脱落する審判の夜まであと4試合しかなく、第6夜はかなり重要な試合が組まれている。
リーグテーブル上では第3位から第10位まで4ポイントしか差がなく、これはノッティンガムの勝敗次第でトーナメントのタイトルを狙うステージへ進めるかどうか、かなりはっきりすることを意味している。
ワールドチャンピオン、ロブ・クロスは先週リーズでマイケル・スミスに打ち勝ち、3連勝して第4位に躍り出、復調はなはだしいメンサー・スルホビックと第6夜のプレミアリーグを戦う。
「メンサーは偉大なプレーヤーで本当に試合を楽しみにしている。」とクロス。
「彼の投げ方はちょっと遅い、普通の人くらいにもう少し早く投げてくれたらいい。でも彼は素晴らしいプレーヤーだ。彼とは仲良くいつも一緒に練習している。」
「彼の余力は今、僕よりあると思う。前回は彼に負けてるので今回はお返ししたい。」
「ここのところ勝ちだしたし、自身も増し確信が戻ってきた。先週マイケル・スミスとの対戦の後半に向けたタイミングが特別だった。だぶん変化点だと思う。」
「スタートした時は少し尖っていたけど変化があった。今はそれほどシャープじゃないけど徐々に良くしようとしている。」
スルホビックはここ2試合を勝っており、先週木曜も世界No.2のピーター・ライトに7-1勝利と今シーズンの強いフォームを続けている。
「第1夜は全然準備不足だった。でもここ2試合はフィーリングがいい。」とスルホビック。
「プレミアリーグで戦えてとても嬉しい。これは世界で一番のトーナメントだ。先週あたりからフィーリングがとてもいいし大きな勝利だった。」
リーグリーダーのマイケル・バン・ガーウェンはレッグ差だけでスミスの上位となっているが、未だ勝利のないガーウィン・プライスと対戦する。このリーグ最下位の選手は過去12試合以上も戦っているもののこのオランダ人を未だ倒したことがない。
「僕は対ガーウィンでは素晴らしい記録をもっているけど、それが特別にどうということもない。」とバン・ガーウェン。彼はプライスにマッチダーツを見せられたことすらない。
「ここのところ自分のベストダーツが出来ていないけどどの勝利も大事なのでガーウィンに対して十分準備する。先週末はプレーをしなくて何日か休息を取ったのでフィーリングはいい。」
2人の元チャンピオン、レイモンド・バン・バーナベルトとギャリー・アンダーソンがぶつかり合う。アンダーソンはUKオープン優勝、リーズではダリル・ガーニーと引き分け、先週末は2つのプレーヤーズチャンピオンシップの両方を優勝した。
「先週はポイントを無駄にしてしまった。ここまでのプレミアリーグでは堅実さがなかった。」とアンダーソン。「ここ2週間は良かったのでこの調子を維持したい。まだ長い道のりだからね。」
「僕は戦いを続けておりもし相手がダブルをミスしたならそれをもぎ取るだろう。まだ4,5週間残っており(審判の夜まで)そこまでこつこつやっていく。」
バン・バーナベルトは先週プライスを7-5で下し5ポイントとしたが、ここで2度のワールドチャンピオンに出くわし試練を受ける。
「毎週プレッシャーを受け凄く厳しい。」「どの試合でもプレッシャーを受けない相手がない。チャンスになれば絶対取らなければいけない。」
「世界のベストの10プレーヤーが集まっており毎週つぶし合っている。世界のベストプレーヤーを破ることは全てがうまく行ってミスが許されないことだ。」
ノッティンガムでのこの夜は先週リーズで初黒星となったスミスがライトと対戦、一方3位のウィットロックは下から2番目のガーニーと対戦する。
ガーニーは直近の6回の対戦でウィットロックを下している。昨年10月にはワールドグランプリ決勝でも下していた。「僕はサイモンといい友達でこの試合を楽しみにしている。」
「僕はどの試合も楽しみにしている。毎週プレミアリーグでプレーするのが凄く好き。もしリーズのように観客と一緒に楽しめるようじゃなければ、プレーしない方がましだ。」
「僕は今ベストじゃないけどまだチャンスはあると思っている。」