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ヨーロピアンダーツオープン最終日

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2018.03.26 Mon.

2018年を予感させるMVGの活躍

製薬会社バイエル本社のあるレバークーゼン風景

https://www.pdc.tv/news/2018/…

ヨーロピアンダーツオープン
レバークーゼン、オスターマンアリーナ
3月25日(日)午後セッション
<三回戦結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-3 アラン・ノリス(16)
サイモン・ウィットロック(8) 6-1 デーブ・チズナル(7)
ロン・ミューレンカンプ(48) 6-1 ジャスティン・パイプ(30)
リチャード・ノース(49) 6-5 ロブ・クロス(3)
ピーター・ライト(2) 6-2 ジョン・ヘンダーソン(27)
ジョー・カレン(19) 6-5 クリス・ドービー(33)
マービン・キング(21) 6-3 メンサー・スルホビック(6)
ジェームス・ウェード(10) 6-4 マイケル・スミス(9)

3月25日(日)夕刻セッション
<準々決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-1 サイモン・ウィットロック(8)
リチャード・ノース(49) 6-2 ロン・ミューレンカンプ(48)
ピーター・ライト(2) 6-3 ジョー・カレン(19)
ジェームス・ウェード(10) 6-4 マービン・キング(21)

<準決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 7-1 リチャード・ノース(49)
ピーター・ライト(2) 7-4 ジェームス・ウェード(10)

<決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 8-7 ピーター・ライト(2)

マイケル・バン・ガーウェンが最終レッグでピーター・ライトを下し2018年最初のヨーロピアンツアータイトルを獲得、ヨーロピアンダーツオープンタイトルは3度目となった。

レバークーゼン、オスターマンアリーナの信じられない決勝で、バン・ガーウェンは序盤4レッグに渡って苦しみライトがアドバンテージを取った。

バン・ガーウェンのオープニングレッグでのダブルミスに飛び掛かり、ライトは17ダブルをあがってブレーク、リードした。

バン・ガーウェンにも火が付き第2レッグで初めて180得点して48を残したが、ライトが素晴らしい110チェックアウトを見せ2レッグをリード、バン・ガーウェンは驚きを隠せなかった。

この世界No.1は2本で残り80をあがりようやく足掛かりを作ったが、さらにダブルをミス、ライトが2レッグのキープと1つのブレークで5-1リードとした。

ここでバン・ガーウェンがこの試合最高の11ダーツで5-2と差を縮めた。

このオランダ人はライトがやや緩んだ隙に、さらに3レッグを連取し5-5とした。

世界No.2のライトは落ち着きを取り戻し素晴らしい81チェックアウトでブレークバック、6-5リードとしてタイトルまであと2レッグとなった。

さらにプレッシャーの高まる中ライトは78をフィニッシュしてキープ、7-5としてヨーロピアンダーツオープンのタイトル獲得のまばたきを受けつところまできた。

喜びも束の間、一転落胆となりライトはタイトル獲得のインブルフィニッシュをミス、バン・ガーウェンがその差を1レッグまで詰め寄った。

ここでバン・ガーウェンの真骨頂、9個目の180得点で12ダーツとし、差は7-7となくなってしまった。

タイトルに向かったスローイングで、このオランダ人はコンスタントに20トリプルを打ち、両者32残りのところをバン・ガーウェンが16ダブルをあがり13ダーツで終止符を打った。

これでバン・ガーウェンのヨーロピアンツアータイトルは驚くべき21個目となった。

「僕はヨーロピアンツアーが好き。多くの人がいつも見ていてくれて素晴らしい。勝って単純に嬉しい。」

「序盤はひど過ぎた。すごい多くのダブルミスをしたし直さなくちゃ。」

「ラッキーだったけどやることはやったし、勝利をもぎ取るには十分だった。」

「このタイトルは大好きだ、観客も素晴らしいし僕を本当に高揚させてくれた。」

ライトの調子が戻ってきたのはウェルカムだった。Unibetプレミアリーグで3回連続1-7で負けてるので凄い休養が必要だったはずだ。

そして、最終レッグでヨーロピアンダーツオープンタイトルが滑り落ちたにもかかわらず、ライトはレバークーゼンでの自身のパーフォーマンスを喜んでいた。

「僕はずっと苦悩を続けていた。今最も強いマイケル・バン・ガーウェンから7レッグをもぎ取ったという事実に僕は本当に嬉しい。」

「インブルは入ったと思った、ほとんど彼に握手を求めようとしていたけどそうならなかった。」

バン・ガーウェンの力量の一旦はすでに第3日スタートから証明され、アベレージ105でアラン・ノリスに6-3で勝利していた。

準々決勝ではサイモン・ウィットロックはあっさり6-1で敗退、ここでもアベレージは100超えで170チェックアウトも見せていた。

この高得点力は準決勝も続き、リチャード・ノースに7-1で途端に決着をつけていた。

ノースはこの日早々ワールドチャンピオンのロブ・クロスとロン・ミューレンカンプに勝利し、初めてのヨーロピアンツアー準決勝進出を果たした。

ライトの三回戦はワールドグランプリベスト4のジョン・ヘンダーソンに6-2で勝利。

続いてジョー・カレンを6-3で下し、準決勝では復調のジェームス・ウェードを7-4で退けた。

ウェードはここ数か月ボードの前で苦悩していたが、マイケル・スミス戦でアベレージ105を繰り出し勝利、さらに準々決勝でもマービン・キングを下すなど復調を喜んでいた。

ヨーロピアンツアーは3月31日(土)のイースター週末にイベント(2)としてミュンヘンでジャーマンダーツグランプリが開催される。

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